至福の白峰南嶺縦走(笹山~農鳥岳)

2020.08.10(月) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 15
休憩時間
2 時間 18
距離
13.8 km
のぼり / くだり
2604 / 590 m
10
5 22
52
27
1 10
DAY 2
合計時間
7 時間 44
休憩時間
1 時間 22
距離
16.7 km
のぼり / くだり
870 / 2883 m
19
2 38
1 51
21
3

活動詳細

すべて見る

夏山第二弾、今回もハイカーの少なそうな山という事で南アルプスの笹山から農鳥岳の稜線を歩いてきました。 行程は奈良田湖から直登し縦走、大門沢登山道を利用して下山するというものです。 荷物の重さのせいで登り下りがとにかく苦しく、景色を楽しんでいる余裕はありませんでしたが稜線に出ればそこは天上の楽園。全周どこを向いても山に囲まれ、足元はお花畑と最高の縦走路でした。 ■1日目 奈良田湖に掛かる吊橋を渡り第三発電所の脇を通り入山。麓から稜線までの標高差1900mを一気に突き上げます。 しかし噂通りいきなりの急登で300mも登らないうちにバテはじめ弱気に。1600m付近で沢水を3.5L補給しさらにペースダウン。笹山南峰に着くまで一体何度現在位置を確認したことやら… このルートは近年笹山ダイレクト尾根と呼ばれるようになり入山者も増えたのか、踏み跡・赤テープは随分と多くなっていました。それでも破線路であることに変わりはなく、しばしば踏み跡を外したり灌木が煩い場所が多かったりと消耗させられます。道標も最低限でした。 やっとの思いで笹山南峰・北峰へと立つと南アルプスの絶景に迎え入れられます。北へ縦走し白河内岳、大籠岳、そして広河内岳と至るまでガスに巻かれることもなく、次々と現れる大展望とお花畑を心ゆくまで楽しむ事ができました。 ただし笹山~広河内岳もゴーロ・ガレ場・ハイマツ漕ぎが連続しおよそ一般ルートとは言い難い状態です。特に岩場は重装の身には厳しいものがありました。 靴擦れと荷の重さに農鳥小屋まで行けず幕営適地で行動停止。(ということにしてください…)天の川に流れ星、甲府の光に浮き上がる富士山にしばし見惚れて少しの寒気と倦怠感の中眠りに就きました。 ちなみに稜線上はなんと4Gの電波が掴めます。意識が途切れるまでインターネット三昧というおよそ南アルプスのマイナールートとは思えない体験でした。 ■2日目 夜半より風が強く様子見で予定を30分遅らせて3時起床に変更。 朝焼けを見たり朝食を摂りながら風の止む瞬間を盗むようにテントを撤収します。 大門沢下降点でザックをデポし、サブ装備で強風吹き付ける農鳥岳・西農鳥岳をピストンしました。空気の薄い中での岩稜のアップダウンは地味に苦しいですが山頂での素晴らしい眺めにそんな苦労も吹き飛ばされます。 下降点から先は嫌になるくらいの長い急下降が続きます。序盤はハイマツをはじめ灌木が覆いかぶさったような所が多くザックを何度も引っ掛けました。大門沢小屋より下では桟道や渡渉の連続、これがなかなかテクニカルで面白いやら大変やら……。 そして極めつけが揺れる吊橋、そして先のコンクリート橋は渡る事ができず足首を濡らしての渡渉と中々にハードな行程でした。 以上、クリティカルな場所は少ないのですが一本調子の長い登り下りや道の不安定さから万人にはお薦めしかねるルートです。しかしそれを補って余りある景色が待っているのもまた事実、興味がおありの方はぜひ入念な検討の上入山を。

北岳・間ノ岳・農鳥岳 奈良田湖北側の駐車場より行動開始。ここに来るまでに道を間違えて小一時間ロスしてしまいました。
奈良田湖北側の駐車場より行動開始。ここに来るまでに道を間違えて小一時間ロスしてしまいました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ぐらぐらと揺れる吊橋を渡り対岸へ。アルプスあるあるのイベントです。
ぐらぐらと揺れる吊橋を渡り対岸へ。アルプスあるあるのイベントです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 橋の先は奈良田八幡社公園として整備されています。ここには迷わないよう笹山の案内が出ていました。
橋の先は奈良田八幡社公園として整備されています。ここには迷わないよう笹山の案内が出ていました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 橋を下りてすぐ左折、奈良田湖沿いに並ぶ送発電の施設を縫うように登山口へ向かいます。以前に比べ随分とわかりやすくなったようです。
橋を下りてすぐ左折、奈良田湖沿いに並ぶ送発電の施設を縫うように登山口へ向かいます。以前に比べ随分とわかりやすくなったようです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 水道橋をくぐりさらに奥へ。
水道橋をくぐりさらに奥へ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ムシトリナデシコ
ムシトリナデシコ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 道は舗装路から砂利道に変わります。第三発電所を左に見て右折。ここにも笹山の案内が出ていました。
道は舗装路から砂利道に変わります。第三発電所を左に見て右折。ここにも笹山の案内が出ていました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 道なりに歩いていくといよいよ森の中へ。すぐ先に「笹山 登山口」の標識が掛けられています。水を一口含み重いザックの肩当てを調整していざ。
道なりに歩いていくといよいよ森の中へ。すぐ先に「笹山 登山口」の標識が掛けられています。水を一口含み重いザックの肩当てを調整していざ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 いきなりの急勾配です。身体がまだ慣れていない中のこの急坂には参りました。まだ涼しいうちに高台へと思っていましたがすでに大汗。
いきなりの急勾配です。身体がまだ慣れていない中のこの急坂には参りました。まだ涼しいうちに高台へと思っていましたがすでに大汗。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 15分ほど掛け150mを一気に登ると配水施設に出ました。
15分ほど掛け150mを一気に登ると配水施設に出ました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 施設近辺は古い資材や基礎が残っています。足やザックを引っかけたりしないようにちょっと道を逸れるだけでも地味にしんどい…
施設近辺は古い資材や基礎が残っています。足やザックを引っかけたりしないようにちょっと道を逸れるだけでも地味にしんどい…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 尾根道に乗りさらに100mほど高度を上げるとコース左手、一際目立つ大木に寄り添うようにして崩れかけた人工物がありました。
尾根道に乗りさらに100mほど高度を上げるとコース左手、一際目立つ大木に寄り添うようにして崩れかけた人工物がありました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 近寄ってみるとかなり年季の入った木祠が鎮座。山の神です。
近寄ってみるとかなり年季の入った木祠が鎮座。山の神です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 これは煙管でしょうか。山の神への参道だったのかここまではごく普通の山道でした。
これは煙管でしょうか。山の神への参道だったのかここまではごく普通の山道でした。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 その先からは若干道が不明瞭になります。踏み跡はしっかりとあるものの一見歩きやすそうな自然道に踏み込んだりするので、足元ばかり見ずにふんだんにあるマーキングを利用して登りましょう。
その先からは若干道が不明瞭になります。踏み跡はしっかりとあるものの一見歩きやすそうな自然道に踏み込んだりするので、足元ばかり見ずにふんだんにあるマーキングを利用して登りましょう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 尾根上には所々で恩賜林の石標も埋設されています。
尾根上には所々で恩賜林の石標も埋設されています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 1344m点直下の急登。ダイレクト尾根はここから大体300mごとに標高点が振ってあり、またうまい具合に休憩適地にもなっているのでペース配分の目安になります。
1344m点直下の急登。ダイレクト尾根はここから大体300mごとに標高点が振ってあり、またうまい具合に休憩適地にもなっているのでペース配分の目安になります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 1500mを超えると植生が変わり美しいブナ林が広がります。
1500mを超えると植生が変わり美しいブナ林が広がります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 しかし森は明るくなれど眺望の方はからきしです。
しかし森は明るくなれど眺望の方はからきしです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 1603m点の水場分岐に到着。ここでサブザックを出して給水に向かいます。
1603m点の水場分岐に到着。ここでサブザックを出して給水に向かいます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 トラバースと言うよりは傾斜を無視して真南に一直線。体が軽くて思わず笑いだしてしまいます。
トラバースと言うよりは傾斜を無視して真南に一直線。体が軽くて思わず笑いだしてしまいます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 跳ぶように下りていくとやがて谷筋へと行き当たります。
跳ぶように下りていくとやがて谷筋へと行き当たります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ここで南アルプスの天然水を補給。甘くまろやかな冷水です。
ここで南アルプスの天然水を補給。甘くまろやかな冷水です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 分岐と水場の間にて。木立と緑を通り抜けて差した日に目を奪われます。以降はずっと荷物の重さと時間ばかりが気になったので身軽に歩き回れたこの時間は本当に貴重。
分岐と水場の間にて。木立と緑を通り抜けて差した日に目を奪われます。以降はずっと荷物の重さと時間ばかりが気になったので身軽に歩き回れたこの時間は本当に貴重。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 あぁ地獄絵図。
あぁ地獄絵図。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 たかが3.5kg、されど3.5kg、一気にペースダウンします。そろそろ涼しくなってきてもいい筈なのに熱はこもるばかり。
たかが3.5kg、されど3.5kg、一気にペースダウンします。そろそろ涼しくなってきてもいい筈なのに熱はこもるばかり。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 1932m点で三張りのテントを見掛けました。
1932m点で三張りのテントを見掛けました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大岩に埋まった恩賜林の標石?
大岩に埋まった恩賜林の標石?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 尾根上では様々なキノコを見掛けました。が兎にも角にも余裕がなく撮ったのはこの緑青の一株だけ。
尾根上では様々なキノコを見掛けました。が兎にも角にも余裕がなく撮ったのはこの緑青の一株だけ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 白河内へ落ち込むガレの源頭付近まで登ってきました。てっきり登山道がガレているのかと思い身構えていたのに…
白河内へ落ち込むガレの源頭付近まで登ってきました。てっきり登山道がガレているのかと思い身構えていたのに…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 コバノイチヤクソウ
…なんて気を抜いていたら、この枯れかけた花を撮ろうとして派手に転びました。大事には至らなかったものの崖沿いの細い尾根道で起きたミスだったので血の気が引きました。
コバノイチヤクソウ …なんて気を抜いていたら、この枯れかけた花を撮ろうとして派手に転びました。大事には至らなかったものの崖沿いの細い尾根道で起きたミスだったので血の気が引きました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 その崖こそ尾根道唯一の良心と呼んでよいほどの展望地。正面奥には鳳凰三山は地蔵山のオベリスクがはっきりと見えました。
その崖こそ尾根道唯一の良心と呼んでよいほどの展望地。正面奥には鳳凰三山は地蔵山のオベリスクがはっきりと見えました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 近場の山肌も水の流れる谷筋がよく見えて迫力があります。落差は1000m以上。
近場の山肌も水の流れる谷筋がよく見えて迫力があります。落差は1000m以上。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 モミジカラマツ?
モミジカラマツ?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 2256m点に到着。転んだ際に右目の周りから出血をしていたので手当てをしつつ中休止。この辺りからは針葉樹の森へと変わります。
2256m点に到着。転んだ際に右目の周りから出血をしていたので手当てをしつつ中休止。この辺りからは針葉樹の森へと変わります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 笹山ダイレクト尾根はキノコだけでなくコケが美しい森でもあります。
笹山ダイレクト尾根はキノコだけでなくコケが美しい森でもあります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 さらに少し上がった平坦地が山日新聞発刊のガイド本で紹介されている幕営適地なのでしょう。それにしてもここで直火をやるとは怪しからん。
さらに少し上がった平坦地が山日新聞発刊のガイド本で紹介されている幕営適地なのでしょう。それにしてもここで直火をやるとは怪しからん。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 上部になるにつれ道も狭く荒れがちになってきました。富士山の船津口三合目~御庭あたりの雰囲気とよく似ています。
上部になるにつれ道も狭く荒れがちになってきました。富士山の船津口三合目~御庭あたりの雰囲気とよく似ています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 細道の急登。ザックが頻繁に木立に引っ掛かり登りの疲れに追い打ちを掛けてきます。
細道の急登。ザックが頻繁に木立に引っ掛かり登りの疲れに追い打ちを掛けてきます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 セリバシオガマ
セリバシオガマ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 落ちたハクサンシャクナゲの花びら。付近にはイチヤクソウやギンリョウソウも咲いていました。
落ちたハクサンシャクナゲの花びら。付近にはイチヤクソウやギンリョウソウも咲いていました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 シラビソの若木。
シラビソの若木。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 2560m点付近より。あれが目指す笹尾根山頂?
2560m点付近より。あれが目指す笹尾根山頂?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ここからは灌木が登山道に覆いかぶさるようになり少々煩い山道に。
ここからは灌木が登山道に覆いかぶさるようになり少々煩い山道に。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 あと少しというのに苦しくて足が思うように前に出ずもどかしい思いをします。
あと少しというのに苦しくて足が思うように前に出ずもどかしい思いをします。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 道もさらに狭く急に。
道もさらに狭く急に。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 シラビソの林床に群生していたシロバナヨツバシオガマ。割と珍しい種のようですがこの尾根では簡単に見つかります。
シラビソの林床に群生していたシロバナヨツバシオガマ。割と珍しい種のようですがこの尾根では簡単に見つかります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 最後の正念場で南東に富士山が現れます。これには感激。
最後の正念場で南東に富士山が現れます。これには感激。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 登り詰めると背の高いハイマツ地帯から抜け出し念願の笹山(南峰)山頂に到着。ぽっかりと開いたザレ地には真新しい山梨百名山の標識が立てられています。
登り詰めると背の高いハイマツ地帯から抜け出し念願の笹山(南峰)山頂に到着。ぽっかりと開いたザレ地には真新しい山梨百名山の標識が立てられています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 展望がないとよく言われる南峰ですが広河原岳や農鳥岳を見ることができました。この後現れる絶景よりもこれと富士山に一番感動したかも知れません。
展望がないとよく言われる南峰ですが広河原岳や農鳥岳を見ることができました。この後現れる絶景よりもこれと富士山に一番感動したかも知れません。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北峰へはシャクナゲとハイマツの藪の中を下っていきます。
北峰へはシャクナゲとハイマツの藪の中を下っていきます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 灌木帯を抜けるとガレ場の登り返し。
灌木帯を抜けるとガレ場の登り返し。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 あと少し。ガレと一緒に森林限界も超えていきます。
あと少し。ガレと一緒に森林限界も超えていきます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 笹山北峰(黒河内岳)に登頂!去年の黒戸尾根よりも苦しかった…
笹山北峰(黒河内岳)に登頂!去年の黒戸尾根よりも苦しかった…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂は360度の大展望。6時間頑張ったご褒美です。まずは南東の冨士山、
山頂は360度の大展望。6時間頑張ったご褒美です。まずは南東の冨士山、
北岳・間ノ岳・農鳥岳 南は悪沢岳に手前は蝙蝠尾根。
南は悪沢岳に手前は蝙蝠尾根。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 西に視線を移すと蝙蝠尾根の先に塩見岳が聳えています。悪沢と山容がよく似ていて美しい。
西に視線を移すと蝙蝠尾根の先に塩見岳が聳えています。悪沢と山容がよく似ていて美しい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北側はこれから歩く稜線です。一見なだらかに見えますが灌木と岩場のオンパレード。
北側はこれから歩く稜線です。一見なだらかに見えますが灌木と岩場のオンパレード。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 北東、正面の鳳凰三山に被って見えるのは北岳・間ノ岳でしょうか。
北東、正面の鳳凰三山に被って見えるのは北岳・間ノ岳でしょうか。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 南~西~北に掛けてのパノラマです。
南~西~北に掛けてのパノラマです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂に着いたと同時にストックが折れてしまいました。雪山での使用がメインでしたが思えば長い付き合いでした。今までありがとう。
山頂に着いたと同時にストックが折れてしまいました。雪山での使用がメインでしたが思えば長い付き合いでした。今までありがとう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 クロマメノキ(実)
クロマメノキ(実)
北岳・間ノ岳・農鳥岳 アカモノ
アカモノ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 今回背負っていったのはカリマーのarete 50-75。AlpinisteとCougarのいいとこ取りのような海外モデルで、背負いやすいのが気に入っています。
今回背負っていったのはカリマーのarete 50-75。AlpinisteとCougarのいいとこ取りのような海外モデルで、背負いやすいのが気に入っています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 仮眠をとって縦走を開始します。白河内岳へは主に稜線のやや西側に踏み跡が付いていました。
仮眠をとって縦走を開始します。白河内岳へは主に稜線のやや西側に踏み跡が付いていました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 灌木帯に入るとハイマツの幹が横たわり歩きづらいです。この後もハイマツ漕ぎの度に苦しめられます。
灌木帯に入るとハイマツの幹が横たわり歩きづらいです。この後もハイマツ漕ぎの度に苦しめられます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ミヤマハナゴケ
ミヤマハナゴケ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 少し高度を上げるとガレ場に。荷物が重いのでちょっとした浮石にも対応が遅れがち。
少し高度を上げるとガレ場に。荷物が重いのでちょっとした浮石にも対応が遅れがち。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 人の入りが増えて歩きやすくなったとはいえルートファインディングは必須です。森の中に入るとさらに藪っぽくなります。
人の入りが増えて歩きやすくなったとはいえルートファインディングは必須です。森の中に入るとさらに藪っぽくなります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 陸上部のラダートレーニングですか…
陸上部のラダートレーニングですか…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 森から出るとこれぞ白河内岳という景色が広がります。なだらかな稜線、ハイマツの合間から覗く白砂の照り返しが眩しい。
森から出るとこれぞ白河内岳という景色が広がります。なだらかな稜線、ハイマツの合間から覗く白砂の照り返しが眩しい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 笹山を振り返って。北面は緑に覆われて黒く見えるから黒河内岳ということなのでしょうか?
笹山を振り返って。北面は緑に覆われて黒く見えるから黒河内岳ということなのでしょうか?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ヒメコゴメグサ(コバノコゴメグサ)
ヒメコゴメグサ(コバノコゴメグサ)
北岳・間ノ岳・農鳥岳 トウヤクリンドウ
トウヤクリンドウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂直下はゴーロ帯。ここも歩きやすいとは…
山頂直下はゴーロ帯。ここも歩きやすいとは…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 白河内岳に到着。岩場にハイマツの広がる荒涼とした山頂です。
白河内岳に到着。岩場にハイマツの広がる荒涼とした山頂です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山名が消えかかっています。
山名が消えかかっています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 白河内岳も展望は抜群。この肩の荷さえ放り捨てていいならば走り出したくなるような稜線です。次に来るなら日帰り装備で軽快にいきたいですね。
白河内岳も展望は抜群。この肩の荷さえ放り捨てていいならば走り出したくなるような稜線です。次に来るなら日帰り装備で軽快にいきたいですね。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ミヤマウイキョウ
ミヤマウイキョウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 タカネツメクサ
タカネツメクサ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 目指す大籠岳に向けて下降を開始。下手に歩くとハイマツに誘い込まれるのでマーキングを慎重に追います。
目指す大籠岳に向けて下降を開始。下手に歩くとハイマツに誘い込まれるのでマーキングを慎重に追います。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ルートです。確かにこれではガスに巻かれての縦走は厳しそうです。
ルートです。確かにこれではガスに巻かれての縦走は厳しそうです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ガレの先に標柱が見えてきました。
ガレの先に標柱が見えてきました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 重い足を引き摺り大籠岳山頂に到着。
重い足を引き摺り大籠岳山頂に到着。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 2767.0mの三角点は他の岩と雰囲気がよく似ているので見逃しそうです。
2767.0mの三角点は他の岩と雰囲気がよく似ているので見逃しそうです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 このルートでは塩見岳が本当によく見え登高意欲を掻き立てられました。
このルートでは塩見岳が本当によく見え登高意欲を掻き立てられました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 正面には次の広河内岳が長い尾根を広げ横たわっています。
正面には次の広河内岳が長い尾根を広げ横たわっています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 シロバナタカネビランジ
シロバナタカネビランジ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 シコタンソウ
シコタンソウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ガレさえ気にしなければ至高の空中散歩。
ガレさえ気にしなければ至高の空中散歩。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大籠岳を振り返るとトレースがくっきり。
大籠岳を振り返るとトレースがくっきり。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再びタカネツメクサ。稜線上で一番見たのが彼らと、
再びタカネツメクサ。稜線上で一番見たのが彼らと、
北岳・間ノ岳・農鳥岳 このヒメコゴメグサだったでしょうか。
このヒメコゴメグサだったでしょうか。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 有名な💛のペイントは2772m点よりしばらく北へ歩いたガレ場の途中にありました。
有名な💛のペイントは2772m点よりしばらく北へ歩いたガレ場の途中にありました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 稜線東側は急激に落ち込んでいて高度感あり。
稜線東側は急激に落ち込んでいて高度感あり。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 広河内岳へは150mの登りが待ち受けます。ここにきて足元が砂礫のようになって心が折れそうになりました。
広河内岳へは150mの登りが待ち受けます。ここにきて足元が砂礫のようになって心が折れそうになりました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ヒメシャジン
ヒメシャジン
北岳・間ノ岳・農鳥岳 こちらはミヤマシャジン?
こちらはミヤマシャジン?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 あまりにも辛いので途中で何度も座り込みます。それにしても白峰南嶺から見る富士山は途方もなく大きい…
あまりにも辛いので途中で何度も座り込みます。それにしても白峰南嶺から見る富士山は途方もなく大きい…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 広河内岳上部は岩礫。
広河内岳上部は岩礫。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 腕を使わなければならない場面も出てきます。
腕を使わなければならない場面も出てきます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 広河内岳に登頂!
広河内岳に登頂!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂に着いてまず目に飛び込んでくるのは北に続く農鳥・西農鳥岳の堂々とした山容。
山頂に着いてまず目に飛び込んでくるのは北に続く農鳥・西農鳥岳の堂々とした山容。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 そして振り返って歩いて来た稜線を一望。
そして振り返って歩いて来た稜線を一望。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 鳳凰三山もひときわ大きく見えました。手前に展開しているのは大唐松尾根でしょうか。とてもじゃないですが歩けそうには見えません。
鳳凰三山もひときわ大きく見えました。手前に展開しているのは大唐松尾根でしょうか。とてもじゃないですが歩けそうには見えません。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 靴擦れがひどく農鳥小屋まで行けそうになかったので山を下りて稜線の東側にあった空地に幕営。夜中から強く吹き付けた風もハイマツが陰にしてくれたおかげでいいかげんな石アンカーでも何とか持ってくれました。
吹き曝しの大門沢下降点に張っていたテントは果たして大丈夫だったのでしょうか…
靴擦れがひどく農鳥小屋まで行けそうになかったので山を下りて稜線の東側にあった空地に幕営。夜中から強く吹き付けた風もハイマツが陰にしてくれたおかげでいいかげんな石アンカーでも何とか持ってくれました。 吹き曝しの大門沢下降点に張っていたテントは果たして大丈夫だったのでしょうか…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 チングルマ(綿毛)
周辺はお花畑。
チングルマ(綿毛) 周辺はお花畑。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ウサギギク
ウサギギク
北岳・間ノ岳・農鳥岳 エゾシオガマ
エゾシオガマ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ヤマハハコ
ヤマハハコ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ザックを開けるとこんなに飲み水が。余裕を見すぎましたね。エビアンに入っているのは寝酒にと詰め替えてきたウイスキー。
ザックを開けるとこんなに飲み水が。余裕を見すぎましたね。エビアンに入っているのは寝酒にと詰め替えてきたウイスキー。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 もう動けない、という事でテントに寝転んで空を見上げたり、
もう動けない、という事でテントに寝転んで空を見上げたり、
北岳・間ノ岳・農鳥岳 通気口から富士山を覗いたりして贅沢な時間を過ごしました。それにしても3000m近くまで上がってきたというのに日が落ちるまで気温は下がらず。
通気口から富士山を覗いたりして贅沢な時間を過ごしました。それにしても3000m近くまで上がってきたというのに日が落ちるまで気温は下がらず。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 雲が出てきてこの日の夕焼けはなし。
雲が出てきてこの日の夕焼けはなし。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 夜は満点の星空!天の川が南アルプスの真上を走り北岳まで伸びていました。
夜は満点の星空!天の川が南アルプスの真上を走り北岳まで伸びていました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 翌朝は三時に起床、強風の中徐々に明るくなっていく地平線をちらちらと見つつ撤収を急ぎます。
翌朝は三時に起床、強風の中徐々に明るくなっていく地平線をちらちらと見つつ撤収を急ぎます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大門沢下降点に下りてきました。広河内岳から先、これまでは西側一辺倒だった稜線から東側を巻くようにして下降します。
大門沢下降点に下りてきました。広河内岳から先、これまでは西側一辺倒だった稜線から東側を巻くようにして下降します。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ここでご来光を迎えます。
ここでご来光を迎えます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 朝の雲海に浮かぶ富士山。あんなに静まり返った夏の富士を見るのは後にも先にもこれっきりなのでしょう。
朝の雲海に浮かぶ富士山。あんなに静まり返った夏の富士を見るのは後にも先にもこれっきりなのでしょう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ここでサブ装備に換装。
ここでサブ装備に換装。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 メインザックだと体が振られるほど風が強いのですが果たして農鳥岳まで上がれるでしょうか……
メインザックだと体が振られるほど風が強いのですが果たして農鳥岳まで上がれるでしょうか……
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大門沢から農鳥岳は意外と遠く小コブを経て鞍部からしばらくはトラバースしてようやく稜線に取り付けます。
大門沢から農鳥岳は意外と遠く小コブを経て鞍部からしばらくはトラバースしてようやく稜線に取り付けます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 朝日に染まるチングルマ。コイワカガミもいくつか残っていました。
朝日に染まるチングルマ。コイワカガミもいくつか残っていました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 こちらは花から綿毛に移行中。
こちらは花から綿毛に移行中。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ミヤマクワガタ
ミヤマクワガタ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 この標識が出てからが本番。昨日山頂で見た特種東海製紙社有林の標柱も近くに立てられています。
この標識が出てからが本番。昨日山頂で見た特種東海製紙社有林の標柱も近くに立てられています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 マーキングを見て岩稜を這い上がります。少しの動作でも息切れし標高が上がっていることを感じます。
マーキングを見て岩稜を這い上がります。少しの動作でも息切れし標高が上がっていることを感じます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山頂直下へは一度に東へ巻いてから。岩盤はチングルマの宝庫。
山頂直下へは一度に東へ巻いてから。岩盤はチングルマの宝庫。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 タカネグンナイフウロ。花は全て崖下を向いていました。黄色の花はミヤマキンポウゲ。
タカネグンナイフウロ。花は全て崖下を向いていました。黄色の花はミヤマキンポウゲ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 イワギキョウ
イワギキョウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ガレの上に標柱が。ここまで詰めてきてようやく農鳥岳の山頂が見えた格好になります。
ガレの上に標柱が。ここまで詰めてきてようやく農鳥岳の山頂が見えた格好になります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 イワツメクサ
イワツメクサ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥岳に登頂。これまでのピークと異なり岩が砕けてできたような荒々しい山頂です。
農鳥岳に登頂。これまでのピークと異なり岩が砕けてできたような荒々しい山頂です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 塩見・荒川岳方面もすっきりと晴れ美しい稜線が朝日を受けて浮かび上がっています。
塩見・荒川岳方面もすっきりと晴れ美しい稜線が朝日を受けて浮かび上がっています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 タカネヒゴタイ
タカネヒゴタイ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥岳から西農鳥を目の当たりにした最初の感想は「え、あれ登るの…」でした。標高差は25mだけなのに道のりはなかなか厳しそう…
農鳥岳から西農鳥を目の当たりにした最初の感想は「え、あれ登るの…」でした。標高差は25mだけなのに道のりはなかなか厳しそう…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 鞍部では東に切れ落ちた場所もあり緊張。風が一呼吸ついた瞬間を狙って通過。
鞍部では東に切れ落ちた場所もあり緊張。風が一呼吸ついた瞬間を狙って通過。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥岳を振り返って。帰りはこれをまた登り返すのですか…いや考えてはいけない。
農鳥岳を振り返って。帰りはこれをまた登り返すのですか…いや考えてはいけない。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ペイントを追ってガレの斜面をトラバースします。道は山頂直下までは岩峰へ出ずにずっと西側に巻いていきます。
ペイントを追ってガレの斜面をトラバースします。道は山頂直下までは岩峰へ出ずにずっと西側に巻いていきます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 軽装で来て正解。想像以上にアップダウンがあり大岩も何度か乗り越えて進みます。
軽装で来て正解。想像以上にアップダウンがあり大岩も何度か乗り越えて進みます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 最後は袈裟懸けの登山道を一気に直登。
最後は袈裟懸けの登山道を一気に直登。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 吹き付ける風の中西農鳥岳に登頂。日本第15位・山梨第4位の高峰です。
吹き付ける風の中西農鳥岳に登頂。日本第15位・山梨第4位の高峰です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 農鳥小屋を挟んで膨大な山体を見せるのが相ノ岳、そして奥に突き出た鋭鋒は北岳です。
農鳥小屋を挟んで膨大な山体を見せるのが相ノ岳、そして奥に突き出た鋭鋒は北岳です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 そして振り返ると農鳥岳越しの富士山。日本三大高峰が揃い踏み、なんとも贅沢な山岳眺望です。
そして振り返ると農鳥岳越しの富士山。日本三大高峰が揃い踏み、なんとも贅沢な山岳眺望です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 静岡へと至る南アルプスの稜線も素晴らしい、…のですが風が強く長居はしていられませんでした。普段は暑がりな自分でも農鳥岳山頂からこっち、パーカーのフードまで被りっぱなしです。
静岡へと至る南アルプスの稜線も素晴らしい、…のですが風が強く長居はしていられませんでした。普段は暑がりな自分でも農鳥岳山頂からこっち、パーカーのフードまで被りっぱなしです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 戻りもまた岩場のトラバース。
戻りもまた岩場のトラバース。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 戻りもそんなに楽ではありません。コースタイムは片道30ないし40分とありましたが45分程度を見ておくと良いでしょう。
戻りもそんなに楽ではありません。コースタイムは片道30ないし40分とありましたが45分程度を見ておくと良いでしょう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 再び農鳥岳の山頂へ。
再び農鳥岳の山頂へ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 しばしの間最高の眺めを独り占め。間ノ岳・北岳を見に来たつもりが富士山の存在感があまりにも強く終始目を奪われっぱなしの山行でした。
しばしの間最高の眺めを独り占め。間ノ岳・北岳を見に来たつもりが富士山の存在感があまりにも強く終始目を奪われっぱなしの山行でした。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 西農鳥岳の向こうに広がっているのは中央アルプス。
西農鳥岳の向こうに広がっているのは中央アルプス。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ここからはただひたすらの下りが待っています。まずは大門沢下降点へ戻りザックを回収します。
ここからはただひたすらの下りが待っています。まずは大門沢下降点へ戻りザックを回収します。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ウラジロナナカマド
ウラジロナナカマド
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大門沢下降点。昭和43年、若くしてここで遭難死された方の慰霊碑でもある鐘を一度鳴らし、安全に下山できるよう気を引き締め直します。
大門沢下降点。昭和43年、若くしてここで遭難死された方の慰霊碑でもある鐘を一度鳴らし、安全に下山できるよう気を引き締め直します。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 しかしあの谷の先まで下りるのかと思うと…
しかしあの谷の先まで下りるのかと思うと…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 下降路は鐘よりやや南寄りに進んだ先のロープ設置箇所から。鐘の標識が指す先も紛らわしい砂地になっていてつい下りそうになるので注意を!
下降路は鐘よりやや南寄りに進んだ先のロープ設置箇所から。鐘の標識が指す先も紛らわしい砂地になっていてつい下りそうになるので注意を!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 のっけから急下降が始まります。例によって上部は灌木がうるさく、ザックに引っかけてバランスを崩すこともあるので足元以上に気を使いました。
のっけから急下降が始まります。例によって上部は灌木がうるさく、ザックに引っかけてバランスを崩すこともあるので足元以上に気を使いました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 タカネコウリンカ
タカネコウリンカ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 途中嫌なトラバースもありますがスライドした方によるとこれ以上の難所はないとのこと。
途中嫌なトラバースもありますがスライドした方によるとこれ以上の難所はないとのこと。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ハクサンフウロ
ハクサンフウロ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 難所はないとのこと撤回。
難所はないとのこと撤回。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 200mほど高度を下げたところで休憩に適した広場に出ます。ここから先は樹林帯。
200mほど高度を下げたところで休憩に適した広場に出ます。ここから先は樹林帯。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 時折このような標高標識が現れます。頑張って下りているはずが一向に高低差を稼げていないのが苦しい。
時折このような標高標識が現れます。頑張って下りているはずが一向に高低差を稼げていないのが苦しい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 トリアシショウマ
トリアシショウマ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 カモシカさん、こんにちは。
カモシカさん、こんにちは。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 急坂以外にも木の根が作り出したギャップに苦労しました。荷物が重いため跳んで降りる訳にもいかず。
急坂以外にも木の根が作り出したギャップに苦労しました。荷物が重いため跳んで降りる訳にもいかず。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 兎に角下ってはまた下りの繰り返し。適度に石も転がっているので気は抜けません。
兎に角下ってはまた下りの繰り返し。適度に石も転がっているので気は抜けません。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大荷物なので倒木の処理も大変。
大荷物なので倒木の処理も大変。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 2150m付近でようやく左手で音を立てていた沢を見ることができました。しかしここはかなりの急斜面でおまけにひどくザレているため水場を求めて下りることは出来なさそうです。
2150m付近でようやく左手で音を立てていた沢を見ることができました。しかしここはかなりの急斜面でおまけにひどくザレているため水場を求めて下りることは出来なさそうです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 タカネナデシコ
タカネナデシコ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ホタルブクロ
ホタルブクロ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 シモツケソウ
シモツケソウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 マルバダケブキ
マルバダケブキ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 思わぬところで富士山の眺めがありました。
思わぬところで富士山の眺めがありました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 道は次第に左右を沢に挟まれた狭い尾根状に。特に左手は先ほどの沢に落ち込んでいてあまり近寄りたくありません。
道は次第に左右を沢に挟まれた狭い尾根状に。特に左手は先ほどの沢に落ち込んでいてあまり近寄りたくありません。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 下から1500mを登ってきたハイカーはここから見上げる風景に奮い立たされるのでしょう。
下から1500mを登ってきたハイカーはここから見上げる風景に奮い立たされるのでしょう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 有難いことに笹山山頂からこちらまで電波が通じています。奈良田でも普通にネットに繋がり驚きました。
有難いことに笹山山頂からこちらまで電波が通じています。奈良田でも普通にネットに繋がり驚きました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 センジュガンピ
センジュガンピ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 一つ目の水場が現れました。橋は流れてロープともども使い物になりませんが、浅瀬なので飛び石で問題なく渡れます。
一つ目の水場が現れました。橋は流れてロープともども使い物になりませんが、浅瀬なので飛び石で問題なく渡れます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ミヤマシシウド
ミヤマシシウド
北岳・間ノ岳・農鳥岳 すぐ先に次の渡渉点である南沢へ出ます。暑くてたまらずここで沢水と冷風を浴びて一休みしました。
すぐ先に次の渡渉点である南沢へ出ます。暑くてたまらずここで沢水と冷風を浴びて一休みしました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大唐松尾根とそこから広河内へ流れ込んでいくヨモギ沢のなんと雄大な事か。
大唐松尾根とそこから広河内へ流れ込んでいくヨモギ沢のなんと雄大な事か。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 一旦沢を離れて森へ入れば小屋はすぐそこ。
一旦沢を離れて森へ入れば小屋はすぐそこ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大門沢小屋に到着。ここも今年は営業しておらず人の姿はなし。
大門沢小屋に到着。ここも今年は営業しておらず人の姿はなし。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 富士山ともここでお別れです。
富士山ともここでお別れです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 小屋に掛けられた案内書きを見て沢沿いに向かいます。
小屋に掛けられた案内書きを見て沢沿いに向かいます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 小屋を出てすぐで丸太橋が登場。
小屋を出てすぐで丸太橋が登場。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 この橋も流されかけているので途中から倒木の上を平均台のように歩きます。(対岸より撮影)
この橋も流されかけているので途中から倒木の上を平均台のように歩きます。(対岸より撮影)
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大門沢小屋から先は多くの沢水が集まって流れが強くなっています。落ちたら水浸し……
大門沢小屋から先は多くの沢水が集まって流れが強くなっています。落ちたら水浸し……
北岳・間ノ岳・農鳥岳 タマガワホトトギス
タマガワホトトギス
北岳・間ノ岳・農鳥岳 橋を渡ると今度は空中桟橋。
橋を渡ると今度は空中桟橋。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 お次の傾いだ橋はロープが手に届きません。
お次の傾いだ橋はロープが手に届きません。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ゴーロ帯を乗り越えていくと今度は沢になった道を歩いていくようになります。
ゴーロ帯を乗り越えていくと今度は沢になった道を歩いていくようになります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 もう一度渡渉。ここも水場にできそうです。
もう一度渡渉。ここも水場にできそうです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 1500m付近で一旦沢から離れ森の中のトラバースへ。
1500m付近で一旦沢から離れ森の中のトラバースへ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 大門沢小屋辺りを境に植生が変わっていました。以降は広葉樹の美しい森が広がります。
大門沢小屋辺りを境に植生が変わっていました。以降は広葉樹の美しい森が広がります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 所々で岩が出たり倒木があったり。
所々で岩が出たり倒木があったり。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 峠状になった1615m標高点付近にてしばし休憩。暑さで休憩の頻度が増えてきました。
峠状になった1615m標高点付近にてしばし休憩。暑さで休憩の頻度が増えてきました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 さらに150mほど下ると平坦地が広がり里山の雰囲気になってきます。
さらに150mほど下ると平坦地が広がり里山の雰囲気になってきます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 もうこの先緑を楽しむ余裕なんてないでしょうからせめて最後に。
もうこの先緑を楽しむ余裕なんてないでしょうからせめて最後に。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 イワタバコ
イワタバコ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 また道は崖沿いに。沢の近い証拠ですね。
また道は崖沿いに。沢の近い証拠ですね。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 そうこうしているうちに再びちょっとした渡渉と、
そうこうしているうちに再びちょっとした渡渉と、
北岳・間ノ岳・農鳥岳 丸木橋で大古森沢をパスします。
丸木橋で大古森沢をパスします。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 しばらくでまた沢に近付くと正面に一軒家はあろうかという巨岩が現れます。
しばらくでまた沢に近付くと正面に一軒家はあろうかという巨岩が現れます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 右手の斜面を見るとさらに大きな岩盤が迫り、
右手の斜面を見るとさらに大きな岩盤が迫り、
北岳・間ノ岳・農鳥岳 沢に向かって転がっている岩もこれまた大きい。一体いつからここに存在しているのでしょうか。
沢に向かって転がっている岩もこれまた大きい。一体いつからここに存在しているのでしょうか。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ツリフネソウ
ツリフネソウ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 今度は小古森沢の渡渉点です。
今度は小古森沢の渡渉点です。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 テープが誘導する箇所はやや高度感があるため下段の易しそうな部分を飛び石で渡りました。ここならミドルカットの靴で何とか足を濡らさず歩けます。
テープが誘導する箇所はやや高度感があるため下段の易しそうな部分を飛び石で渡りました。ここならミドルカットの靴で何とか足を濡らさず歩けます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 沢を照らす照明?いよいよ人工物が…
沢を照らす照明?いよいよ人工物が…
北岳・間ノ岳・農鳥岳 と思ったら吊橋が現れました。この吊橋、足場の板が錆びているわ一歩踏み出すたびによく揺れるわで大変恐ろしい橋でした。
と思ったら吊橋が現れました。この吊橋、足場の板が錆びているわ一歩踏み出すたびによく揺れるわで大変恐ろしい橋でした。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ひぃぃ
ひぃぃ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 橋から下りる階段も地味に怖いというおまけ付きです。
橋から下りる階段も地味に怖いというおまけ付きです。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 山中に突然現れる取水口。いよいよ下界に下りてきたなという気分にさせてくれますが……
山中に突然現れる取水口。いよいよ下界に下りてきたなという気分にさせてくれますが……
北岳・間ノ岳・農鳥岳 この先、地図にあった仮設橋は架け替えられたのか進入するなとあります。
この先、地図にあった仮設橋は架け替えられたのか進入するなとあります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 仕方なしに案内のまま橋をくぐります。
仕方なしに案内のまま橋をくぐります。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 石のガイドに沿って河原へ下りてみますが、
石のガイドに沿って河原へ下りてみますが、
北岳・間ノ岳・農鳥岳 どこをどう渡っても足を濡らしそうな渡渉が待ち受けます。結論から言うと雑にでもちゃっちゃと渡ってしまった方が吉。
どこをどう渡っても足を濡らしそうな渡渉が待ち受けます。結論から言うと雑にでもちゃっちゃと渡ってしまった方が吉。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 自分はというと浅瀬を求めて散々右往左往した挙句、堰堤のそばまで下って渡りました。両足ともぐっしょり濡らして。
自分はというと浅瀬を求めて散々右往左往した挙句、堰堤のそばまで下って渡りました。両足ともぐっしょり濡らして。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 対岸でもやはり渡渉を促しています。すれ違った人は誰もここの存在を教えてくれなかったんですけど……
対岸でもやはり渡渉を促しています。すれ違った人は誰もここの存在を教えてくれなかったんですけど……
北岳・間ノ岳・農鳥岳 危険ですが堰堤を通るという手もありましたね。
危険ですが堰堤を通るという手もありましたね。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 堰堤を越えた先の吊橋は安定しています。というかまた対岸に渡るのであればさっきの渡渉は一体何だったというのか。
堰堤を越えた先の吊橋は安定しています。というかまた対岸に渡るのであればさっきの渡渉は一体何だったというのか。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 そんな恨み言もどこ吹く風とばかり林道に下ろされました。とりあえずはここで山道は終わりほっとします。
そんな恨み言もどこ吹く風とばかり林道に下ろされました。とりあえずはここで山道は終わりほっとします。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 登山口近くにあったあずまやが広河内庵?
登山口近くにあったあずまやが広河内庵?
北岳・間ノ岳・農鳥岳 崩落の跡が凄まじい森山を見上げつつ
崩落の跡が凄まじい森山を見上げつつ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 後は延々車道歩き。もう完全に下界なのでとにかく暑い……
後は延々車道歩き。もう完全に下界なのでとにかく暑い……
北岳・間ノ岳・農鳥岳 フサフジウツギ
フサフジウツギ
北岳・間ノ岳・農鳥岳 黙々と歩くこと30分、林道西山線の起点に到達。
黙々と歩くこと30分、林道西山線の起点に到達。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 入口には石祠が二基。
入口には石祠が二基。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 ゲートには北岳周辺の登山道利用禁止の案内が出ていました。
ゲートには北岳周辺の登山道利用禁止の案内が出ていました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 広河原から奈良田へ戻るトンネルだけゲート開放。ただしこちらも監視の人が立番をしています。
広河原から奈良田へ戻るトンネルだけゲート開放。ただしこちらも監視の人が立番をしています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 奈良田第一発電所の前を通り南アルプス街道へ。
奈良田第一発電所の前を通り南アルプス街道へ。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 振り返ると思わず夏だ!と叫びたくなるような光景でした。暑さと疲労で頭がおかしくなりかけてます。
振り返ると思わず夏だ!と叫びたくなるような光景でした。暑さと疲労で頭がおかしくなりかけてます。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 流れで堰堤の縁が削られてしまっています。
流れで堰堤の縁が削られてしまっています。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 駐車場まであと2km。ザックを放り出したくなるのをぐっと我慢して炎天下の車道を歩きました。
駐車場まであと2km。ザックを放り出したくなるのをぐっと我慢して炎天下の車道を歩きました。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 奈良田橋。命の危険を感じない橋は久々!
奈良田橋。命の危険を感じない橋は久々!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 奈良田湖が見えてきました。昨日歩いた吊橋はあんなに長かったのか……
奈良田湖が見えてきました。昨日歩いた吊橋はあんなに長かったのか……
北岳・間ノ岳・農鳥岳 よたよた歩きで駐車場まで戻ってゴール。
よたよた歩きで駐車場まで戻ってゴール。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 下山後は奈良田の里温泉 女帝の湯へ。駐車場は集落の下にある外良寺の前にしかなく、ここに上がるまでが一苦労。
下山後は奈良田の里温泉 女帝の湯へ。駐車場は集落の下にある外良寺の前にしかなく、ここに上がるまでが一苦労。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 とろとろのお湯で汗を流した後はほうとうをいただきました。もう一軒の白根館は秘湯で有名なのですが食事ができないので入浴と食事をするなら女帝の湯一択です。
さて、炭水化物と炭水化物の夢の夢のコラボレーションでしたがこの後数日は縦走で落ちた体重が戻りませんでした。
とろとろのお湯で汗を流した後はほうとうをいただきました。もう一軒の白根館は秘湯で有名なのですが食事ができないので入浴と食事をするなら女帝の湯一択です。 さて、炭水化物と炭水化物の夢の夢のコラボレーションでしたがこの後数日は縦走で落ちた体重が戻りませんでした。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 温泉からは奈良田湖を一望。帰ってからしばらく何も手に着かないくらい素晴らしい山旅でした。
温泉からは奈良田湖を一望。帰ってからしばらく何も手に着かないくらい素晴らしい山旅でした。

活動の装備

  • シースリーフィット(C3fit)
    パフォーマンスロングタイツ メンズ
  • シリオ(SIRIO)
    P.F.302-GTX ユニセックス
  • 富士フイルム(FUJIFILM)
    デジタルカメラX100TシルバーFX-X100TS
  • 富士フイルム(FUJIFILM)
    X-T3-S
  • その他(Other)
    PeakDesign キャプチャー V3
  • その他(Other)
    gym master ニットライクフリースジャガードサイクルジップフード
  • その他(Other)
    PHENIX Blizzard 2-way Brim Watch Cap
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ストームヘッドランプ
  • スノーピーク(snow peak)
    チタントレック900
  • カリマー(karrimor)
    カーボントレッキングポール
  • ライペン(RIPEN)
    テントエアライズ22人用(最大3人)ari-016(フォレストグリーン)
  • その他(Other)
    ROLL-UPSUNGLASSESMIRRORLENS SOLARIS
  • オーエムエム(OMM)
    Classic 25
  • オーエムエム(OMM)
    Go Pod
  • オーエムエム(OMM)
    Ultra Waist Pouch
  • その他(Other)
    LEDランタンライトモカSOL-144S
  • ソト(SOTO)
    マイクロレギュレーターストーブウインドマスター
  • サーマレスト(THERMAREST)
    Zライトソル
  • チャムス(CHUMS)
    ベアベル

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。