白山〔平瀬道ピストン〕

2016.07.22(金) 日帰り

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 27
休憩時間
41
距離
17.6 km
のぼり / くだり
1822 / 1822 m
2
1 52
1
1 50
31
1 7
59
1 11
1 22
2

活動詳細

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5:45分登山開始。しばし登って行くとブナの巨木の登山道、フィトンチッドを一杯に浴びかつ小鳥がさえずりを聞きながら気持ちの良い朝の登山道をゆっくりと登る。林の中を黙々と登りやがて視界が開け正面に稜線が見え沢から吹き上げる冷風が心地よい。ヨツバヒヨドリ、クルマユリ等が登山道に彩を添えてくれている。7:05分、大きなコブのあるダケカンバの巨木、ここから見える白水湖の姿は見事だ。 大倉山2,038.5m山頂付近を7:42分に通過、標高差約700mを登り切り少し登りも緩やかになったころ右前方に御前峰と剣ヶ峰の姿が見える。緩やかな尾根を一旦下って再度登るとカンクラ雪渓、今年はとっても少ない。南龍ヶ馬場への分岐点から賽の河原を通過し室堂に至る。賽の河原はお花畑でクロユリ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ等咲き誇って登山者を迎えてくれる。 室堂社務所は新しく建設中、室堂から御前峰山頂まで標高差254mはとっても苦しい登りでした。 山頂到着後、休まずに予定外の剣ヶ峰に向かう。油ヶ池より右に曲がりガラ場の急斜面を登る。足元が不安定で登りにくい。半分程登ったところから大きな岩が積み重なった状態のところを行き18分程で稜線に出た。狭い岩を渡りながら剣ヶ峰2667m山頂到着、山頂は無印の1本の木以外は何もない。周囲はガスっていて近場しか見えなかった。下りは危険度の高い岩場ルートを選択、この岩場は正式に認められたルートではなく岩が積み重なっただけで崩落の危険性は極めて高い。無理ならば引き返そうと決め、岩を動かないか確認しつつ覗き込んでルート選択を繰り返し何とか安全な場所へたどり着いた。とってもスリル満点の20分間でした。11:45分、油ヶ池を見下ろせる平地で正面に御前峰を眺めながらランチタイムとしました。 22分後、目的地大汝峰に向かう。大きな岩が重なった部分を登り登山道に出た後、雪渓で埋まっている紺屋ヶ池(こんやがいけ)の脇を通り、翠ヶ池(みどりがいけ)を登山道に沿って左に曲がり少し登った所で近道らしきものを発見したので沿って右に曲がったが、暫く行ったところで岩場にぶち当たり道は消えていた。ここは強引に岩を乗り越え、岩と這い松の境を通り抜け登山道へ出た。この登山道を右に向かうとやがて大汝峰まで500mの標識を通り過ぎる。高低差約100mを17分で登り12:50分、大汝峰2,684m山頂に到着。山頂は広く周囲を積み上げた石で守られた霊峰白山大汝神社が鎮座、参拝した後下山としました。 雪渓で埋まっている千蛇ヶ池の分岐点で1.5kmのお池めぐりルートを選択し、五色池等とお花(ミヤマダイモンジソウ、チングルマ、ハクサンシャクナゲ等)を楽しみながら、室堂を通り下山としました。 登山口に17:05分着。山頂ではあいにくのガスで眺望は望めませんでしたが、多くの花にも出会い。昨晩から楽しい時間を過ごす事が出来ました。帰宅後おみくじを開けてみると「末吉」でした。当たっていたかも~(^-^;

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