浅見茶屋へ行くも…

2020.08.13(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 25
休憩時間
35
距離
8.9 km
のぼり / くだり
684 / 751 m
44
30
1 48
38

活動詳細

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コロナの影響で、浅見茶屋が土日営業していないと知り、このお盆休みを逃すと次はいつ行けるかわからないので行くことにした。 本陣山とイモリ山を登ればちょうど開店時間の11時に間に合いそう。 朝食はクリームパン6個入のを2個だけ食べて準備万端。 しゃりバテしないか心配だけど…。 西吾野で下車して、森坂峠(北)へ向かう。 入口は以前と変わらないが、草薮すごくなってくる。 日当たりの良いところだし、夏は誰も通らないのだろう。 草薮(おそらくススキ)がすごくて道がわからないし、この先も続くのかと思うと嫌になってくる。 ふと右の植林を見ると、薮が無く歩きやすそう。 さっそく取り付くと、露岩が見えて来て、南北朝時代は砦だったらしいのも納得。 薄い踏み跡が左についていたのでそれを利用して登り切ると、岩の上に近代的な設備の土台が置いてある。 これはいったい何に使うためのものだったのだろう? アンテナしか思いつかない…。 ここからは歩きやすい尾根になり、布が二つぶら下がっているのを見つける。 広げて見たらスズキとか書いてあるので、自動車整備工場の幟のようだけど、誰がここまで持って来たのだろう? こんなところでバイクや車の宣伝しても意味ないだろうし…。 バリをやると、摩訶不思議なものに出会ってしまう。 モサモサの薮となるがこれはたいした障害では無い。 次第に傾斜が急になって来て、汗がダラダラ垂れて来るので、何度も立ち止まっては汗を拭うことを繰り返しているとあっという間にタオルがビショビショになってしまった。 虫もブンブンうるさいし~。 やっぱり、草薮かき分けて強行していれば良かったかな~。 どうにも登れない傾斜になると、左に踏み跡が伸びているのを見つけて、これ幸いとそちらへ進む。 倒木をよけて進むと明るくなってアンテナの立つ見覚えのある場所に出た。 こんなとこに出るのか~! 登山道に出てザックをデポして、本陣山山頂へ。 相変わらず薄暗い。 この先に本陣平という場所があるので、それはいつかまた寒くなった頃に行ってみようと思う。 戻ってザックを回収し、ズンズン下ると森坂峠(北)に着く。 アクリル道標はまだ健在で、風が抜けて行くので気持ちが良い。 シャーベットもいい感じでとけていて、全部飲みたくなるほど、最近これが夏のお楽しみ。 あちこちで虫がバタバタしているのにびびりながら、登って下ると森坂峠(南)。 昔は小学生が通学で使っていた峠道らしいが、今は廃道、特に東側は倒木が酷くて物好き以外は歩けない。 (歩いたから知ってるんだけどね) 直登を避けて左へ緩く登って、尾根上に出ると右に鋭角に曲がる。 間違えて直進しないように横木があるのだが、以前よりも増えてる感じ? イモリ山を巻くところには祠があってなぜか五円玉ばかり置いてある。 御縁は大切ですね、独り身は寂しいよ~。 五円玉を見るたびに切なくなってくる。 尾根上に出たら、ザックを置いてイモリ山を往復。 岩峰なので展望良さそうだけど、それ以上に樹木が育っていて展望はほとんどない。 戻ってザックを回収し、尾根上を進むといきなり眩しくなって暑い。 送電鉄塔に出たみたいだけど、見上げると太陽が眩しくて直視できない。 周辺が伐採されていて、なかなか良い眺めだけど、またしても薮で進めなくなる。 送電鉄塔は日当たり良くて、薮になりやすいんだよね。 少し戻って、赤テープのところから巻道があることに気が付いてそれをたどる。 少々荒れているが、この際文句は言えない。 なんとか尾根上に出るが、とにかく遮るものがないので、暑い! 早く日陰に入らねば~。 振り返れば、伊豆ヶ岳の眺めが良く、なかなかの展望地。 樹林の中を緩やかに進むと、登山道に出て峠の前という場所。 ここからは蜘蛛の巣が無いので、バスターマシンをしまう。 沢を越えて緩く登ると、柿ノ木峠。 以前から気になっていた高松というピークに行ってみる。 廃道の南川口参道を少し進んで、鞍部から尾根上を登ると、露岩が出て来る。 なるほど修験者が修行していたような岩だな。 高松は平頂、植林ばかりで松は見当たらない。 柿ノ木峠に戻って、子の権現方面へ登って行く。 時計は10:40で浅見茶屋の開店まであとわずか。 車道に出てわずかに進んで、吾野方面へ下る。 ジグザグ下って、降魔橋を渡り、車道を下ると浅見茶屋が見えて来た。 時計を見ると11時ちょうど。 ん? やけに静かだな。 本日休業の看板。 ままままままさか? お盆休業か~~~~? 今日はこれだけが楽しみだったのに~。 ベンチに座って、ストックをしまっていると、汗だか涙だかよくわからないごちゃまぜの液体がボタボタと垂れて来た。 次に浅見茶屋へ行けるのはいつになるんだろう? 11:05になっても店が開く様子が無いので、下ることにした。 この車道がまた長いんだ。 吾野駅に着くと美晴休憩所が営業していた。 以前から気になっていた昭和なお店。 せっかくだし入ってみることにした。 もりそば650円を注文。 風が抜けて気持ち良い店内。 女将さんの話しによると、昨日は11時から真っ暗になってゲリラ豪雨がすごかったそうだ。 横瀬は全然降ってなかったから不思議。 12:09ですか? と聞かれ、時刻表が頭に入っているのはさすがだと思う。 明日はどこへ行こうかな~?

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