活動データ
タイム
11:24
距離
15.2km
のぼり
2376m
くだり
2367m
活動詳細
すべて見る登山口に、試練と憧れの碑。 先日富山から夕日に焼けた剱岳を見て、素晴らしいと思いながら、早月尾根なら日帰りできることを思い出した。 以前登頂した時に、早月尾根を登って来た人が異様に興奮していた。見下ろすと早月小屋は遠い。馬場島はもっと遠い。 馬場島にアクセスも悪いので、具体的な計画に至ったことはなかった。 コロナ禍で、日帰りに専念している今にはもってこいではないか。先日富山から見たときは暑さにやられ、登る気もしなかったが、家に帰るとふつふつ湧いてくるものがある。なんで帰って来てしまったんだろうか。今ならまだ時間も取れる。今しかない。 前日入りして仮眠。2時出発。暑さを避けるためにナイトハイク。 順調に登れる。 深夜にしては、割りと人がいる。 トレラン3人組のうち2人と早月小屋で会い、1人と山頂まで同行。1人は先行、有ってないもう1人はより先行。富山から駒ヶ根まで行くとのこと。トランスジャパンの練習かな~。 上部の岩場は思っていた以上にしょっぱい。別山尾根より危ないところはない、と緊張感も持たず、アドレナリンもなく、ついつい鎖に頼りがち。 難しいというより高度感とスラブの恐怖感。西穂→奥穂的、と言っていたおじさんにも会ったが、感覚的には恐怖感が不帰に近い。 山頂は密だった。 カニになって来た人ばかり。帰りもカニになるのだろう。早月尾根は辟易せず、かといって寂しくもなく良かった。 自分もカニ🦀の仲間入りをし、しばらく岩にへばりついて過ごす。 雨の心配はしていなかった。 登り始めは空には雲があり、夜明けに一端とれたが、山頂付近だけ山の上昇気流による雲がかかった。登頂時にはその雲もとれていたが、まだ眺望はまだ雲で得られず。汗が冷えないように一枚着て、オレンジの🦀になっている間にその雲もとれ、絶好‼️ 北アルプスの山々。三霊山の富士山、立山、白山。ザラ峠辺りの滝雲で槍穂だけは見えない。 下山はゾーンに入ってない感から慎重に岩場を降りる。 早月小屋からは暑さがこたえる。 結局ペースが上がらず、登りと同じタイム。 登りでは撮れなかった巨樹の写真を撮る。 なんとか下山すると試練と憧れの碑。素直に読むと次は池の平小屋に行くことになるが…。
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