父と、三条の湯テント泊（3泊4日）雲取山登山・丹波天平経由下山【写真大量】

初めての山小屋テント泊。 2泊3日のつもりが、3泊4日になりました。 ザックの重さは平均16～17キロ。 デフォルト起床時間は4時。 【1日目】 初めての奥多摩。 鴨沢西バス停から歩いてお祭バス停へ。 そこから車道を歩き、林道を歩き、車道で足にダメージ食らいつつ、8時間かけて三条の湯へ到着。 その時点で結構父がバテていたので、受付時に3泊出来ないか確認して空いているらしいので2泊3日を3泊4日に変更してもらう。受付は一日ごとなので、一日ごとにお会計。 温泉付き山小屋。やはり温泉は最高でした。 滝沿いの涼しいサイトが水場も近かったのでそこにテントを張りました。 夜ごはんは、岩塩プレート焼肉。 【2日目】 雲取山に向かうために、荷物はテントにデポして、アタックザックで山頂を目指す。 お昼ごはんは、三条の湯のちらし寿司弁当。 コースタイムは約3時間ながら、昨日の疲れを引きずる父のペースに合わせて5時間かけて三条ダルミ到着。 この時点で父がバテすぎていたので、基本的にコースタイムの倍以上かかる想定で計画を変更。 14時頃に何とか雲取山の山頂到着。 山頂には鹿の親子がいました。 ここで食べた三条の湯のちらし寿司が美味しすぎた。 ごはんとトイレ休憩だけして、さっそく下山開始。 この時点で私の右足が靴擦れしてしまったのでペースダウン。 三条ダルミなら電波が入るので、帰るのが遅くなる連絡を入れる。 案の定、暗くなってしまった為、私はナイトハイク完全装備で20時頃にようやく三条の湯へ戻る。 結局、雲取山ピストンは13時間ほどかかりました。 お風呂だけ入らせてもらって、晩ごはんも食べずに就寝。 【3日目】山の日 父がバテすぎているので、この日は休息の日。三条の湯でまったり過ごすことにしました。 ちらし寿司弁当が美味しかったので、昨日のうちに頼んでおいたのでそれを朝ごはんに。 朝からダラダラ色々作りつつ食べて、午前中からお風呂に入ったり、テントでお昼寝したり、山小屋の方々と色々お話しをしながらゆったり過ごしました。Chill(*´ω｀*) キャンプは父も楽しかったようで、疲れると機嫌悪くなるし、今度からはめちゃくちゃ余裕を持ってかつ、父とはもっと低山で良いのかなと思ったりしました。 昼ごはんは、三条の湯の鹿肉カレー。 夜ごはんは、ペペロンチーノとナポリタン（ケチャップ薄め） 明日のお昼ごはんは、笹の葉で包んだおむすびとソーセージを焼いてジップロックで保存。 【4日目】 サオラ峠・丹波天平（たばでんでいろ）経由で下山。 山小屋のマスターには3時間見とけば大丈夫と言われていたものの、ザック16キロくらいあるし、父もバテているし、もっと遅いなと6時間を予想。大変お世話になった山小屋の方々に深く頭を下げて下山開始。 サオラ峠の道が崩落箇所ありき、道迷いしかけて、危うく違う方向へ行きかけたので地図見て10mくらいで引き返しヒヤッとしました。 父の様子を見ながら休み休み、サオラ峠へ。 サオラ峠から丹波天平まではコースタイム通り到着。見晴らしの良い芝生の登山道でとても良かったです。 問題は、丹波天平からバス停に至るまでのコース。 緩やかな登山道と聞いていたのですが、傾斜がほぼ崖。 高度が下がるほど、細かい砂利道で横幅も狭く、かつ、下に向かってナナメという危なさしかなかったので、手に汗を握りながら集中して下山。1歩踏み外せば滑落しそうな道で本当に怖かったです。 私は基本的に止まらずよちよち歩きでも足を進めていたのですが、気付くと父が休んでいて後ろについてきて居ない状況だったので、安全箇所を見つけては振り返り、父を下から見守りつつようやく下山。三条の湯から結局10時間ほどかかりました。 道の駅たばやまに着いたものの、着いたのが17時前くらいだったので終バス時間を考えると日帰り温泉でゆっくりできないと判断してとりあえず休憩してバスで奥多摩駅へ戻る。 丹波山村は、景色がすごく良くて、The 山里だったので、ここは登山なしでも普通に来たいなと思いました。 どうやら武田の甲州金山の村でもあるようですし。 道の駅売店やってなかったしリベンジしたい(･ᾤ･) 父が疲れすぎて不機嫌で眠いとのことで、奥多摩駅からは直帰。 私は松屋でねぎたま牛丼買って帰りました。 【総評】 初めてづくしのテント泊だったので、ハプニングしかなかったと。 コースタイムは基本的に当てにならんので、倍で見積もってはいたものの、還暦の父的には暑さもあったし大変だった様子。私は終始結構元気でした。 ただ、大変だったからもう山登らない！とかそんなことはないらしく、低山で慣らしてまた色々行けたらなと思いました。 楽しい登山にしたいものです。 雲取山山頂の景色が曇天でそこまでよくなかったので、またいずれ私だけでもリベンジしたいなと思います。 三条の湯は本当に最高だったので、また行きたいなと思っています。 ここにいる時はコロナ禍でいることを忘れられました。電波もないし。 ただちゃんと対策は私も山小屋もしていたので、やはり今世界は病気なんやなとふと思い出しました。 虫対策をしていても、蚊とブヨに私だけ35箇所くらい刺されたので虫に対しては本当に殺意しかない(･ᾤ･) あと虫耐性が50あったとしたら、80くらいにレベルアップしました。虫居すぎて恐怖より殺意が勝る。 それでもありがとう北見ハッカ油と蚊取り線香。 靴擦れは見た目がグロいものの痛くないのですが。 こうも毎回靴擦れしてるということは、靴があってないのだなということで…。今度買いに行こうと思います。 大変な登山でしたが、達成感はありました。 トータルした標高が富士山超えで笑いました。 またぼちぼち、色々登っていこうと思います。