岩尾別から羅臼岳ー二つ池泊ー硫黄山へ

2020.08.02(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 18
休憩時間
1 時間 55
距離
12.1 km
のぼり / くだり
1886 / 794 m
DAY 2
合計時間
8 時間 56
休憩時間
1 時間 34
距離
10.2 km
のぼり / くだり
599 / 1674 m
1 12
1 44
3 43
15
7

活動詳細

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今年は大雪と知床で縦走したい! やっとこ天気が合いそうな連休。 水場が先に涸れそうな知床へ。 仕事終わりに一路ウトロに向かい道の駅で車中泊。 わりと早めに着けたのに、緊張のせいかお腹を下し12時就寝💤 3時頃から釣り人が活動し始め強制起床。 駐車場が心配なので先に登山口に移動して朝ごはん。 4時20分で地の涯前最後の一台のスペースでした。 向かう途中自然センター前の道路に親子グマが立っていたけどスルーしちゃった。 DAY1 水場情報を頂いていたので、少なめの1.6Lスタート。 木下小屋で熊スプレーをレンタルし、念のため水場を聞くと、サシルイ岳の雪渓は「ないないない」と被せ気味に否定💦 あれ?? 弥三吉水はドバドバ。 銀冷水は上流に行けばタラタラ。 念のためにここで1.5補給。 羅臼平までは順調ペース。 この間なぜか中島みゆきの別れうたがリフレイン。 ここで欲を出してしまって羅臼ピストンへ。 羅臼に取り付くとあれよあれよという間に雲が上がりガスの中へ。 まじガス女ぶりすげー🤣 山頂はツアーさんで混み込みだったので即下山し羅臼平でご飯。 この先ひたすらガスの中を行きます。 ここからはゲゲゲの鬼太郎がテーマ曲。 三ツ峰で撤収中の方に話を聞くと、土曜なのに貸し切りだったとのこと。 「サシルイの雪渓で水とれるよ!」良かったー😆 三ツ峰の水場は涸れている。水溜りはあったけど。 この先のことがあまり記憶がないけどサシルイの登りはさすがに疲れてきた。 雪渓に到達したとき持参したそのまま飲める水は残り200。ちょいやばい。 ここで大量に水補給。銀冷水と合わせて5Lに。 昔来た時も思ったけど、オッカバケのコースタイムおかしいと思う💦 重くなったのもあるけどほんとにこの登り辛い…。 かなり大声で「がんばれ!がんばれ!」と叫びながら這々の体で越える。 この下りも結構アスレチックでよたつきながら二つ池到着‼️ とりあえず水を沸かしつつテント設営。 貸し切りでした! 夜中の星チェックもする気がなくなるくらい疲れた〜。 二つ池は溜まり水あります。 DAY2 タクシーの予約時間があるので6時出発を目標にするものんびりしすぎた💦 朝から暑く昨日のこともあるので水2.5もちスタート(実はテルモスにも入っていたので3Lだった)。 ここから南岳までは少し周りのハイマツが伸びていて朝露に濡れたくない人はカッパ着用が良いかと。 今日は天気良く「おかーを越えゆこーぉよー♪」やっと明るい歌がかかった笑 出だしこそ快調も、徐々にハイマツに押されて体力消耗。 ハイマツに「通りまーす」と声をかけるが避けてくれる訳なく…。 近づく硫黄山の景色と足元のお花畑に元気をもらいちんたら進みます。 いよいよ私的核心部知円別からのザレ場歩き。 昔来た時は半ベソでへっぴり腰で、笑う先輩たちに笑い事じゃないと半ギレしながら通過した場所。 今回は二ヶ所くらい腰が引けたけど無事通過✨ 第一火口の雪渓は上から確認できましたよ。 残すピーク硫黄山。 昔はデポした荷物を熊に取られたらと不安でみんなしてデカザック持ったまま登頂。 当時の私は垂壁の感覚で足置くとこがわからんとかピーピー言いながら登った😭 今回はザックデポ。全然垂壁じゃない笑 そして登頂したのを待ち構えるかのようにガスガス🤣 15分くらい待ってご褒美を堪能⛰ 見せてくれてありがとう😆 硫黄山は落石注意なので他の人が取り付いている時は待った方が良さそう。 下山時に道じゃないとこを登ってきた人がいて、声をかけたところこっちに合流するのに大量に落石を起こし誰もいないルート上を岩が通過していったので😱😱😱 私がザックデポ地点に戻るとその人が頭上を通過中。 急いでザック回収してその場を離れました。 デポ地点も考えた方がいいかも。 さて、下山も長い硫黄山。 しばらくはザレのくだり。 ゴロゴロ岩が出てくるあたりからご自由にどうぞなルート取り。 良い風が抜ける涸滝の上部でお昼ご飯。 ここでやっとテルモスのお湯に別れを告げる(今更感)。 いくつかある涸滝は巻道があるのでちゃんと確認しましょう。 最後の小さめの滝で巻道を見落として進退窮まりかけてちょっと危なかった💦 この涸沢の下りもめちゃくちゃ長い。 降りすぎ防止のロープがあるはずなのに、ないないない…ない…ナイ…ナイ? いや、ありました😓長いよっ! ここから尾根沿いに登り返すのがまた辛い。 ヨロヨロしながらハイマツに突き刺されたり頭を叩かれたりしながらの行軍。 開けた新噴火口に出た時にやっとあと少しという思いとまだあと1時間以上あるという思いで複雑。 ここでタクシー会社に連絡をとり、だいたいの下山予定を伝える。 ラストの行程、もう段差を下るのも踏ん張りきかなくなってきてます。 いつまでも新噴火口を抜ける気配がなく、「果てしないっ」と叫んでいたら ここで最後のナンバーです。果てしないといえば『大空と大地の中で』。 息も絶え絶えに歌っていたら下山者に追いつかれた💦たぶん聞かれた😅 樹林帯に入っても長い! ぶつくさいいながらやーっと下山。 カムイワッカまで林道を歩くとゲート前にタクシー発見🚕 やっと、、、ゴール‼️ 木下小屋にスプレーを返しに行く登り返し?が辛かった🤪 管理人さんがスイカをご馳走してくれ、しばし談笑して山旅終わり! この日560?岩峰そばで登山者と熊がお互い気づかずにニアミスしたとのこと。 長文失礼しました! 使わなかった物、ダウン。 忘れた物、蚊取り線香、浄水器。

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