疣岩山・三国岳・種蒔山・草履塚・飯豊山・駒形山

2020.08.10(月) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 54
休憩時間
1 時間 25
距離
15.7 km
のぼり / くだり
2129 / 488 m
1 25
1
42
58
15
28
1 3
DAY 2
合計時間
9 時間 41
休憩時間
2 時間
距離
18.4 km
のぼり / くだり
692 / 2334 m
10
7
37
19
14
47
29
54
1 36
15
1 2

活動詳細

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コロナ禍の長期休暇で予定していた行事が全て延期になり遠方の大きな山に行ける機会が出来ました。この機会を逃すまい。毎回の決まりセリフですが・・・ 今回はまず、てんきとくらすで検索し天気が良いのは山を選ぶことと テント泊の予約が不要ところが条件で合致したのが飯豊山でした。 他の東北やアルプスの山々は天気が悪かったのとテント場の予約が必要でした。 すぐにこんどはYAMAPにて検索しbamoさんの3日間山行きの日記に影響されて 私はテント担いでのんびり登山で大日岳を最終目標とする3日間の計画にしました。 さて実際は・・ 弥平四郎からのルートが広島県からは近くていいのではないかと安易に考えて弥平四郎集落からスタートしました。車は弥平四郎分校跡に駐車させていただき魚釣り人見つけたら110番の看板にびっくりし間違えられないかなど思いながら奥川沿い砕石の道を歩きました。 祓川駐車場手前では雨の影響か道路が削り取られていて4輪駆動でないと先へすすめないのではないかと思う所が1か所ありました。 駐車場からは祓川山荘と新長坂を経由して疣岩山へ向かうのですが 水場が点在し樹林帯の中を静かに歩けました。 新長坂では霧が徐々に晴れていく中隣の左手の稜線がクッキリしていくので早く先は進みたい気持ちが高ぶりました。 疣岩山手前で開けた所に到着すると南側は歩いた来た稜線、北側のこれから向かう山々ははっきり見えて気分も晴々しました。そこでお会いした方々と少しお話をして先に進みました。 ここからの飯豊山はとにかく遠っかったです。いくつものピークを登り降りして、ここにきてテントの重量に肩が痛くなってきて、開けた所なので晴れの直射日光の熱さに苦しめられました。 救いはここに来ていることだけだったと思います。本谷小屋には予定通り到着しましたが 水は1L飲んでいていつもの倍の消費でしたので体力消耗が激しいことが分かりました。 テントを1年ぶりに眺めが良いのと風の影響が少ない平な場所に組み立てし、完成後賞味期限が迫った梨の缶詰めで一服しました。苦しかった事は忘れてテント内で横になり東北の山々を見ていると幸せだなーとつくづく感じていつしか寝てしまいました。 どのくらい寝たのか歓声が聞こえてきて目がさめました。それは夕日が沈む景色にテン泊の人々があげた声だったのでしょう。私は飛び起きて夕日の沈む方向を見ました。 辺りは真っ赤で大日岳が黒くその横に太陽が沈むところでした。 しばらくボーっとたたずみながら太陽が山影へ落ちていくのを眺め暗くなったのでまた寝てしまいました。夜は風の音で目が覚めました。何やら風でテントの一部を飛ばされた方が小屋に停めてもらううとかなんとか聞こえますが風でテントがガサガサしてよく聞こえないのと自分のも飛ばされないかどうかでそれどころではなかったような気がします。明日はテントをデポジットして大日岳を目指すぞと思いスマートホンでててんきとくらすを見ました、明日はA。明後日はなんとCになっているではないですか。明日に飯豊山と大日岳を登頂して明日中に下山出来る体力はないと思います。 100円にぎって風の中、山小屋のトイレに向かいました。月明りでも星が沢山見えました。 用を済まして考えをまとめ明日は飯豊山と駒形山までで引き返し下山することに3日間を2日間に計画変更することにしました。 翌朝は目覚ましでまた飛び起きました。朝日はまた周囲を赤くそめ山々は静かにたたずんでいました。ここまで来れて見れ良かったなとしみじみと思いました。 軽い朝食を済ませ飯豊山と駒形山まで向かいました。まずは小屋のすぐそばの神社にお参りさせていただき、それから稜線を軽快に歩きました。歩きながら見渡すとどこまでも広がり続ける山々が改めて山奥深い所にいる事を実感させてくれました。 テントに戻り水を補給するため水場に行くと小屋の方々が氷を取っているところに居合わせました。水場は雪渓の上部にありますが氷はロープで下の方から引き揚げ水場で洗い背負子で担いで小屋まで運ぶとゆう大変な重労働されているので冷たい飲み物がいただけるのだとわかりました。 それからテントを仕舞帰り支度をしいざ下山へ。 太陽が高く登る前に稜線を通過し樹林帯へ入らないと体力が消耗されるので少し急いで歩くことにしました。樹林帯の木陰には予定通り入れたのですがそこからは太ももの筋肉が疲労して曲げるのがつらくなりいつもの半分の速さの歩きとなりました。 立ち休憩は1時間ごと座り休憩は2時間ごとの基準は崩れ去り、しんどい時に座り休憩をする計画性のないことになったのが反省点です。がそこまできちんとしなくても無事に下山できればいいのでは、これを是正するためには筋力を増強しなくてはならずそれはまた課題が出来ていいのではないかと思っています。 行きに雨の影響か道路が削り取られている所を通りましたが 復路でその削り取られた道路修繕工事の方々とも居合わせお話出来てこれも何かしらのご縁があるのかなと思いました。 とにかく遠い飯豊山。 しかしながら素晴らしい体験が出来て最高に嬉しい事となりました。 本日の時事。ベラルーシ大統領選、現職6選確実 不正告発相次ぎ緊迫。

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