活動データ
タイム
03:00
距離
2.3km
のぼり
320m
くだり
300m
活動詳細
すべて見る7月11日と8月1日に起こした左足外反捻挫のため、やめようかと思いましたが、折角梅雨も明けたので行ってきました。 この日は倅が入っている少年少女野球団のスケジュールで家を出られるのが10時30分以降でしたので、めんどくさいので、原チャリスクーターで行くことにしました。 駐車車両に悪戯されることが多い名栗湖畔には愛車GSX250FXを路駐しておくのが嫌だったので、原チャにしました。 家からの距離はグーグル先生は26kmという事でしたので、2時間もあれば着くという計算で行きました。 実際に家を出られたのは11時を過ぎていて、さらに給油もしたので、登山口に着けたのは12時半頃でした。 メーター読みで30kmの距離でした。 駐車スぺースの端っこにスクーターを停め、入渓点に移動しようとすると、下山してきたであろうパーティとすれ違いました。 そりゃあそうですよね。 いつもの着替え場所の橋下について魂消ました。 ものすごい量の土砂が堆積していて、渓相が全く変わっています。 流れも変わっていて違う沢のようです。 倒木や流木も多く、いつもの場所に行くのにかなりの遠回りを強いられました。 一個目の堰堤は影も形もなくなっていました。 流倒木がすごく、この日は誰も上がっていないのか蜘蛛の巣もすごく、倒木の枝の間を拾った枝を振って蜘蛛の巣を巻き取りながら進みました。 登山道と接近する前半部までは沢登りというよりもアスレチックという感じでした。 でもそのおかげか昨年に較べて苔が洗われていました。 滝が続く後半部は苔が少ないので、気持ちよく登れましたが、1年ぶりの沢だったことと左足の踏ん張りが怪しいのであちこちで何回も落ちて打ち身とすり切り傷だらけになってしまいました。 特に樋状の滝は落水に頭から突っ込んでいったら、左足が踏ん張り切れず一瞬で叩き落されました。 鼻まで水が入ってちょっと笑いました。 昼食時間を過ぎてから入渓したので、お昼ご飯を食べ損ねていました。 14時を過ぎてさすがにおなかが空いたので、適当なところでお昼ご飯にしました。 でもあまりに適当すぎる場所を選んでしまい、沢を挟んで目の前は登山道で、降りてくるハイカーたちがメットをかぶってカップ麺を食っているこちらをじろじろ見ています。 それでも構わずにカップ麺を食べていたら、小学校低学年くらいの女の子がご両親と下から上がってきました。 登山靴も履いていない軽装でしたので、こんな時間に・・・とみていると女の子がこっちを向いて何か言っています。 私は耳があまりよくないことと沢音で何も聞こえなかったので、麺をすすりながら見送ると親子連れはすぐ先でUターンして戻ってきました。 今度は大きな声で呼ばれたので、聞いてみると「とみおかさん!」と言っているとお母さんが教えてくれました。 この日は新調した「冨岡義勇柄ちゃんちゃんこ」を着ていたので、それが珍しかったのでしょう。 「ぎゆーさんだよ!」と大きな声で言うと笑ってくれました。 涼しい沢沿いの道を親子でピクニックに来たのでしょう。 お父さんが道を確認しながら先を歩いて、お母さんが危ないところを教えながら子供と一緒に歩く姿はとても微笑ましく、こんなご時世の夏なので、女の子の良い思い出になればいいなと思いました。 お昼ご飯を食べ終え、再出発するとあっという間に白孔雀の滝に着きました。 左足が怪しいので、下段は巻き、上段だけを登りました。 (上段を登る意味はあまりありません。) そこで渓流フェルト足袋をキャニオニング用の靴に履き替え、左足が不安でしたが、走って下ることにしました。 少し行くと先ほどの親子連れに追いつきました。 挨拶をすると女の子が一緒に写真を撮ってほしいと言っているとお母さんに言われました。 冨岡義勇を思い出して、私とあまりにかけ離れているので女の子の夢を壊すのがかわいそうで断ろうかと思いましたが、何十年かしてこの子が大人になったときにパートナーや子供とここに来て、あの時親と来て変なおじさんと写真を撮ったと笑って話してくれると嬉しいので一緒に撮りました。 お嬢ちゃんごめんね、義勇さんではなくて変なおじさんで。 でも、いつかまたここに来てね、山道を歩くのって楽しいから。 (今度から鬼滅柄ではなく「変なおじさん柄」の服にしようかと思っています。) 下りは白孔雀から20分で登山口に着きました。 それでも全体的な時間は遅いです。 倒木ありすぎ、蜘蛛の巣多すぎ、滝落ちすぎです。 こんなに暑いのにてっぺんまで行って降りて来られた方には敬意を表します。
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