槍ヶ岳北鎌尾根❕

2020.08.12(水) 3 DAYS

活動データ

タイム

40:34

距離

47.8km

のぼり

3173m

くだり

3172m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 21
休憩時間
1 時間 7
距離
21.0 km
のぼり / くだり
1212 / 891 m
DAY 2
合計時間
15 時間 18
休憩時間
2 時間 33
距離
6.1 km
のぼり / くだり
1476 / 323 m
DAY 3
合計時間
14 時間 54
休憩時間
4 時間 38
距離
20.6 km
のぼり / くだり
475 / 1957 m

活動詳細

すべて見る

十代の頃から登山を始めてずっと憧れてた槍ヶ岳北鎌尾根 自分にはまだ早いとずっと思い続けてましたが回りから行っても大丈夫との言葉を頂きついに挑戦してきました 同行は同じく北鎌初挑戦のN先輩 二日目のログの記録がおかしいです DAY 1 上高地から北鎌沢出合まで 水俣乗越への登りは汗が吹き出ましたが順調に越え北鎌沢の出合まで 先行グループがいるかと思いましたがまさかの貸し切り テン場もマッ平な砂地で流木沢山まさにキャンプ適地 ここを目的で来たいくらいです DAY 2 4時に起床で素早く朝食撤収をすませてまずは北鎌のコルを目指します 昔聞いていた北鎌沢に入ったら「右を3回最後は左」の言葉を胸に左沢に吸い込まれそうになるのをこらえ正確に右沢に入り北鎌のコルにドンピシャ!死語! ここでギアを装着しいよいよ北鎌尾根に取りつきます しかしこの辺りから雨が振り出しだんだんと風も出てきます 迷ったら直登したい自分と慎重なN先輩 慎重に巻き道を探す先輩とそれを待つ自分 雨風も強まりガクガクと震えます これはイカン❕っと、先輩に天気が回復するまで待機を提案するも帰って来た言葉は「その心は?」・・・えっ? 思わず「今ならまだ独標まえ、雨風しのげる場所があるんですぅ」 それに対し先輩は優しく「慎重にルートを探しましょう 笑」 もう先輩が優しいのか厳しいのかわからない・・・行きます行きます⤵️ 直登はしない、待機もしない、しかし止まらない そうと決まれば化繊を着込み&シリアルバーを体にぶちこみ ゆっくりと確実に巻き道・・・ ゴールの穂先がなかなか見えないなか慎重に行きます しかし慎重に行くほどに遠回り 午後になり 雨がやんできて風も収まってきましたが先輩は安定のセーフモード わかってるんです安全第一 笑 目の前にはホールドのしっかりしてそうな5メートルくらいの直登そして不明瞭な巻き道と慎重な先輩 ここは思わず「ここは登りましょう!」天気が良かったらヤンチャモードの自分です 笑 そんなこんなしながら着々と進みながら直登したり懸垂下降したり大きく巻いたり大きく巻いたり 先輩!稜線に戻りましょう!涙 っと、なんとか北鎌平まで来たところで痛恨のミス! 先輩の先に行って良いよの言葉に「槍の直下は右からチムニー」の記録を見ていた自分は北鎌平から右のクライミング用の登攀ルートの踏み跡へ しかもご丁寧にケルンまで積んであったんです 今思いだすとあのケルンが憎いい・・・。いえ自分の確認不足が憎い⤵️ だんだんと不明瞭になるルート⤵️ この小尾根を越えればチムニーが見えるはず×2,3繰り返したところで チムニー、デカ!!! マジ❔❔ これはもしかして間違えてるかもとGPSを確認したら大きくルート外れ&17時 自分はこれから戻るべきか悩みしたが、ここで先輩決断します 「ビバークしましょう」(仏の笑顔) まさかの小槍の直下の崖の中腹でビバーク 大岩にザイルを巻き付け&ハーケン打ち付けてフライシートでシェルター構築 セルフビレイ取ったまま長い夜 軽量化のためにシェラフカバーだけで来たけどダウンパンツが有って良かった~ ナンガ心から感謝✨ 先輩にくっついて夜を越えます ✨ DAY 3 最高の朝焼けを見ながらビバークを撤収し決死のリカバリー どうやってここを来たんだろう?と言う道をザイル使用で北鎌平まで戻り槍の穂先を直登します 途中にあった「穂先は近い 気を抜かず頑張れ」のプレートの言葉を噛み締めながら慎重に慎重に 祠の裏からひょっこり登ると 山頂にいた15名ほどの方から拍手を頂くことが出来ました 先輩と記念撮影してて思わず嬉し涙出そうになりましたよ 笑 そこからは山荘前でギアを解除しひたすら下り 濡れた靴を履いたまま一晩すごした足がふやけて痛い 先輩!靴が濡れるほど雨が降ってる時は休憩しましょう❗️ そして本当にありがとうございました❗️❗️❗️

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。