白馬岳

2020.08.08(土) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 16
休憩時間
6 時間 29
距離
8.0 km
のぼり / くだり
1733 / 242 m
DAY 2
合計時間
1 時間 57
休憩時間
40
距離
2.0 km
のぼり / くだり
152 / 154 m
DAY 3
合計時間
7 時間 52
休憩時間
1 時間 28
距離
10.0 km
のぼり / くだり
451 / 1321 m
13
1 39
39
31
43

活動詳細

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2020/8/8〜10 北アルプス大縦走の前哨戦として選んだのは白馬岳2泊縦走、白馬三山と二百名山の雪倉岳を踏破する予定だった Day1 毎日アルペンで早朝に猿倉着 この日は白馬大雪渓を経て頂上宿舎のテント場へ スタートはガス、大雪渓取り掛かりまで2時間かかり遠かった。ガスっていたが大雪渓は視界あり、6爪アイゼンを久しぶりに装着して臨む(雪もカチカチだしアイゼンないと無理ですな)、途中でアイゼンなしの人が何人か撤退していた。 落石に注意しながら全集中で登る。大雪渓はだいぶ溶けていて1時間弱で終わり(あっさりだった) その後のテント場までの秋道がすごい辛かった。 ずっと登りひたすら登り、疲れているのは自分だけかと思いきやみんなバテバテのようだった。そりゃそうだ猿倉から1500mずっと急登なんだから😂 それでもCT少し遅れて昼に白馬頂上宿舎着 あたりはガスガス、そしてやや強風 受付で天候が荒れているのでテント泊やめて小屋泊にする場合は16時までに言ってくださいとのこと 個人的にはこれくらいの強風なら大丈夫と判断。テント場にいくと3張くらいかなすでにあり 雨が降り出したので急いで設営。強風に備えてガイラインをしっかり石で固定 山頂はガスガスだし落ち着いたら行こうかな、雨だし風が強いのでこの日の白馬三山は断念 夕方になるにつれて風はますます強くなる。時折り外に出てガイラインを緩みを直し強化する。人生で一番ガイラインを強く張る 夕方に雨風が落ち着いたのでチャンスと思い。、カラ荷で白馬岳山頂へ。途中雷鳥をたくさん見てほっこり、しかしガスガス 20分程度で山頂着くもガスガス、誰もいない。少し粘ったが無理、テント場へ帰還 夜になりより強風に、今までとは違い縦横無尽の強風。テントが右に左に縦に横に揺れまくる。大丈夫、ガイラインはしっかり張った、大丈夫。気温は10度くらい、防寒対策はしていたので寒くない 23時すぎにテントがおかしくなっていたので目覚める。外に出てみると四隅のガイライン1綱が爆風でテントから外れていた😱どうしようもない。 朝まで3本で耐えることにする。いや朝は雨が降る予報だ、8〜9時まで耐えればその時に撤収して小屋に行けばいい。不安定でテントがいっそう揺れていたが気にしない、即寝 Day2 4時過ぎにテントがさらにおかしなことになっている、フライシートがない?外に出てみるとフライシートが剥がれていた(石で固定していたので飛んではなかった)。予報通り雨も激しくなる、テントポールも曲がっている。もう無理、急いで撤収。 こんな爆風初めてだ、しかも強風は縦横無尽の方向からくる。そういえばテント脇に置いていたトレッキンポールも飛んで行った、なんて風だ! そんなこんなしていたらインナーテントに雨があたり至る所が濡れ始めた。周りのテントも少なくとも5つくらいは崩壊していた。5時半に小屋に逃げ込む 小屋泊の受付は12時半からとのことで。休憩所でまったり過ごすことに。外は相変わらずの風と雨。 受付をして即乾燥室へ。テントもシェラフも何もかも濡れていた。しかしテントがぶっ壊れたのは痛いな、来週からの大縦走どうしようか? その日は夕方まで雨と風が止まず、小屋で足止め。テント場を見にいくと2つになっていた。翌日は晴れ予報だけどさすがにみんな撤退したんだ 夕方にまた天候が落ち着いたので夕日を見に山頂へ向かう。52時間ぶりに空が少し見えた、太陽も見えた。しかし北からのガスは相当強い。白馬山荘まで行きねばったが諦め小屋まで戻る。 戻ると急に天候が少し回復。綺麗な夕日まではいかないが夕焼けをみる。遠くには剱岳と立山も見えた。やっとやっと景色が見えた。しかし稜線は相変わらずの強風、まっでも昨日よりはマシかな Day3 天気予報が晴れから霧に変わる。案の定起きたらガスガス、日の出は諦め準備をして5時過ぎに小屋を出る。途中の白馬山荘で天候の回復を待つが無理。そのまま白馬岳山頂へ、やはりガスガス。休憩せずに栂池までの下山を開始 ガスガスの下山であるが7時前に三国境まで来ると少し天気回復。糸魚川、そして日本海が見えた。久しぶりの景色にまったり休憩。日本海が見えたのは嬉しかったなぁ その次の小蓮華山までは歩くにつれて天候が回復。これから歩く稜線が遠くまで見え、これぞ北アルプスって感じ。さすがの絶景にやっとたどり着いた。左手には行くはずだった二百名山の雪倉岳も見える。しかし振り向くと白馬岳はずっとガスガスだった 小蓮華山からは北アルプスで二番目に大きい白馬大池を見ながらの稜線歩き。最高、来てよかったと思わせる絶景がずっと続く、時間もあるのでじっくりじっくり歩く そして白馬大池、すごい感動。大池もキラキラしている。天候はむしろ暑いくらい 休憩後、天狗原へ。ずっと岩の道が続き、乗鞍岳からは長い長い岩だらけを降りていく。途中に雪渓があり、アイゼンは不要と判断して渡る。ザックが重いので慎重に慎重に。岩場の下りは結構集中力使ったなー天狗原で一息 少し予定より遅れたが栂池に下山。そこからロープウェイ2つを40分くらいかな乗り継いで完全に下山。長野行きバスにのり新幹線で家路へ。 翌日石井スポーツに電話すると、テントの修理は並行輸入品なので費用が倍かかるとのこと(買う時はお店で純正を買いましょう)、そして1ヶ月以上かかると、無理ー無理ー待てない。 自宅に帰り色々反省。まずNEMOアトムは居住性は良いが耐久性はよくない(石井スポーツの担当の意見も参考)、またガイラインはしっかり張ったがテントと地面の隙間に石を積んでなかったことも反省、風の巻き込みを防げたかもしれない。またガイラインをより低く張ったほうがテントは安定したかもしれない。まあなんにせよ稜線向きのテントではなかったことを理解してなかったのが一番の反省かな、今後に活かします。 それにしてもテントが潰れたのは本当にショックだ

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