すべって ころんで

2020.08.08(土) 日帰り

活動データ

タイム

02:53

距離

7.5km

のぼり

253m

くだり

253m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 53
休憩時間
31
距離
7.5 km
のぼり / くだり
253 / 253 m
14
21
13
13
42
5
6

活動詳細

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智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。とかくに、人の世は住みにくい。 夏目漱石 とかく山道というのは、滑りやすいし転びやすい。 前回のレポ十二山尾根の後半は足も精神的にも疲れているので、滑らないように転ばないように慎重に、ゆっくり降った。 で無事、青年小屋まで降りたのだが・・・・ 次の日、編笠山を登り急傾斜を降り終え。あ~もうすぐ林道に着くなって時に 車石に足を取られ尻餅をついてしまった。 でも泊まりの装備の時はザックの一番下は寝袋や着替えを入れてあるので、先にその部分が地面に当たる。 だからあんまり痛くないし大事にはいたらない^ー^hへへ 滑りやすいといえば木の根っこ、赤土、黒土、雨上がり。 静岡近辺だと愛鷹山が、よく滑る。 兎に角、疲れている時は、油断大敵だ。 今は昔 ある夏の日・・・・南アルプスは鳳凰三山に五人の初心者さんを連れて行った。 南アルプスの中でも夜叉神峠からの鳳凰三山が初心者向け。 普通は一泊二日で行くのだが。 南御室小屋のテント場に二泊する、楽々コースにした。 一日目、午後の早い時間に到着。テントを張って。 皆、お酒を飲むので「ちょっと早いけど一杯やりますか。」と酒盛りを初めた。 しかし、明日も早いしアタック日なので「午後4時までですよ。」と 時間制限付きで飲み始めた。 午後4時、「さあ、そろそろお開きにして晩御飯の準備しましょう」と諭したのだが。 首謀者「くわちゃん、もう少し飲もう奢るからさあ。」 実は五人の初心者は全員、僕の仕事上の先輩なので、あまりキツくは言えず。 「飲みすぎると、明日辛いよ。」とは言ったのだが。 首謀者ともう一人は酒を買いにいきダラダラといつまでも飲んでいた。 他の三人はちゃんと言うこと聞いてくれたんだ。 二日目、午前二時起床。三時半に出発! 稜線でご来光を見せてあげようとこの時間に出た。 案の定、お酒を飲みすぎた二人は辛そうだ。 薬師岳、観音岳を登ったところで一人はダウン。仕方がないので僕が付き添って、此処で待機する。 首謀者はヘロヘロみたいだが他の三人と地蔵岳に送り出した。 もしもの時にと無線機を二台持ってきたので、アタック隊に渡した。 ダウンした先輩も小一時間休むと動けるようになった。 戻ってきた四人と合流、南御室小屋に戻った。 今日も此処で一泊して、明日ゆっくり帰ればいいのだが。 酒飲みの首謀者がまたやらかした。 「まだ時間も早いし、テントを片付けて帰ろう。」と言い始めた_| ̄|○ 首謀者の強引さに皆も折れて、夜叉神峠へ戻る事になった。 くわ「ダウンした先輩の荷物減らすから、皆で分担して背負っていこう。」と言ったのだが、皆聞こえないふり。 もういい!あらかたダウン氏の荷物を自分のザックに括り付けた。ぐぐgっと重くなったザックを背負い直し。 ダウン氏と一緒に降った。 杖立峠を越え夜叉神峠、あと少しで林道だ。ダウン氏も頑張ってくれた。 事故もなく無事に帰れそうだなと思った。 つづら折りに降り、あと10mという所で、、、、、、首謀者が転んだ。 普通は尻餅で後ろに転ぶのだが、前のめりにビッタ~ンと・・・・・・・・ あ~やっちゃった。 服は破れ顔に傷ができ、たぶんアチコチ打撲しているはずだが、体裁が悪いのか、なんとか立ち上がり、駐車場に到着した。 首謀者も二日酔いで辛かったのだ。 なんとか気持ちで頑張ってきたのだろう、調子が悪いので早く帰りたかったんだよね。 でも駐車場が見えたらその緊張の糸が、プツンと切れて。 ビッタ~ンと前にコケたのだ・・・ しょうがねえな、自業自得だ。 こうして、なんでも無い所でも油断したり疲れている時は危ないんだよね。 今日の軌跡 UFO山、谷津山に行ってまいりやした。 あと観音山もついでに UFO山についての詳細は、過去レポにて・・・・・・ 島唄。 指笛、鳴らない_| ̄|○

動画

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