活動データ
タイム
20:20
距離
26.9km
のぼり
1841m
くだり
3041m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る3日分の長文です🙇 昨年のGWに淀川から白谷雲水峡まで縦走したが、屋久島の雨の洗礼を受け縦走の景色は雨とガスで見ることが出来なかった。 今年は夏に大川(おおこ)の沢登りの計画があり、借りが返せると思っていたらコロナ禍で翌年へ持ち越し。このご時世、ツレと島の状況を鑑みてギリギリに屋久島行きを決定しました。 今年は前回雨で登るのをあきらめた黒味岳と永田岳は絶対外せない✊ 屋久島の三岳(みたけ)と言われている黒味岳(栗生岳)、宮之浦岳、永田岳を登り鹿の沢小屋泊、花山歩道を下山する山旅を計画しました。 荷物の軽量化を目指してアルファ米、ドライフーズ中心。夏なのでシュラフはやめてダウンの上下にシュラフカバー(私はシュラフのインナーシーツ)にしました。 💡🕯️🔋 屋久島の小屋は全て避難小屋なので夕方になると中は真っ暗👀ヘッ電用のスペアの乾電池必携🔋 8/11(火) 11850歩 自宅を朝4時発 鹿児島港南埠頭を8:30発のフェリー屋久島2に乗船、今回車は鹿児島港の駐車場に置いていく。前回は谷山港からフェリーはいびすかすだったが、屋久島2の方がきれいだった。ウミガメの赤ちゃんの水槽もあり子供連れには良いかもしれない。 前日は台風の余波で欠航になって心配したが定刻出港。しかし屋久島宮之浦港に約25分の遅れ。12:30着予定が12:53 到着、バスが12:50発なので急いで行ったが出たあとだった😭(実はフェリーの接続待ちしてないかと淡い期待をしてましたが😢) バスは合庁前で乗り換えなので、タクシーの運転手に事情を話し合庁前までの間にバスを追い越して貰い余裕で間に合った。しかしタクシー代5420円は痛かった‼️ 終点紀元杉で下車。紀元杉は昨年見たのでそのまま今夜の宿泊地、淀川小屋へ。紀元杉を見るならバス停から少し戻らないといけません。 淀川小屋は私ら夫婦とアメリカから日本に来て10年になる日本語の上手な若者とその日本人の友達の計4人。テントが2組。テン泊の京都の就活中の学生さん、地図を持ってないからと私の地図をスマホでパチリ📱YAMAP紹介したけど使ってくれるかな⁉️ 昨年のGWの喧騒が嘘のような静けさでした。小屋で休憩していたガイドさんに翌日の花山歩道の情報を聞くと、黒味岳は素晴らしい山、永田岳から花山歩道を行くのは静かで良いコース、ヒルは標高1600m以上はいない。歩いて貰うと嬉しいと言われた。最終日のタクシーの運転手さんも永田岳と花山歩道は良かったでしょと言っていた。地元の人たちの縄文杉だけじゃないよ!って気持ちが伝わってきた。 8/12(水) 26501歩 本日のメインイベント三岳の黒味岳、宮之浦岳、永田岳へ。 日本最南端の高層湿原・花之江河(はなのえごう)も昨年は暗くてヘッドライトの明かりで歩いたので今回明るくなって歩いて大正解🥰こんなに美しい場所を昨年は真っ暗の中を歩いていたなんて損したな~😅 高盤岳のトーフ岩が見える展望所など寄られる展望所は全て立ち寄り黒味岳へ。なんせ去年は雨で景色皆無だったからね。 往復約1時間なので甘く見ていたがロープが数ヶ所、屋久島には楽な山は無いと思い知る。最後の山頂の岩場からの展望は四方が開けて素晴らしかった。 花も多く時間に余裕があるなら是非立ち寄って欲しい山です。 ⚠️投石平で昨年と同じ所で道を間違えそうになった⛔淀川から来ると思わず真っ直ぐ突き進みたいが手前で右に岩を登り越す(直進すると立ち入り禁止のロープがある) この後、朝露に濡れたヤクザサを掻き分けながら森林限界を抜けると日差しが痛い‼️お天気なのは嬉しいが暑さがこたえる。 宮之浦岳の手前の岩影で昼食をとり、山頂にいた人に写真を撮ってもらった。下から雲が上がって縄文杉や白谷雲水峡辺りは雲の中。早く行かなければ‼️と気が急く。やはり山は早立ちに限る💨特に夏山は午後から雲が上がってくるから。 焼野三叉路から永田岳への道は前日ガイドさんが言われた通りえぐれたりして荒れていた。が、危ない場所には梯子やロープが有ったのでよそ見をしないで足元を確認していけば大丈夫。整備に感謝🥰 山頂が近付いてから日陰がなく、水の残量が気になりだした。永田岳山頂直下でまたもやロープ😥ここにザックを置いて空身で山頂へ。しんどかったけど山頂からの景色にまた元気が湧く‼️ メインの縦走路から外れているがほんとに登って良かった。宮之浦岳の方は雲に覆われ始めた。 ローソク岩展望コースで楽しみにしていたローソク岩は雲の中😭諦めきれず、何度か振り返るとちょうど雲が切れ姿が見えた🕯️ ここから鹿の沢小屋まで近いがやはり道が荒れて厳しかった。水も無くなり最後の30分はカラカラで干からびそう。水場が多いので油断していた。こんなにお天気🌡️だと途中で補給するべきだった。 鹿の沢小屋は貸切でした。 ⚠️トイレは遠く、沢を渡って行くので夜寝惚けて歩くのは危ないし怖い😥地図には携帯トイレブースが有るはずだが分からなかった。(撤去されているかも❓️小屋の中に便座が下げてあったから) ⚠️花山歩道への道は永田歩道(トイレ側)とは違うので明るい内に確認しておいた方が良い。もしくは明るくなってからの出発にした方が安全。 ⚠️テン場🏕️は小屋横の花山歩道側の沢を渡って登ったところにあります。小屋よりは快適かも。詰めれば3~5張りはいけるか? 8/13(木) 34549歩 いよいよ下山。 私にとっては花山歩道と大川林道が今回の核心部だった。 前日の教訓で飲み水は多め。 ⚠️このルートの水場は花山広場と花山登山口のみ。 小屋の横から沢を3ヶ所渡り、急登を登ったり下ったり。ピンクのテープを辿って行きます。雨の時は沢の渡渉、要注意⛔ ☝️間違えそうな場所や切れ落ちてる場所にはロープが張ってあります。整備してくださり感謝感謝です。 昨年の縄文杉ルートの巨木やモッチョム岳の巨木達にひけをとらない花山歩道の巨木達、まさに原始の森を歩く。ただ、厄介なのは山蛭😖ヒル下がりのジョニーを靴、足首回りのスパッツ、タイツのウエスト回り、手袋、ボウシに振りかけ、沢を渡渉したらまた足元に振りかけての繰り返し。お陰で足元にうごめく奴らは度々見かけましたが献血せずに済みました😌途中すれ違ったお兄さんは腕を献血した💉と言って噛み後を見せてくれた。半袖じゃね😅鹿の沢小屋の沢付近にもいました。ご注意を‼️ ヒルに気を取られた訳では無いがこめかみと耳の後ろを虫に刺されました。虫除けスプレーやハッカ油も振ってたけど😅 ようやく大川林道へ。 来年は近くの大川橋から入渓予定なのでツレと偵察。美しい沢ですが水量が多かった🌊 ⚠️登山口出て左、大川へ向かうとすぐ左の山側に水場💧がある。水は豊富。ただ、水を汲む所までの足場が悪いので気を抜かないように☝️滑りやすいです。 ここから大川の滝のバス停まで2時間😭下山したらそこはもう亜熱帯🏝️暑いしもうヨレヨレ🔥熱中症寸前でした🥵 予定していた15:25のバスでは宮之浦港に17時過ぎにしか着かないことが分かり慌てます。なぜなら宮之浦港のコインロッカーに預けている荷物は港の建物が17時に閉まるので取り出せなくなるのです😭 着替えや諸々困るじゃん‼️なのでツレと話してタクシーを呼ぶことに。 携帯が繋がらないのは分かっていたけど開けた場所だと繋がると聞いていたので林道で何度も試したり、海に降りればなんとかなると思ったけど海岸沿いの道路でも繋がらない。荷物諦める?それともヒッチハイクする?でもコロナのご時世だし😓 すると大川の滝の湧水を汲みに来た観光客にツレが事情を話し携帯が繋がるところでタクシーを呼んで貰うようお願いしました🙏約1時間後まつばんだタクシーが来たときは涙が出そうでした。 お名前も聞いてなかったけど家族連れの若いお父さん、ありがとうございました🙇 17時前に無事港に着きました。 大川の滝バス停の横に大川の湧水があります。この水があったお陰で頭や顔も洗って冷やされたしタクシーも呼んで貰えた‼️まさに命の水でした⛲️ タクシーの運転手さんもガイドブックには無い話やヤクスギランドと白谷雲水峽の名付けの話など面白い話をたくさんしてくれて眠るまもなく宮之浦に到着しました。西部林道の方が近いからと細い道を走ってもらい助かりました。タクシー代11500円😂 8/14(金) 民宿で時間があったので益救神社(やくじんじゃ)に参拝し御朱印をいただきました。 現在はコロナウイルス感染予防のため御朱印帳に直接ではなく一枚紙に書いたのをいただくようになっていました。あと、縄文杉が織られた登山守りもいただきました🙏 宮之浦港には民宿から送ってもらい10:45の高速船トッピー3で鹿児島へ12:35無事到着。我が家は17時前に帰宅しました。 昨年は雨の洗礼☔今年はタイトな時間🕔に追われたもののまわりに助けられて思い出に残る山旅となりました。 長文なのに最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。私の備忘録にするため長くなってしまいました。
活動の装備
- モンベル(mont-bell)U.L.サーマラップパーカー
- スポルティバ(LA SPORTIVA)トランゴアルプエボGTX
- アウトドアリサーチ(OUTDOOR RESEARCH)フレックステックスⅡゲイター
- その他(Other)SAWYERソーヤーミニ
- シルバ(SILVA)シルバNo.3
- オリンパス(OLYMPUS)デジタルカメラtg5
- その他(Other)ハッカ油(丸ビン詰替用)20ml4001
- モンベル(mont-bell)ストームクルーザー ジャケット Women's
- グレゴリー(GREGORY)ディバ60
- その他(Other)マウンテンイクイップメント パウダーパンツ(ダウンパンツ)
- ライペン(RIPEN)ビバークツエルト スーパーライト
- その他(Other)ISUKA PURE SILK SHEET ピュアシルクシート
- モンベル(mont-bell)ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー
- プロトレック(PRO TREK)PRW30004JF
- 山と道(YAMATOMICHI)UL Pad 15
- フォックスファイヤー(FoxFire)アクアガードエスケープサコッシュ
- キーン(KEEN)Womens Shanti Arts
メンバー
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