灼熱の大日岳・八海山(入道岳)縦走

快晴の山の日。選んだのは前から行きたかった新潟の八海山。しかもコースは屏風道→新開道の周回。登りから下りまで、鎖の数が50を超えるというクレイジーなルート+照りつける太陽のツープラトンアタックで序盤からかなりの疲労。中間点となる千本槍小屋に着いたのは11時過ぎだったが、結構な人で賑わっていた。小休憩の後、今度は八ッ峰攻略に乗り出す。登りの時に小屋が見える前からその存在感を露わにしていたが、鎖場とハシゴを駆使して越えていく。時折ヒヤッとするような場面もあったが、360°のパノラマ稜線歩きは格別だった。大日岳からの下りの鎖場を腕の力で何とか降りて、本日のピーク=入道岳へ。山頂ではメンバーが用意してくれた肉ネギ入り蕎麦を実食。吹き出た汗で失った塩分を一気に取り戻し、少しだけまったり。14時過ぎに新開道に向けて下山開始。直射日光の下、軽い脱水を抱えながらこれまた急な下りの道。ハシゴやら鎖やらがこれでもかと登場し、苦しめられた。想定以上の時間がかかり、下山したのは夕暮れ。出発から数えて半日近く登山に費やしたのは富士山以来である。しかしながら、新潟の山でも屈指の難易度を誇る八海山の今回のルートを突破できたのは良い経験になった。ご協力頂いなグループメンバーにも感謝を。お疲れ様でした〜。