知床三山③ 遠征最終日は雌阿寒岳

知床遠征の最後を締めくくるのは、雌阿寒岳。 とはいえ、これまでの３日間の運を使い果たしたように、前日の天気予報は雨。 朝起きると、予報通りの雨。でも小降り？ 朝食後には雨も上がったので、様子見ながらも、行ってみることに。 登山口に着いた時には、曇りながら日差しもあって、登れそう。 登山口付近は心地の良い風が吹いていたけど、林に入るとかなり蒸し暑い。 山頂付近はガスって、風も強そうななのに。。。 時々日差しがある天候で、霞んでいるもののオンネトーも見える。 終わりに近づいたメアカンフスマ、メアカンキンバイ、イワブクロが物悲しげに咲いている。 山頂に近づくにつれて、風も強くなり、ガスも濃くなる。 ８合目を過ぎるころには、ほぼ視界もなく、シューシューという噴気の音とともに火山性のガスの臭気が鼻を突く。 山頂でも視界ゼロながら、湿度を含んだ強い風が吹き、一瞬、火口が見えた。 ３年前には晴れて、景色を堪能したが、ちょっと残念。 でも、雨に降られることなく、無事、知床三山踏破となりました。 下山後、オンネトーへ。 オンネトーから見る雌阿寒岳の山頂付近は、濃い雲に覆われ、雨が降っていそうな感じでした。