笹谷集落側から雁戸山

2017.03.04(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 27
休憩時間
1 時間 42
距離
9.5 km
のぼり / くだり
1142 / 1141 m
4 38
2 38

活動詳細

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山仲間から久々のお誘いがあり、心を動かされるも、日々クタクタで、片付かない様々も重しになり、二つ返事出来ず、ぐずぐず迎えた当日。笹谷峠側から雁戸山に登ってますのメールに、やっと行こうという気になる。今から若い二人を追いかけても無駄なので、笹雁新道が登り上げる尾根を末端から登ることとする。 阿古屋の松の案内のところから、向かって左の尾根を目指す。入り口は暗い杉林で興覚めも、すぐに雑木林の結構急な斜面に取り付き、トラバース気味に登りだす。新雪が薄く積もった雪面はかなり固い。カンジキ無しのアイゼンだけでも良かったかもしれない。 歩き出しは、日差しもあり、木漏れ日が美しく、まるで春のようであった。一息上がると稜線に着く。直ぐに鉄塔。そこからなだらかな尾根が続く。水無川を左にした尾根は迷うことなく淡々と雁戸山を目指している。赤テープもあり、やっぱり親しまれている尾根のようだ。 1100m辺りから低木となり強風が山形側から吹き付けてくる。雪が吹き飛ばされ地肌を晒している個所もあり、風の通り道になっている様子がわかる。 むかし、20年以上前に、セントメリースキー場からスキーで雁戸山を目指したことがあった。その日は強風で、上部のリフトが止まり、ゲレンデを歩いた。942mピークから笹雁新道への合流を目指したはずであったが、結構な上り下りがあり、難儀したので、尾根伝いではなく、谷伝いだったかもしれない。今思うに、1380mピーク辺りまでは辿り着いたのだと思う。でっかい雁戸山を目の当たりに(でも遠かった)、感動したことが鮮やかに思い出される。その日は強風の上、すごく寒かったと思う。ゴアのウエアの内部が凍った。とにもかくにも雁戸山が見えたところで下山。時間も午後2時は過ぎていたと思う。下山路は水無沢を下り、途中から林道を行った。下りは楽なのかと思ったが、雪は深く重く、特に林道では登りより大変だった。車に着くころには、すっかり辺りは暗くなっていた。 1410mピークから望む雁戸山には圧倒される。 山頂直下に大きな雪庇が出来る。これが崩れるのだと思うと恐ろしい。毎年春には谷にデブリを見る。 登山道は雁戸山南東の尾根伝いとなる。かなりの傾斜が谷底まで続く。今日はアイゼンもよく効き、快調に登れた。 左手の南雁戸山が険しい。積雪期には、なかなか足が向かない。 標高差940mあまり、久々に山に登ったという感じだった。いつも思うけど、やっぱり山は良い。山は良い。

蔵王山・雁戸山・不忘山 もう春ですね(^^)
もう春ですね(^^)
蔵王山・雁戸山・不忘山 鉄塔まで来ました。見えてるのは雁戸山手前の1380のピークかな。
鉄塔まで来ました。見えてるのは雁戸山手前の1380のピークかな。
蔵王山・雁戸山・不忘山 気持ちの良い尾根辿り(^^)/
気持ちの良い尾根辿り(^^)/
蔵王山・雁戸山・不忘山 1100mあたりです。この先の台地で左側から夏道が尾根に乗り上げてきます。この辺りで、もう、風が強かったんですよ。
1100mあたりです。この先の台地で左側から夏道が尾根に乗り上げてきます。この辺りで、もう、風が強かったんですよ。
蔵王山・雁戸山・不忘山 夏道に合流すると、やっと雁戸山手前の蟻の戸渡りが見え出します。
手前、二つのピークを越していくのかぁと、ちょっと、風の強さにくじけそうになっていました(◞‸◟)
夏道に合流すると、やっと雁戸山手前の蟻の戸渡りが見え出します。 手前、二つのピークを越していくのかぁと、ちょっと、風の強さにくじけそうになっていました(◞‸◟)
蔵王山・雁戸山・不忘山 登ってきた尾根。
奥のトンガリ山左尾根、今日なら眺望良かったなぁと(^^ゞ
登ってきた尾根。 奥のトンガリ山左尾根、今日なら眺望良かったなぁと(^^ゞ
蔵王山・雁戸山・不忘山 1300ピークに至り、ようやく雁戸山が大きく姿を現しました。
1300ピークに至り、ようやく雁戸山が大きく姿を現しました。
蔵王山・雁戸山・不忘山 1410mピークから。昨日なのでしょうか、先行者があったようでした。ここから見ると、ちょっと先に進むのをためらってしまうほどのスケール感があります。
1410mピークから。昨日なのでしょうか、先行者があったようでした。ここから見ると、ちょっと先に進むのをためらってしまうほどのスケール感があります。
蔵王山・雁戸山・不忘山 お昼までと決めて山頂を目指します。
お昼までと決めて山頂を目指します。
蔵王山・雁戸山・不忘山 下山してます。どんどん、天気は下り坂。雲が襲ってきます。
山頂は強風(気流を感じさせられました)で、写真、無しです。
下山してます。どんどん、天気は下り坂。雲が襲ってきます。 山頂は強風(気流を感じさせられました)で、写真、無しです。
蔵王山・雁戸山・不忘山 ダケカンバがまとまってありました。
ダケカンバがまとまってありました。
蔵王山・雁戸山・不忘山 下山は真ん中の尾根を行ってみます。
下山は真ん中の尾根を行ってみます。
蔵王山・雁戸山・不忘山 気持ち良さそうに開けています。スキーには良いかも。
気持ち良さそうに開けています。スキーには良いかも。
蔵王山・雁戸山・不忘山 はっきりとした尾根筋になり、どんどん下ります。
はっきりとした尾根筋になり、どんどん下ります。
蔵王山・雁戸山・不忘山 午前中の鉄塔と谷を隔てています。
午前中の鉄塔と谷を隔てています。
蔵王山・雁戸山・不忘山 登った尾根と鉄塔。
登った尾根と鉄塔。
蔵王山・雁戸山・不忘山 高速が見えるところまで降りてきました。
高速が見えるところまで降りてきました。
蔵王山・雁戸山・不忘山 ゴールです。ゆっくり楽しみました。行って良かった)^o^(
ゴールです。ゆっくり楽しみました。行って良かった)^o^(

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