活動データ
タイム
05:20
距離
9.4km
のぼり
782m
くだり
782m
活動詳細
すべて見る今回のブナ山シリーズはいつもと趣向が違います。 「ブナを探すシリーズ」と言った方がいいのかもしれません。 何故なら、この山にはブナ林もブナの森もありません。 この山にあるブナの木は僅か一本。 その残された一本のブナの木を探す山歩きです。 その山の名は、五輪山。 五輪山(ごりんざん)は広島県安芸太田町加計の市街地の背後にそびえ、平家落人伝説も残る標高832mの山です。 里に近いこともあり、今ではそのほとんどが人工林に変わってしまいました。 ただ、2005年発行のこの山を紹介した書籍にこんな記述があります。 「山頂付近のヒノキ林の中、ぽつんと一本だけ、ブナが残っていた」 広島のブナ山を訪ね歩く、この本の筆者の言葉です。 その記述を目にして以来、私の中でこの山は気になる存在になったのです。 たった一本のブナの木。 どんな木? どんな場所に? 何故一本だけ? まだ、残っているのだろうか? いろんな思いが駆け巡る中、五輪山に向かったのでした。
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