夏栗山・黒頭峰

梅雨明けの快晴日和、通勤途中に前々から気になっていた山を目指す。 登山口から登山道に木々が生い茂り、荒れた道が続きクモの巣も多く、長らく登山者がいない事を物語っている。 倒木も多く、登山道の踏みあとも消えつつあり寂しさを覚えた。 夏栗山は山の名前の通り、栗の木が頂上付近に点在していた。篠山マップガイドにあった頂上展望台よりの眺望を期待していたが、見渡す限り木々に覆われており残念な結果となった。 本日ニ座目の黒頭峰へ、眺望を期待しつつ向かう。突如、間伐・切り開かれた場所が現れた。登山道があらわになった状態で、登山の雰囲気を壊す状況になっており少し残念だった。 山頂迄は激しい急登が続き、体力を消耗したが夏栗山とはうってかわってわずかではあるが、丹波市春日町に鎮座する三尾山を望むことが出来て満足だった。丹波篠山里山全体に言える事だが、地元に愛されている山(人気の山)はきっちりと整備されているが、そうでない山はあれ放題となっており、より登山者を遠ざけてしまっている。今後、山の魅力を伝える丹波篠山市を上げての取り組みに期待したい。