船倉弁天道丁石(9基の現存を確認)

2020.08.12(水) 日帰り

活動データ

タイム

02:41

距離

4.2km

のぼり

255m

くだり

256m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 41
休憩時間
12
距離
4.2 km
のぼり / くだり
255 / 256 m
2 41

活動詳細

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高取町の船倉弁天神社(船倉神社)の参道に残る丁石。 2018年の調査で7基(1・2・3・4・X・7・10丁石)の現存を確認していた。   「船倉弁天道の丁石群」 (アメーバブログ)   https://ameblo.jp/prizmilk/entry-12383899022.html 今回2年ぶりに調べてみたところ、 前回見落としていたと思われる2基(5・9丁石)を確認し、 船倉弁天道の丁石は(10基中?)9基が現存していることがわかった。 (あと1基、まだ見落としている可能性あり) ------------------- それぞれの丁石の、頭頂部の形、「道」の字の有無、施主など。 1丁石 駒型 「辨天神社道 一丁」 下市(下市町) 木本 下渕(大淀町) 畠山  2丁石 駒型 「辨天神社道 二丁」 尼ヶ生(西吉野町) 鎌?田  3丁石 駒型 「辨天神社道 三丁」 藤井(高取町) 川西  4丁石 駒型 「右 辨天神社 四丁」 北宇智村小和(五條市) 福岡恒太郎 (※表面処理の仕方が違う)  5丁石 蒲鉾型 「辨天神社 五丁」 戸毛(御所市) 高…(埋没)  X丁石 不明 「不明」 天下茶屋(大阪市) ○○(水本?)清太郎  7丁石 駒型 「辨天神社 七丁」 戸毛(御所市) 岩?本材木店  9丁石 駒型 「辨天神社 九丁」 御?所? 木村シヲ?…(埋没)  10丁石 駒型 「辨天神社 十丁」 宇… 

高取山 高取町丹生谷の奥山集落から丁石道が始まる。祠の前に十丁石が立っている。
高取町丹生谷の奥山集落から丁石道が始まる。祠の前に十丁石が立っている。
高取山 十丁石。「辨天神社 十丁」の下に施主の名が刻まれているが判読は難しい。
十丁石。「辨天神社 十丁」の下に施主の名が刻まれているが判読は難しい。
高取山 十丁石から少し進む。左手は前回訪問時は藪だったと思う(?)が、草が刈られていた。
十丁石から少し進む。左手は前回訪問時は藪だったと思う(?)が、草が刈られていた。
高取山 その刈られた草の中に折れた石柱を見つけた。草を除けてみる。
その刈られた草の中に折れた石柱を見つけた。草を除けてみる。
高取山 九丁石だった…。前回は完全に見落としていたものだ。
九丁石だった…。前回は完全に見落としていたものだ。
高取山 折れた根元部分。
折れた根元部分。
高取山 しばらく進むと、右の斜面に石柱が2つ転がっているが…、
しばらく進むと、右の斜面に石柱が2つ転がっているが…、
高取山 これは七丁石。ふたつに折れている。2018年に見つけた時は半分埋まっていたが、掘り出されて向きも逆になっている。
これは七丁石。ふたつに折れている。2018年に見つけた時は半分埋まっていたが、掘り出されて向きも逆になっている。
高取山 2018年の発見時の七丁石。当時は半分埋まっていた。ほぼ同じ位置から撮影。
2018年の発見時の七丁石。当時は半分埋まっていた。ほぼ同じ位置から撮影。
高取山 ライトを当てて浮かび上がった「七丁」の文字。
ライトを当てて浮かび上がった「七丁」の文字。
高取山 少し進んで、右の斜面に折れた石柱のようなものが見える。
少し進んで、右の斜面に折れた石柱のようなものが見える。
高取山 X丁石だ。2018年の発見時の写真。全体が苔生していた。
X丁石だ。2018年の発見時の写真。全体が苔生していた。
高取山 これも少し掘り出されているようだ。上部は行方不明だけど文字の内容から丁石だと思う。たぶん6丁石か8丁石じゃないかな。
これも少し掘り出されているようだ。上部は行方不明だけど文字の内容から丁石だと思う。たぶん6丁石か8丁石じゃないかな。
高取山 その先に分岐がある。左は市尾へ通じる旧道。ちょっと入ってみよう。
その先に分岐がある。左は市尾へ通じる旧道。ちょっと入ってみよう。
高取山 急な斜面(ロープあり)を登ると…、
急な斜面(ロープあり)を登ると…、
高取山 池がある。旧道は池の左側を回って山越えしていたようだ。
池がある。旧道は池の左側を回って山越えしていたようだ。
高取山 池沿いに道は続いている。
池沿いに道は続いている。
高取山 きっとこの谷を登るんだな。この先はまた次のお楽しみに置いておいて、参道へ引返す。
きっとこの谷を登るんだな。この先はまた次のお楽しみに置いておいて、参道へ引返す。
高取山 参道に戻り少し進むと五丁石があった。うん、これも前回見落としていた。
参道に戻り少し進むと五丁石があった。うん、これも前回見落としていた。
高取山 こんなに判りやすい場所にあるのに。以前は草が茂っていたのか、または掘り出されたのか。。この参道の丁石は前回の調査後に人の手が入っているのは確か。
こんなに判りやすい場所にあるのに。以前は草が茂っていたのか、または掘り出されたのか。。この参道の丁石は前回の調査後に人の手が入っているのは確か。
高取山 根元を少し掘ると、戸毛(御所市)の施主の名が。
根元を少し掘ると、戸毛(御所市)の施主の名が。
高取山 そして四丁石。
そして四丁石。
高取山 この四丁石だけ石の表面処理の仕方が違う。
この四丁石だけ石の表面処理の仕方が違う。
高取山 そして「右」の指示がある。
そして「右」の指示がある。
高取山 しばらく進むとやがて市尾方面への旧道の分岐に着く。
しばらく進むとやがて市尾方面への旧道の分岐に着く。
高取山 ここには祠と不気味な廃屋(茶屋の雰囲気?)があり、祠の前に…、
ここには祠と不気味な廃屋(茶屋の雰囲気?)があり、祠の前に…、
高取山 三丁石が立っている。三丁石から上の丁石には「辨天神社道」と、最後に「道」の文字が入っている。
三丁石が立っている。三丁石から上の丁石には「辨天神社道」と、最後に「道」の文字が入っている。
高取山 高取町藤井の施主の名がある。
高取町藤井の施主の名がある。
高取山 ここから雰囲気ががらりと変わり、つづら折れの急坂になる。
ここから雰囲気ががらりと変わり、つづら折れの急坂になる。
高取山 燈籠の跡かな。
燈籠の跡かな。
高取山 二丁石。
二丁石。
高取山 こちらには尼ヶ生(西吉野町)の施主の名。
こちらには尼ヶ生(西吉野町)の施主の名。
高取山 そして一丁石。ぜーぜー。
そして一丁石。ぜーぜー。
高取山 下市(下市町)と下渕(大淀町)の施主の名が見える。
下市(下市町)と下渕(大淀町)の施主の名が見える。
高取山 そして、船倉弁天神社(船倉神社)に到着! 以前は倒壊していた社殿が仮社殿?として祀られていた。 参道の丁石で見つかっていないのは、あと1基。みなさんも探してみて。 ではまた!!
そして、船倉弁天神社(船倉神社)に到着! 以前は倒壊していた社殿が仮社殿?として祀られていた。 参道の丁石で見つかっていないのは、あと1基。みなさんも探してみて。 ではまた!!
高取山 各丁石の寸法。
各丁石の寸法。

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