燕岳☀/☀(テント泊)

2020.08.04(火) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 2
休憩時間
5 時間 29
距離
7.7 km
のぼり / くだり
1510 / 215 m
1
7
24
34
1 1
32
9
1 23
20
DAY 2
合計時間
5 時間 29
休憩時間
1 時間 38
距離
6.2 km
のぼり / くだり
77 / 1374 m
33
4
23
22
17
17
32

活動詳細

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『テント場⛺は予約制です。』 例年とは違う燕山荘グループのHP。 https://www.enzanso.co.jp/ いよいよテント場まで予約しなきゃならないコロナの影響は恐るべし。此れならば嘸かし登山者は少なかろう。と思って臨む北アルプス。 展望の良い高所で初のテント泊を楽しみにしている同行者達と共に『燕岳』へ荷物を纏めてGo!! 日の出前には到着した駐車場🅿 「どれどれ空いて…いない?だと…!?」 駐車場🅿が既に『密』です。 (´д`) イヤーン 隙間に車をねじ込み仮眠して、日の出🌄を過ぎた頃に朝食を摂り出発。 気温は16℃程度と少し涼しげで過ごしやすい。 登山口でウロウロする登山者に紛れ、登山届を勧めながら検温をしている地元の有志の方の姿も見える。今日は平日の筈だが意外と人が居る事に驚いた。 登山口から燕岳迄は一本道。 初めての長時間歩行とテント泊装備を背負ったチャレンジには燕岳は良い条件が揃っていると思う。 同行者の顔は期待で胸踊り表情は明るい。 その姿に、かつて自分が初めて北アルプス稜線を眺めた時の感動を思い出し、頬が緩むのを感じた。 気温も然程上がらず涼しい風を受けながら順調に高度を上げる。 追い抜き追い越される登山者の中には小学生位だろうか。お子さん連れの登山者も多く見受けられた。他にも出会う人々を眺めるとトレラン、日帰り、小屋泊、テント泊と大小様々なザックが彼らの目的を教えてくれて面白い。 第三ベンチ迄来ると慣れない重さに疲れたか、少しペースが落ちてきている。 此処の第三から合戦小屋迄登りがキツくなる。 肩に食い込む重さに耐えながら合戦小屋までもうひと踏ん張り。 花崗岩の白さが多く見え出すことが順調に高度が上がって行くのを教えてくれている。 「もうちょっとだよ。」と合いの手を入れながら踏み進む。 合戦小屋には真新しいノボリがはためき『名物のスイカ🍉』が売り出されていた。 何時も季節外れに登っていたので、初めて風物詩にお目に掛かれた。 「ナルホド。コレは美味しい!!」 ( ゚Д゚)ウマー チラリと見た新作のクマの手ぬぐいに心惹かれたが我慢した。(笑) 陽射しを遮る木々も身を低くしだし、日差しを浴びる尾根沿いへ出る。 見上げる先には燕山荘の赤い屋根が見えてきた。 高い位置に登った太陽は夏の陽射しだが、薄雲でスクリーンが掛かり直日で灼かれないのが少しは救いだろう。 山荘で昼飯を提供して貰える時間に何とか間に合う。 最初に目を引くのは右も左も、皆さんマスク。見慣れない景色だが2000m越えでもブレない日本人の勤勉さを感じる。 メニューに悩むのは一瞬で何故か何時も頼んでしまう『山菜うどん』 何時も通り美味しく頂きました。 生ビール🍺に心揺れたが身体に効きそうなので止めておいた。(笑) テントを据えて中に潜り込み気がついた。 「しまった!文庫本を忘れてきた。」 暇つぶしの相手を忘れたので、心地良い風を肌に感じながら昼寝に就いた。 投げ出した脚が夏の陽射しに焼かれ『何か脚が…暑いですよ?』と目が覚める。 時計をみると日が傾き始める時間になっていた。 薄い雲が掛かって居るので、涼しくなってきた時間に空身で燕岳山頂まで散歩。槍ヶ岳には厚い雲が掛かり見えないが、表銀座の稜線はやはり美しい。白く雪化粧をした同景色はより美しいもので有ろうと夢想する。いつか来てみたいモノだ。と、山頂から眺める景色を堪能してからテント場まで戻る。 山の楽しみの1つに食事がある。 今回はミートパスタとハーブ鳥、生野菜も背負ってきた。 手早く作って美味しく頂きました。ゑぇ…食べ過ぎる程に…食べました。後に後悔する事になるとは知らずに…。 夜中にテントのフライを捲って空を見る。羊の様な雲が掛かり星空は残念ながら見られないが、折角なのでカメラ📷を持ち出し写真撮影。 雲で月も星も隠れてはいるが漏れでる月光が幻想的な夜空にしてくれている。暫く散歩しながら撮影し満足したので再び眠りについた。 目を覚ますと、テントの黄色が色鮮やかに視界に入り、外が騒がしい。どうやら日の出🌄の時間らしい。 外に出ると多くの登山者が思い思いの形で今日の記録を残している。 ならば自分も…と思ったが、どうも気分が悪い。と云うより気持ち悪くて動きたくない。朝飯にカレー飯を持ってきたが、食指が進まないので昨日の残りのパンを齧る。 どうやら昨晩食べ過ぎた様だ。 食事が不便な筈の山の上で、何とも皮肉な状態だ。1人テントで転がり眠りについた。 ふと目が覚める。気分もスッカリ良くなっている。 隣のテントに声を掛けると直ぐに返事が返ってきた。 二人には要らぬ心配を掛けてしまった様子だ。 燕山荘で飲み物を買い贅沢に飲み干す。胃がスッキリした。 Σd( ゚∀゚*) コレからは十二分に気をつけよう。と己の迂闊さに自嘲する。 何時も心配で食料を多めに持ってしまうが、そろそろ要領も覚えても良い頃だろうに。(苦笑) スッキリと晴れた青空に黒々と天突く槍ヶ岳、雲もなく燕岳もご機嫌麗しく綺麗に佇んでいる。 同行したお二人は楽しんで貰えただろうか。と思いながら、身支度を整えお世話になったテント場を後にする。 2日目の気温は既に20℃を越え、浮かぶ雲も夏の姿だ。 昨日は到着まで時間が掛かった燕山荘もあっと言う間に遠くなる。 食い意地を張ったお陰でザックと足取りはすこぶる軽い。(笑) 昨日とは違い、すれ違い、追い抜き追い越される登山者の数が明らかに少ない。昨日の多さは何だったんだろう。と思いながら程無く合戦小屋で休憩。 合戦小屋でコーラをぐい呑みしていると、 「ヘリが着ますので、下がって下さ〜い!!」 と小屋のお兄さん。 天候の良い今日は、丁度ヘリで荷揚の予定らしい。 間もなく低い羽音を響かせ白い機体が登場。🚁 颯爽と現れ狭いヘリポートに見事に着陸する腕前に感心。 (*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)オォォ... 昨今燃料高騰や諸事情でヘリの輸送も苦境に立たされていると聞く。多くの登山者の為にも是非続けて頂きたいモノだ。 例えコカ・コーラが¥350だったとしても。(笑) 眼前で流れるような荷揚げを2回観てから再び下山ルートへ。 高度が下がると湿度も上がる。 しっかり汗ダクになった頃に登山口に到着し無事全行程を完了したのでした。 皆さん、お疲れ様でした。 有明荘の立寄り温泉♨で汗を流す。 日帰り風呂は〜1500時まで。 日焼けに沁みる。(*´△`*) 施設内は勿論マスク必須です。 下山後の楽しみには其の地で食べる食事もある。 今回の食事処は『くるまや』さんという、神社の脇にある蕎麦屋さん。きっと遥か昔から暖簾を垂れて居るのだろう。 蕎麦は美味しく料金もリーズナブル。 量も少し多目で此処の大盛りは街場の2人分は有るだろう。 今回は『食』に感じさせられた山旅でした。

動画

活動の装備

  • その他(Other)
    サレワ(SALEWA) MS CROW GTX

メンバー

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