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鷲羽岳・水晶岳の新穂高からのピストン(日帰り)の写真

2020.08.03(月) 10:13

この写真を含む活動日記

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45.7 km

3561 m

鷲羽岳・水晶岳の新穂高からのピストン(日帰り)

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)

2020.08.02(日) 日帰り

前日駐車場に向かう際、雷が鳴っていた。天候が崩れなければよいと思っていた。 なんとか持ちこたえ雨には降られなかったが、終始曇り。稜線はガスの中の移動で展望はなし。 ■新穂高ロープウェイ駐車場~小池新道登山口 林道を緩やかに登っていく。分岐点では標識もあるので迷うことはない。笠新道入口には「笠が岳山荘クローズ」の案内あり。途中のわさび平小屋は通過。帰りに寄る予定。 ■登山口~鏡平山荘 石畳のように、石を敷き詰めてあるような登山道を登ってゆく。所々沢を渡るので水の多いこの時期は、多少靴の中が濡れるが気になるほどではない。急なところも無いし、歩きにくいところも無い。とても歩きやすい。(下りでもキツくはなく、終盤にここを通るのは辛くなくて助かった) ■鏡平山荘~双六小屋 この辺りから、大きなきがなくなりハイマツの尾根伝いに歩く。緩やかなアップダウンで歩きやすい。双六小屋には水洗トイレがあって驚いた。 ■双六小屋~三俣山荘 この区間は3ルートあるようだが、まだ日が明けてなく暗いので展望なくてもいいやと思い、巻道ルートを選択。巻道と言えども意外とアップダウンがあった。帰りは中道ルートを選んだ。 ■三俣山荘~鷲羽岳 この区間の高低差は400メートルほど。前半の勾配はあまりキツくないので安心していたら、後半は勾配がキツくなった。それでも夜明け頃の時間で気温が高くないし、風も吹いていて寒いくらいだった。ここでジャケットを羽織った。鷲羽岳の山頂には誰もおらず、展望も無かったのでそそくさと水晶に向けて出発。 ■鷲羽岳~水晶岳 ワリモ岳まではあっという間。この区間は風が強くて寒かった。真夏なのに手がかじかむ。水晶山頂近くは岩がゴツゴツしていた。水晶探せばあったのかな? 山頂には親子連れがいて驚いた。小さい子がよくここまで登ったと思う(全く笑顔がなかったの可哀想だった)。こちらも山頂にいたら寒いのでそそくさと退散。来た道を岩苔乗越まで戻る。 ■黒部源流 ガスが途切れず、眺望が望めないので帰りは鷲羽を通らずに帰る。黒部源流という名前に惹かれて寄ってみた。沢沿いをガラガラとする石のコースを降るのでとても長く感じた。常に近くに沢が流れていて心地よかった。 この区間で、登山道の真ん中で毛繕いをする雷鳥に出会った。近づいていても逃げないので、暫く観察したのち、登山道を少し外れて道を譲って先を進んだ。 だんだんと足取りが重くなり、黒部源流から三俣山荘までの登りは堪えた。 ■三俣山荘~(中道ルート)~双六小屋 同じ巻道ルートよりは、初めての道を選ぶことに。展望はまだ望めないので、稜線ルートはやめて、中道ルートを選択。足取りはさらに重くなり、好きな登りも数歩進んでは休むような状態。下りでは足が痛くなる。 双六小屋で大休止。小屋で淹れてくれるコーヒーを飲み、カフェインをチャージして出発。この辺り(10時ころ)でようやく晴れ間が出てきた。双六岳や樅沢岳はよく見える。遠くに鷲羽岳がうっすらと見えた。やっと今日の目的だった山の一つを拝むことができた。 ■双六小屋~登山口 あとは、きた道を淡々と戻る。 もう下りだけだが、疲れが溜まってきて踏ん張れないので下りはのんびりと。 わさび平小屋で食べた冷やしリンゴが最高に美味しかった。ここで冷えた ビールなんかも飲みたかったが、まだ林道戻らないといけないし、そのあと 運転もあるのでやめておいた。 距離は長くて体力的には大変だが、キツいところや危険なところはなく、 また天候の良い時にぜひ訪れたい。 ■登山口までのアクセス 深山荘近くのP5(市営新穂高第三駐車場)に前日22時頃到着。日曜夜ということもあり、6割程度の駐車。 国道158線、国道471線は、先月の大雨の影響でところどころ片側交通。