家族で大菩薩嶺-大菩薩峠-石丸峠ぐるり一周(上日川峠スタート/ゴール)

2020.08.11(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 37
休憩時間
1 時間 45
距離
8.4 km
のぼり / くだり
723 / 725 m

活動詳細

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今年の遅い梅雨が明けた8月、久々の登山に家族4人で出かけました。 体力もないだろうし、家族なので比較的簡単かつ時間もかからず、でも登山の醍醐味を少しは味わいたい、ということでかつて一度台風で断念した大菩薩嶺へ行くことにしました。 今年はコロナによる外出自粛の方も多いだろうから、きっと道路も比較的すいているだろうと、自家用車で登山口まで行くことにしました。 上日川峠から大菩薩嶺-大菩薩峠をぐるっと回ってくる計画ですが、せっかくなので峠からすぐに下りてくるのではなく石丸峠まで行って沢渡りをしながら帰ってくるルートにしました。 時間にして30分増えますが、それでも3時間45分で帰ってこれるようでしたので、9時にスタートすればお昼をとったりしても2時には戻れると考え、上日川峠へ9時着の計画に。 駐車場は上日川峠近くの第1~3駐車場からは少し離れた湖北岸駐車場に入れれば、この時期なら間違いなく止められるだろうと。10分少し余分に歩くことになるがそれは仕方がないだろう、との思いから、途中で湖側に左折して(今、218号は通れますが、201号は2019年の台風の影響で通行止めだそうです)湖北岸を目指しました。ところが途中に「通行止め」の看板。んっ?一番広いところが使えないとなると駐車出来るかなぁ、と不安な気持ちになりつつも上日川峠へ向かうと、第3駐車場は十分すいてました!100台くらい止められそうなところに10~20台くらいしか止まってません。よしよし。 ところがこの時点で思ったより時間がかかり9:45になってました。 さっそく上日川峠のトイレをお借りして出発! 舗装道路もありつつも登山道で福ちゃん荘まで。 ここで息を整えつつ次の唐松尾根ルートへ向かいます。このルートで一気に本日最高峰の大菩薩嶺の一歩手前、雷岩まで登りますが、そんなに高低差もあるわけでもないし、初心者向けと聞いているので何とかなるだろうと軽い気持ちでスタートしました。が、これが結構きつい!途中からのガレ場は歩きにくいし坂は急だし、次第に木も少なくなり太陽がカンカンに照らす元、汗だくでヒーヒー言いながら登りました。 が、ついた雷岩はまぁ~絶景! 今回の投稿の表紙の写真も雷岩からとった風景です。 岩の上や岩の下に10人~15人くらいの人が思い思いにくつろいでました。 寝っ転がる人休憩してる人バーナーでお湯を沸かしてお昼の人も。 岩以外には遮るものがないので結構風は吹いてました。汗だくの体にはそれがとても気持ちよかったです。 そこから大菩薩嶺までは木々の中を歩き、結構あっという間に到着。 周りは見晴らしもなくちょこんと山頂のマークがあるだけ。つまらん。 また雷岩まで戻ってきて、いざ大菩薩峠までの期待の尾根歩きへ! 最高の天候の中、これから歩く(しかも下り!)登山道がぶわ~っと見渡せるのがなんとも気持ち良い! ・・・なのですが、ここの尾根って南側の斜面はず~っと見渡せるのですが、北側斜面はほとんど見えないんですね。左右の斜面が眼下に見下ろせると思っていたのですが、そこがちと残念。 そんな中えっちらおっちらと長い尾根を降りていくとやっと大菩薩峠にたどり着きました。 ここで待望のお昼。中学・高校生の子供たちはカップラーメンを所望だったのでまずは湯を沸かし、大人は持ってきたお握りと自然解凍OKのおかず詰め合わせで食事。追加で沸かしたお湯で各自好きなスープを溶かして飲みごちそうさまでした。これで水2Lは使ったのでリュックが断然軽くなる! ここでおトイレをお借りして、いざ石丸峠へ。ここで一つ勘違いが。大菩薩峠から石丸峠までもあまり何も考えず下りだろうと思ってたのですが、峠から峠ですからねぇ、そりゃあ当然間には山が一つあるのは当たり前。熊沢山って言うんですね、ごめんなさい。 ということで再度(ちょっとではありますが)えっちらおっちらと山を越えると笹原っぱの石丸峠が眼下に開けて見えます。そしてこの日は大菩薩峠から石丸峠向かいは他に誰もいなく、ず~っと静かな中を歩き通せました。自然を満喫! ここからは上日川峠へと帰るだけ。正直ここからは下りだけだし、岩場もないし、標準時間のもしかしたら半分くらいで歩けるのでは?などと心の中では思っていたのですが、甘い!! 確かに下りだし岩場はないので、前半は笹原の中をてけてけと歩くだけで順調だったのです。が、後半になると木の根っこがボコボコと出ていて、一歩一歩の段差がある坂を下りることになり、正直足がもつれて何度もつまづきヘロヘロとなってしまいました。県道と交差するところが2か所あるのですが、その直前はもうボロボロ。後で地図を見ると確かにこの辺りは等高線に対して直角に下りてる。 でもその後は沢渡りが3か所あり、変化にとんだ道を歩いて帰ることができてよかったです。 ちなみに沢渡りは、初めの沢は大きな岩を5,6個飛んでわたり、2つ目の沢はしっかりとしたちっちゃな木橋がありそれを渡り、3つ目の沢は一番小さかったので一歩で渡るというサイズのものでした。 よっぽど小さい子(園児以下とか?)でなければ渡ること自体は誰でも大丈夫そうでしたよ。 (季節や天気にもよるのかもしれませんが) 最後に上日川峠のトイレの後ろに出てきてゴール! ちなみにこの時点で15:15、この後お風呂に入りたく、天目温泉を目指していたのですが16時に締まるとのことで断念(急いで車で向かったが目の前についた時点で15:50でした) 急遽探した「やさしい手(甲州市大和デイサービスセンター)」のお風呂が使えるとのことで急行。 結果16:00について16:30までお風呂可とのことで九死に一生を得ました。 ただ帰りの高速で、あろうことか大事故があったらしく、勝沼すぐから小仏トンネルを過ぎるまでの超ロング渋滞に久々にはまったのは疲れました。 総距離:8.2km 累積標高差:上765m,下765m コースタイム:標準3時間45分 コース定数:17  byヤマケイ

大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ファーストポイントの福ちゃん荘で
ファーストポイントの福ちゃん荘で
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 唐松尾根ルートの最初の道、歩きやすくってwelcome!って感じ
唐松尾根ルートの最初の道、歩きやすくってwelcome!って感じ
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 唐松尾根ルート途中で左手にちらっと見えた風景
唐松尾根ルート途中で左手にちらっと見えた風景
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 次第に坂が急になってきたところで望めた後ろの風景、富士山がぁ~
次第に坂が急になってきたところで望めた後ろの風景、富士山がぁ~
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 ガレ場が次第に本格化、きつい!
ガレ場が次第に本格化、きつい!
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 雷岩到着からの富士山!遠くの雲海がず~っとつながっていて目線よいも低いかも!?
雷岩到着からの富士山!遠くの雲海がず~っとつながっていて目線よいも低いかも!?
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 同じく雷岩から
同じく雷岩から
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 雷岩を写してなかったのでパシャリ
雷岩を写してなかったのでパシャリ
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 雷岩から大菩薩峠に向かう尾根伝いルート その1
雷岩から大菩薩峠に向かう尾根伝いルート その1
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 雷岩から大菩薩峠に向かう尾根伝いルート その2
雷岩から大菩薩峠に向かう尾根伝いルート その2
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 雷岩から大菩薩峠に向かう尾根伝いルート その3
雷岩から大菩薩峠に向かう尾根伝いルート その3
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 賽ノ河原の休憩所(避難所?)
賽ノ河原の休憩所(避難所?)
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 賽ノ河原から振り返ってきた道を見る(左上の雲がかかっているところが雷岩)
賽ノ河原から振り返ってきた道を見る(左上の雲がかかっているところが雷岩)
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 賽ノ河原のちょい先に行くと眼下に大菩薩峠の介山荘(大菩薩峠)が見えました
賽ノ河原のちょい先に行くと眼下に大菩薩峠の介山荘(大菩薩峠)が見えました
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 介山荘(大菩薩峠)を見下ろしている人たち
介山荘(大菩薩峠)を見下ろしている人たち
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 大菩薩峠を過ぎてまた登るのかぁ~の道
大菩薩峠を過ぎてまた登るのかぁ~の道
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 熊沢山を過ぎて開けた眼下に石丸峠の交差点(?)が見えます
熊沢山を過ぎて開けた眼下に石丸峠の交差点(?)が見えます
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 石丸峠。さらに進むと小金沢山に行けるって
石丸峠。さらに進むと小金沢山に行けるって
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 石丸峠。私たちはここから上日川峠に戻ります。この時はもう帰ったつもりに・・・
石丸峠。私たちはここから上日川峠に戻ります。この時はもう帰ったつもりに・・・
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 あちこちでよく見た花、名前はまだ知らない・・・
あちこちでよく見た花、名前はまだ知らない・・・
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 石丸峠からの帰りは、はじめは良かったんです、こんな感じの道で歩きやすくって
石丸峠からの帰りは、はじめは良かったんです、こんな感じの道で歩きやすくって
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 沢渡り3本目、一歩で渡れます
沢渡り3本目、一歩で渡れます
大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山 沢渡り3本目、渡った後振り返ってパシャリ
沢渡り3本目、渡った後振り返ってパシャリ

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