両神山(八丁尾根ピストン・全28鎖場写真あり)

2020.08.09(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間
休憩時間
1 時間 11
距離
6.2 km
のぼり / くだり
874 / 874 m
36
25
19
18
29
32
39

活動詳細

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【天候】 曇り後晴れ 【アクセス】 上落合橋登山口に駐車スペースが10台程度あります。 途中、林道金山志賀坂線に入る頃から道が急に狭くなります。上落合橋より八丁トンネル方面は通行止めです。 ナビだと八丁トンネル経由のアクセスを案内される事があるので要注意です。滝沢ダム付近を経由するルートでのアクセスです。 【コース/危険箇所等】 登山ポストは上落合橋登山口にあります。 西岳手前から東岳の間は連続した鎖場の岩場があり、両神山頂直下に2つ鎖場があります(後で撮影した鎖場の写真を全て数えたところ片道28箇所ありました)。 埼玉県内でもっとも遭難者が多いと聞いた事のあるコース。標高差、距離はそれほどでもありませんが鎖場・岩場が多いため、その数値では推し量れないコースです。 【その他周辺情報】 小鹿野町の「赤谷温泉 小鹿荘」(600円)で汗を流しました。日帰り入浴は15時までだそうです。 http://www.ojikasou.co.jp 【感想】 今回は主に鎖場・岩場トレーニングで、出来るだけ鎖に頼らないよう取組みました。そんな事でアマチュア無線運用は行いませんでした。 先月予定していたこのコース、長雨のため日向大谷口経由に変更しましたので、今回はそのリベンジ。ガイドブックによっては29とか28箇所と記載のある連続した鎖場。1本の鎖でも途中アンカーで分岐しているのは2つと数えてあるのか?と途中思っていたのですが、撮影した全鎖場を帰宅後数えてみたら28箇所あり、往復で56箇所の鎖場を越えた事になります。 登りは極力鎖に頼らず3点確保で登るように取り組みましたが、やはり鎖場は登りより下りが大変で視界からの恐怖心も生まれます。腰が引ければその分足裏に荷重がうまくかからないため、出来るだけ腰を入れて肩越しに後ろを見ながら足場を確保する練習を繰り返しました。 唯一(二?)スリップした鎖場は両神山頂すぐ下の2つ目の鎖場で、登りも下りも左足がスリップしました。岩肌が湿っていて苔も多く生えているので、乾かないスポットなのかもしれません。西岳・東岳付近の岩場だけでなく、こちらも注意が必要と感じました。 そんなトレーニング中心の山行でしたが、天候に恵まれ東岳からの360°の大パノラマは素晴らしかったです。 両神山は同じ埼玉県内でアプローチに時間がかかるためなかなか足が向きませんが、一般道・バリエーションルートとも沢山のルートがあり、地元の山岳信仰でも崇められるようなとても趣の深い山だと再認識出来ました。 【アマチュア無線関係】 今回は運用しませんでした。

両神山・諏訪山・二子山 上落合橋登山口付近の駐車場(無料)。山と高原地図では6台と書かれてましたがもう少し広く、10台位は停められると思いました。
上落合橋登山口付近の駐車場(無料)。山と高原地図では6台と書かれてましたがもう少し広く、10台位は停められると思いました。
両神山・諏訪山・二子山 駐車場から少し上って橋を渡ると右手に登山口があります。
駐車場から少し上って橋を渡ると右手に登山口があります。
両神山・諏訪山・二子山 上落合橋登山口。登山ポストもあり登山届を提出しました。
上落合橋登山口。登山ポストもあり登山届を提出しました。
両神山・諏訪山・二子山 上落合登山口から八丁トンネル方面の林道は通行止めです。
上落合登山口から八丁トンネル方面の林道は通行止めです。
両神山・諏訪山・二子山 登山口から八丁峠までの取り付きの前半はピンクリボンも少なく、踏み跡をよく確認しながらルートを進む必要がありました。この段階で初心者を受け付けないコースだと感じてしまいます。
(帰路は上からルートを確認できるためそれほど難しくありません)
登山口から八丁峠までの取り付きの前半はピンクリボンも少なく、踏み跡をよく確認しながらルートを進む必要がありました。この段階で初心者を受け付けないコースだと感じてしまいます。 (帰路は上からルートを確認できるためそれほど難しくありません)
両神山・諏訪山・二子山 かなり登ってから初めて現れた標識。
かなり登ってから初めて現れた標識。
両神山・諏訪山・二子山 次の標識。八丁峠までの間は2本だけだったと思います。
次の標識。八丁峠までの間は2本だけだったと思います。
両神山・諏訪山・二子山 八丁峠の分岐点に到着。八丁峠の上まで登りきらない地点に八丁尾根コース方面への入り口があります。
八丁峠の分岐点に到着。八丁峠の上まで登りきらない地点に八丁尾根コース方面への入り口があります。
両神山・諏訪山・二子山 注意書き。
注意書き。
両神山・諏訪山・二子山 まさに「初心者」向きではありません。
まさに「初心者」向きではありません。
両神山・諏訪山・二子山 分岐点から少し登ると八丁峠の標識があります。
分岐点から少し登ると八丁峠の標識があります。
両神山・諏訪山・二子山 下から見て右手上に展望台ベンチがありました。
下から見て右手上に展望台ベンチがありました。
両神山・諏訪山・二子山 新しい標識。このタイプはまだこの1本だけのようでした。
新しい標識。このタイプはまだこの1本だけのようでした。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その1が出現。
鎖場その1が出現。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場が現れたので持参したヘルメットを装着。
鎖場が現れたので持参したヘルメットを装着。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その2。
鎖場その2。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その3。
鎖場その3。
両神山・諏訪山・二子山 まずは西岳でしょうか。
まずは西岳でしょうか。
両神山・諏訪山・二子山 まだ朝靄がかかっている風景。
まだ朝靄がかかっている風景。
両神山・諏訪山・二子山 奥の暗くなっている所まで下っていきます。
奥の暗くなっている所まで下っていきます。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その4。
鎖場その4。
両神山・諏訪山・二子山 朝の視界。
朝の視界。
両神山・諏訪山・二子山 天候に恵まれて時折現れるパノラマを楽しみながらの山行となりました。
天候に恵まれて時折現れるパノラマを楽しみながらの山行となりました。
両神山・諏訪山・二子山 はい、心してかかります。
はい、心してかかります。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その5。
鎖場その5。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その6。
鎖場その6。
両神山・諏訪山・二子山 行蔵峠(行蔵坊ノ頭)に到着。
行蔵峠(行蔵坊ノ頭)に到着。
両神山・諏訪山・二子山 両神山頂までの距離はそれほどではありません。
両神山頂までの距離はそれほどではありません。
両神山・諏訪山・二子山 両神山を遠くから眺めた時の鋸歯状の模様はこういったピークが連なって見えるからでしょうか。
両神山を遠くから眺めた時の鋸歯状の模様はこういったピークが連なって見えるからでしょうか。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その7。
鎖場その7。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その8。
鎖場その8。
両神山・諏訪山・二子山 西岳に到着。
西岳に到着。
両神山・諏訪山・二子山 東岳を経由して両神山に向います。
東岳を経由して両神山に向います。
両神山・諏訪山・二子山 これから行くであろう山々。
これから行くであろう山々。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その9。
鎖場その9。
両神山・諏訪山・二子山 標識。
標識。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その10。
鎖場その10。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その11。
鎖場その11。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その12。
鎖場その12。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その13。
鎖場その13。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その14。
鎖場その14。
両神山・諏訪山・二子山 赤ペンキで矢印。
赤ペンキで矢印。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その15。
ちょっとしたナイフリッジです。岩が乾いていたので、鎖のある位置より上のピークに近い場所を渡りました。
鎖場その15。 ちょっとしたナイフリッジです。岩が乾いていたので、鎖のある位置より上のピークに近い場所を渡りました。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その16。
鎖場その16。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その17。
鎖場その17。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その18。
鎖場その18。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その19。
トラバース路に添う形で設置してありますが、足下がしっかり保てれば特に不要かと。
鎖場その19。 トラバース路に添う形で設置してありますが、足下がしっかり保てれば特に不要かと。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その20。
鎖場その20。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その21。
鎖場その21。
両神山・諏訪山・二子山 振り返って通ってきた西岳を仰ぐ。
振り返って通ってきた西岳を仰ぐ。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その22。
鎖場その22。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その23。
鎖場その23。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その24。
鎖場その24。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その25。
鎖場その25。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その26。
鎖場その26。
両神山・諏訪山・二子山 タケノコ状の「大キギ」という名の岩峰でしょうか。そこへ行きません。
タケノコ状の「大キギ」という名の岩峰でしょうか。そこへ行きません。
両神山・諏訪山・二子山 東岳に到着。
東岳に到着。
両神山・諏訪山・二子山 両神山頂まであと1km。
両神山頂まであと1km。
両神山・諏訪山・二子山 セルフ撮影。
そういえば駐車場で見かけたハイカー(先行3名)以来、ここまで誰にも会っていません。
セルフ撮影。 そういえば駐車場で見かけたハイカー(先行3名)以来、ここまで誰にも会っていません。
両神山・諏訪山・二子山 東岳から両神山までは樹林帯の尾根道が続きます。少しのアップダウンはありますが、比較的歩きやすい尾根道です。
東岳から両神山までは樹林帯の尾根道が続きます。少しのアップダウンはありますが、比較的歩きやすい尾根道です。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その27。
両神山山頂のすぐ側にある2箇所のうちの1つ。ここで登りも下りも1回ずつスリップしました。岩場の濡れが乾いておらず(苔も多いのでそういったスポットかも)、滑ります。西岳・東岳付近の鎖場だけでなく、ここでも気を抜けません。
鎖場その27。 両神山山頂のすぐ側にある2箇所のうちの1つ。ここで登りも下りも1回ずつスリップしました。岩場の濡れが乾いておらず(苔も多いのでそういったスポットかも)、滑ります。西岳・東岳付近の鎖場だけでなく、ここでも気を抜けません。
両神山・諏訪山・二子山 鎖場その28。
両神山頂までの最後の鎖場。山頂にいる人らしき会話が聞こえてきます。
鎖場その28。 両神山頂までの最後の鎖場。山頂にいる人らしき会話が聞こえてきます。
両神山・諏訪山・二子山 ぱっと開けて、見慣れた両神山頂に1ヶ月ぶり到着。
ぱっと開けて、見慣れた両神山頂に1ヶ月ぶり到着。
両神山・諏訪山・二子山 標高1,723mの両神山頂。埼玉県唯一の百名山でもあります。
標高1,723mの両神山頂。埼玉県唯一の百名山でもあります。
両神山・諏訪山・二子山 近くにいらした方に撮って頂きました。カメラにお詳しい方で、GRだとわかって「マニュアルモードで撮影して良いですか?」と。逆光だったので、うまく調整頂きました。ありがとうございました(私の方で少しトリミングしました)。
近くにいらした方に撮って頂きました。カメラにお詳しい方で、GRだとわかって「マニュアルモードで撮影して良いですか?」と。逆光だったので、うまく調整頂きました。ありがとうございました(私の方で少しトリミングしました)。
両神山・諏訪山・二子山 山頂から延びる雲。
山頂から延びる雲。
両神山・諏訪山・二子山 両神山頂にて天を仰ぐ。
今回、無線運用は無しですぐ帰路に着きます。
両神山頂にて天を仰ぐ。 今回、無線運用は無しですぐ帰路に着きます。
両神山・諏訪山・二子山 「大キギ」が見える位置まで戻ってきました。中国の水墨画に出てきそうな山容です。バリエーションルートで登る方もいるようです。
「大キギ」が見える位置まで戻ってきました。中国の水墨画に出てきそうな山容です。バリエーションルートで登る方もいるようです。
両神山・諏訪山・二子山 東岳ベンチで休憩。カップ麺も用意してましたが、暑くなる前に下山しようと考えパンのみ食べます。広口で飲みたかったので予備のペットボトル水を8分飲みましたが、まだハイドレーション側には残があります。
東岳ベンチで休憩。カップ麺も用意してましたが、暑くなる前に下山しようと考えパンのみ食べます。広口で飲みたかったので予備のペットボトル水を8分飲みましたが、まだハイドレーション側には残があります。
両神山・諏訪山・二子山 いい景色です。
いい景色です。
両神山・諏訪山・二子山 大パノラマが広がります。
大パノラマが広がります。
両神山・諏訪山・二子山 両神山山頂側の景色。
両神山山頂側の景色。
両神山・諏訪山・二子山 北側の景色。
ここで身支度を整えていたら、このコース4人目のハイカーさんが登ってきました。
北側の景色。 ここで身支度を整えていたら、このコース4人目のハイカーさんが登ってきました。
両神山・諏訪山・二子山 イワギボウシ(岩擬宝珠)でしょうか?
イワギボウシ(岩擬宝珠)でしょうか?
両神山・諏訪山・二子山 ナイフリッジまで戻ってきました。
ナイフリッジまで戻ってきました。
両神山・諏訪山・二子山 龍頭神社奥社と思われます。「りゅうず」ではなく「りょうとう」だそうで、両神(龍頭)神社とも。
もともと両神山は「八日見山」、「龍神山」、「龍頭山」と呼ばれていたのだとか。
龍頭神社奥社と思われます。「りゅうず」ではなく「りょうとう」だそうで、両神(龍頭)神社とも。 もともと両神山は「八日見山」、「龍神山」、「龍頭山」と呼ばれていたのだとか。
両神山・諏訪山・二子山 入ってはいけないとガイド本に書いてあった「尾ノ内沢道」方面はロープで通行止めです。
入ってはいけないとガイド本に書いてあった「尾ノ内沢道」方面はロープで通行止めです。
両神山・諏訪山・二子山 警告が記載してあります。
コース的には確立されたルートのようで標識などもあるようでした。
警告が記載してあります。 コース的には確立されたルートのようで標識などもあるようでした。
両神山・諏訪山・二子山 登りは良い良い、下りは...
登りは良い良い、下りは...
両神山・諏訪山・二子山 西岳まで戻ってきました。
西岳まで戻ってきました。
両神山・諏訪山・二子山 やはり鎖場は下りが注意ですね。疲れも蓄積されてきて、暑くもなってきたので集中、集中。
やはり鎖場は下りが注意ですね。疲れも蓄積されてきて、暑くもなってきたので集中、集中。
両神山・諏訪山・二子山 行蔵峠まで戻ってきました。
ここから先は疲れもたまってきたのでひたすら下る事に専念。
途中八丁峠で何人か軽装備の方々とすれ違いましたが、ご無事でありますように。
行蔵峠まで戻ってきました。 ここから先は疲れもたまってきたのでひたすら下る事に専念。 途中八丁峠で何人か軽装備の方々とすれ違いましたが、ご無事でありますように。
両神山・諏訪山・二子山 上落合橋登山口近くの橋が見えるところまで下ってきました。
上落合橋登山口近くの橋が見えるところまで下ってきました。
両神山・諏訪山・二子山 無事、登山口まで戻ってきました。
無事、登山口まで戻ってきました。
両神山・諏訪山・二子山 帰りに「道の駅大滝温泉」に寄ったところ、シャワーとサウナのみとの事だったので、急遽行き先を「赤谷温泉小鹿荘」に変更。先に電話したら15時までに上がってくれればOKとの事で快諾頂きました。秩父夜祭の屋台をモチーフにした建物が素敵です。
帰りに「道の駅大滝温泉」に寄ったところ、シャワーとサウナのみとの事だったので、急遽行き先を「赤谷温泉小鹿荘」に変更。先に電話したら15時までに上がってくれればOKとの事で快諾頂きました。秩父夜祭の屋台をモチーフにした建物が素敵です。
両神山・諏訪山・二子山 秩父・小鹿野付近の名物「わらじカツ丼」。
とても「メガわらじカツ丼」は食せそうになく、普通版のこれで十二分です。
秩父・小鹿野付近の名物「わらじカツ丼」。 とても「メガわらじカツ丼」は食せそうになく、普通版のこれで十二分です。

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