三浦アルプスを縦走する

2020.08.10(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 35
休憩時間
1 時間 14
距離
11.2 km
のぼり / くだり
891 / 880 m
7
19
14
1
42
28
10
29
10

活動詳細

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〈今回のテーマ〉 本日8月10日は山の日。 何かそれにふさわしい事をしようと思いまして、ちょっと気合い入れて縦走系のハイキングをすることに決めました。思い返せば、大学時代のこの時期は毎年決まって北アルプスでテン泊縦走してたものです。 というわけで、湘南三浦随一の山並みである三浦アルプスを、仙元山から阿部倉山に向かって逆「つ」の字を描くように縦走してきました。 〈所感〉 【コースの特徴】 仙元山から乳頭山にかけては、尾根上の小さなピークをいちいち上っては下り上っては下るため、次第にバテてきます。一方、乳頭山から二子山にかけては、巻道によって小ピークをクリアしていくので、水平移動できる場所が多く、割と快適で、コンディションも整えられます。 【迷いやすさ】 三浦アルプスについて、その迷いやすさから方々で注意喚起がなされていますが、少なくとも尾根コースに関しては、要所要所における現在地確認と標識チェックを欠かさなければ、ちゃんと目標に向かって歩を進めることができると思います。道は全体的に明瞭。 【暑さ対策】 行っといてなんですけど、、、こんな真夏に低山なんか縦走しちゃいけません。「森の中は涼しくて気持ちがいい(はーと)」なんて言ってられたのは梅雨明け前まで。本日は横浜や三浦で最高気温33℃台を記録し、海老名や府中や熊谷なんかは36℃超え。関東全域に熱中症警戒アラートも発令されてました。こんな日に、森の中が気持ちいいわけがありません。 顔にまとわりつく熱気、止まることを知らない汗、熱を帯びる頭、そして痺れ出す両の手。何度かマジで熱中症になりかけました。1時間に1回は必ず休憩をとり、なるべく息を上げずスローペースで歩くことにより、なんとか重症化は回避。水は2L用意してましたが超ギリギリだったので、2.5〜3Lはあったほうが良かったです。

三浦アルプス・二子山・仙元山 南郷上ノ山公園に車を止め、既にして暑い葉山の街を歩き、葉山隧道へとやってきました。今日はここからスタート。まずは次の信号を右折し、隧道上の尾根に取り付きます。
南郷上ノ山公園に車を止め、既にして暑い葉山の街を歩き、葉山隧道へとやってきました。今日はここからスタート。まずは次の信号を右折し、隧道上の尾根に取り付きます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 葉山協会の脇から、ハイキングコース開始。
葉山協会の脇から、ハイキングコース開始。
三浦アルプス・二子山・仙元山 まずは快調。道はよく整備されています。
まずは快調。道はよく整備されています。
三浦アルプス・二子山・仙元山 仙元山の山頂周辺は草地になっています。時期をたがえばさぞ気持ちの良さそうな場所ですが、今はご覧の通り灼熱の直射日光を浴びてしまうので早くもしんどいです。
仙元山の山頂周辺は草地になっています。時期をたがえばさぞ気持ちの良さそうな場所ですが、今はご覧の通り灼熱の直射日光を浴びてしまうので早くもしんどいです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 見晴台からは...
見晴台からは...
三浦アルプス・二子山・仙元山 葉山町堀内の街並みが見えます。
葉山町堀内の街並みが見えます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 うっすらと江ノ島が見えるのお分かりでしょうか。富士山も同方向に見えるんでしょうけど、残念ながら今日は見えません。
うっすらと江ノ島が見えるのお分かりでしょうか。富士山も同方向に見えるんでしょうけど、残念ながら今日は見えません。
三浦アルプス・二子山・仙元山 この先は、上ったり...
この先は、上ったり...
三浦アルプス・二子山・仙元山 下ったり、の繰り返し。
下ったり、の繰り返し。
三浦アルプス・二子山・仙元山 次に目指すべき頂きが見えてきました。そっか、あれがソッカ山か。
次に目指すべき頂きが見えてきました。そっか、あれがソッカ山か。
三浦アルプス・二子山・仙元山 このあたりが山頂。そっか、標識とかは無いんですね。
このあたりが山頂。そっか、標識とかは無いんですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そっか、葉山の街が見えるんですね。
そっか、葉山の街が見えるんですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 先へ進むには、仙元山方向に少し戻ります。この場所から左の道へ。
先へ進むには、仙元山方向に少し戻ります。この場所から左の道へ。
三浦アルプス・二子山・仙元山 するとすぐ標識があります。これを進めばカンノン塚。よし、合ってますね。
するとすぐ標識があります。これを進めばカンノン塚。よし、合ってますね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 山頂のような場所の真ん中に何やら石が。あれが観音様ですね。すなわちここが...
山頂のような場所の真ん中に何やら石が。あれが観音様ですね。すなわちここが...
三浦アルプス・二子山・仙元山 観音塚。
観音塚。
三浦アルプス・二子山・仙元山 芸術的な根。
芸術的な根。
三浦アルプス・二子山・仙元山 山の上に建物群。湘南国際村ですね。
山の上に建物群。湘南国際村ですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 上って下るの繰り返し。そろそろしんどくなってきました。されど前へ進むしかない。進まないとゴールには辿り着けない。
上って下るの繰り返し。そろそろしんどくなってきました。されど前へ進むしかない。進まないとゴールには辿り着けない。
三浦アルプス・二子山・仙元山 もはや「乳頭山」のこの言葉だけが心の支え。乳頭山、乳頭山、乳頭山、乳頭山、乳頭山、、、と心の中で呟いていると、どういうわけか元気が出ます。なぜですか?
もはや「乳頭山」のこの言葉だけが心の支え。乳頭山、乳頭山、乳頭山、乳頭山、乳頭山、、、と心の中で呟いていると、どういうわけか元気が出ます。なぜですか?
三浦アルプス・二子山・仙元山 二つのふくらみ。これぞ乳頭山ですね。特に左のふくらみを見ていると、どういうわけか元気が出ます。なぜですか?
二つのふくらみ。これぞ乳頭山ですね。特に左のふくらみを見ていると、どういうわけか元気が出ます。なぜですか?
三浦アルプス・二子山・仙元山 乳頭山が僕を呼んでるので、残念ですが茅塚はスルー。
乳頭山が僕を呼んでるので、残念ですが茅塚はスルー。
三浦アルプス・二子山・仙元山 チラリと乳頭山。この言葉が僕に元気をくれます。なぜですか?
チラリと乳頭山。この言葉が僕に元気をくれます。なぜですか?
三浦アルプス・二子山・仙元山 まろやかな南の乳頭は巻道で通過し、乳頭山の本ピークである凸形の北の乳頭へ向かいます。これが最後の上り。いざ乳頭の凸端へ!
まろやかな南の乳頭は巻道で通過し、乳頭山の本ピークである凸形の北の乳頭へ向かいます。これが最後の上り。いざ乳頭の凸端へ!
三浦アルプス・二子山・仙元山 凸端に到着だぜぃ!
凸端に到着だぜぃ!
三浦アルプス・二子山・仙元山 これはもしや⁉︎
...いや、いかんいかん。どこからどうみてもこれは紛うことなき三角点ですぞ。だめですぞ、そんなことを考えては。
これはもしや⁉︎ ...いや、いかんいかん。どこからどうみてもこれは紛うことなき三角点ですぞ。だめですぞ、そんなことを考えては。
三浦アルプス・二子山・仙元山 いやしかし、観音塚から乳頭山まで、誰一人として人と遭遇してません。さすが真夏日、さすが熱中症警戒アラート。
いやしかし、観音塚から乳頭山まで、誰一人として人と遭遇してません。さすが真夏日、さすが熱中症警戒アラート。
三浦アルプス・二子山・仙元山 横須賀の長浦湾が見えます。この前行った深浦湾の隣の湾ですね。
横須賀の長浦湾が見えます。この前行った深浦湾の隣の湾ですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 さて、乳頭山にて十分な休憩をとり終え、次は二子山へ向かいます。それぞれの標識で、東逗子駅方面へ進んで行けば大丈夫です。
さて、乳頭山にて十分な休憩をとり終え、次は二子山へ向かいます。それぞれの標識で、東逗子駅方面へ進んで行けば大丈夫です。
三浦アルプス・二子山・仙元山 乳頭山以降はこのような巻道が多数。ほとんど水平移動で進むことができ、体力の新たな消耗を抑えられます。
乳頭山以降はこのような巻道が多数。ほとんど水平移動で進むことができ、体力の新たな消耗を抑えられます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 羊歯の緑が美しい。ようやく道端の緑へ目を配る余裕が出てきました。
羊歯の緑が美しい。ようやく道端の緑へ目を配る余裕が出てきました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 水平道が続きます。
水平道が続きます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 解読できますか?
解読できますか?
三浦アルプス・二子山・仙元山 未だ残る台風の爪痕。
未だ残る台風の爪痕。
三浦アルプス・二子山・仙元山 地図には無い、椿尾根と名付けられた尾根の取り付き。気になりますね。
地図には無い、椿尾根と名付けられた尾根の取り付き。気になりますね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 画像ではお伝えできませんが、このあたり、ヒグラシの大合唱の中を歩いていきます。いいですね、アブラゼミやミンミンゼミの金属的な重低音と違って、ヒグラシの音色には上品さが感じられます。ほら、そうこう言ってるうちに、画面からもヒグラシの音色が聞こえてきましたでしょ??
聞こえてきたあなたは熱中症です。
画像ではお伝えできませんが、このあたり、ヒグラシの大合唱の中を歩いていきます。いいですね、アブラゼミやミンミンゼミの金属的な重低音と違って、ヒグラシの音色には上品さが感じられます。ほら、そうこう言ってるうちに、画面からもヒグラシの音色が聞こえてきましたでしょ?? 聞こえてきたあなたは熱中症です。
三浦アルプス・二子山・仙元山 ここも巻道。
ここも巻道。
三浦アルプス・二子山・仙元山 ここも巻道。
ここも巻道。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そして林道に出ました。
そして林道に出ました。
三浦アルプス・二子山・仙元山 林道の末端には電波塔。あとは左の道を上っていけば...
林道の末端には電波塔。あとは左の道を上っていけば...
三浦アルプス・二子山・仙元山 二子山のうちの上の山の山頂に到着。南郷上ノ山公園の名前はこの山に由来しているということですね。
二子山のうちの上の山の山頂に到着。南郷上ノ山公園の名前はこの山に由来しているということですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 これまで歩いてきた尾根の全景が見えるかもと期待していましたが、樹木があるので、さすがにそうはいかないようです。
これまで歩いてきた尾根の全景が見えるかもと期待していましたが、樹木があるので、さすがにそうはいかないようです。
三浦アルプス・二子山・仙元山 ちょっと手が痺れてますね。どうやら熱中症の初期症状のようです。ゴールまではあともう少しなんですよね。最後まで行きたい。でも無理して倒れたら洒落にならない。というわけで東京湾を眺めながら、しばし回復を待ちます。
ちょっと手が痺れてますね。どうやら熱中症の初期症状のようです。ゴールまではあともう少しなんですよね。最後まで行きたい。でも無理して倒れたら洒落にならない。というわけで東京湾を眺めながら、しばし回復を待ちます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 なんとか歩けそうなので、二子山下の山に到着。
なんとか歩けそうなので、二子山下の山に到着。
三浦アルプス・二子山・仙元山 そしてヤブミョウガのヤブを抜けて...
そしてヤブミョウガのヤブを抜けて...
三浦アルプス・二子山・仙元山 阿部倉山に到着。この山、200m台の山が並ぶ三浦アルプスの中では低いほうですが、それでも横浜市最高峰の大丸山や鎌倉市最高峰の大平山よりも高いんですね。
阿部倉山に到着。この山、200m台の山が並ぶ三浦アルプスの中では低いほうですが、それでも横浜市最高峰の大丸山や鎌倉市最高峰の大平山よりも高いんですね。
三浦アルプス・二子山・仙元山 さあ、いよいよ里へ下ります。膝が笑ってます。
さあ、いよいよ里へ下ります。膝が笑ってます。
三浦アルプス・二子山・仙元山 里が見えてきました。なんとか三浦アルプスの主要尾根を踏破し、無事にゴールインです。それにしても暑かった。今度は冬に歩きたいですね。

それでは、ここまでご覧頂きましてありがとうございました。さて、一刻も早くHAYAMA STATIONの自販機に駆けつけて、アクエリアスが飲みたい!!!
里が見えてきました。なんとか三浦アルプスの主要尾根を踏破し、無事にゴールインです。それにしても暑かった。今度は冬に歩きたいですね。 それでは、ここまでご覧頂きましてありがとうございました。さて、一刻も早くHAYAMA STATIONの自販機に駆けつけて、アクエリアスが飲みたい!!!

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