活動データ
タイム
06:37
距離
13.6km
上り
215m
下り
2100m
チェックポイント
活動詳細
もっと見る今年の盆休み北ア遠征は完全な失敗に終わりました…そもそもテン泊装備で縦走できる体力が失われていました。 そして…… またしても寝坊…そして身体は軋んだまま… 天気はガス一杯…既に周りは各々の目的地へと出立を始めている。 中には視界の利かないガスの中を大キレット目指して南進する方々も… 私にも僅かばかり、悪足掻きなのか行けるかな?大丈夫かな?との考えも過ぎりましたが、ザックを担いでそんな考えは雲散霧消… キレットどころか、下山すら怪しい…(;Д;) 外を見て最初に下りようと思った時点で既に答えは出ていたのに女々しいことこの上ない…… ザックを肩にくい込ませ、覚束無い足取りで南岳新道を降りて行く… 10分「下って」は休み、5分「下って」は息を整える… 誰もいない、ガスに包まれた南岳新道をフラフラと下る様はさながら亡者の如く…長い…長く感じる… こんな辛い下山は登山を始めて3回目の黒戸尾根以来か…あの時は疲労よりも脚の痙攣で8時間掛かって下山したが…… 高度を下げるとガスが取れ始めたが、却って暑くなり始める。 岩だらけの登山道から植生が増え始め、登山道が滑りやすくなる… ステップや梯子が壊れている場所も多々あり、滑りやすい岩敷の道と相まって危険な場所も出てきた… 終盤でストックが木の根の隙間に嵌りこみ、バランスを崩して大回転して斜面の樹林帯に転がり落ちる… 密生した草木があって滑落は免れたが、暫く状況が把握出来なかった。 南沢を下りて槍平小屋に下りてくると、それなりの数のハイカーが屯していたが、これから登る方々は高曇りで大変そうだ… 小屋で一休みしてここから新穂高まで約4時間近くかかることを聞く…ダリザンウウモ… 新穂高温泉に向けて歩き出すが、やはり足が重い、荷が重い… 歩きづらい(?)石が敷き詰められた登山道をグダグダになりながら歩く…セミの鳴き声が耳に障る… 壊れたコンデンサーの音のように、ヅィーーーーーーーーーーーーー…と付近で泣き続ける… 頭に血が登って音のする方向に投石をしてしまう始末…もう末期的だ 登山道が7月の豪雨で一部崩壊しており、迂回路を進むが下山しているのに登らされる…死にたい… 穂高平避難小屋で食べたカキ氷が最悪の気分を少しだけ癒してくれ、13時に新穂高に辿り着いた… もう重い荷を担ぐ必要もない…暫くは北アの事を考えたくない位、北アが嫌になった…自分自身の不甲斐なさが嫌になった… バスに乗り込み、平湯を経由して松本駅に帰ってきた。 ここからスタート地点の中房温泉に行くにはもう時間切れであり、松本の中心街の漫喫で一夜を明かす… カプセルホテルは満杯だった…(´・ω・`) 山行は失敗し、徒に金ばかり掛かり、自分自身を含め全てに嫌気がさす…(´・ω・`) そんな気持ちを汲んでくれたのだろうか?詳細は伏せるが、帰り道でバイクで派手にクラッシュし、道路に投げ出される…ヘルメットが無ければ即死だった… 幸い骨は折れずに済んだが、擦過傷と打撲で時間が経つにつれて全身あちこち痛み始める… 事故処理を終えて、公共交通で帰宅する際は痛すぎて悶絶ものであったが、まぁ痛いのは慣れているので我慢が出来るのは幸いだった… 最初から最後までどうしようもない程、自業自得な山行だったとさ… 善因善果は自覚も出来ず、あてにもならないが、悪因悪果は容易に己の身に降りかかるものだ… 暫しこの痛みを以て反省としよう… そしてこの愚者の顛末を見た方々は、以て他山の石となすことを願うばかりである_(´ཫ` )⌒)_ ……なに上手いこと言って纏めようとしとんねん!!ただ単にヘボだっただけやないけ! オマケに事故でバイクも壊して踏んだり蹴ったりの山行やないけ! ■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ 昨日できたことが今日は出来ない…そんな段階に来とんねん! 分を弁えい!ちゅう話じゃけぇ!! もう無茶は出来へんなぁ… ………………… …………… 因みに…帰ってから2週間後、ツェルトのポールがどこにもないことが発覚… 大回転ズッコケ時か、事故の時に紛失したか?お取り寄せまでツェルト封印で御座る(´・ω・`)
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