活動データ
タイム
07:10
距離
9.7km
のぼり
1268m
くだり
1269m
活動詳細
すべて見る7月31日に雌阿寒岳を登った2日後、再び雌阿寒岳を登りました! どんだけ雌阿寒岳が好きなんだろう?って思いますよね? いや、たまたま同行者の行きたい山が被った結果なのです。 今回は、劇団仲間と一緒に登りました。劇団仲間の女の子は初雌阿寒岳です。 出発前に気象庁の監視カメラの映像はチェックしました。白いなぁ~と… でも、着いたら晴れる?なんて淡い期待を抱き、雌阿寒岳に向かいました。 で、雌阿寒温泉登山口側の駐車場に着いたら、山はガスで見えないし霧雨が降ってる… 他にも車が10台以上駐車してるし、続々と登っていくし。 ここまで2時間かけて来たんだから登ろう! と、気持ちを奮い立たせて登山開始! 登りは、たくさん抜かれたり、抜いたり。 登り始めの時、大学生風の男性二人に抜かれ、そのためペースが乱れ、早々に体力を消耗。 2日前に登った疲れも残っていたようで、思っていた以上に足が重い。 「~合目」の看板を見るたびに休んでいました。 でも、今日は本当に人が多かった。大人数の団体さんもいた様子で、道を譲ってくれました。 森を抜けて振り返ると虹が!割と鮮明に見えていて、しばし見とれてました。 劇団仲間の女の子達は、若いだけあって早い! オジサンはゼーゼーいいながら追いていくのがやっと。 そして、写真を撮っているとどんどん置いて行かれる(^^;; 7合目を過ぎると、だんだん雲が出てきて霧雨も降ってきました。 9合目を過ぎて、火口が見えるか!とのぞき込んでも真っ白。 「こりゃ、疲れるだけであまり楽しめない登山になってしまうかな?」 と、初雌阿寒岳の同行者に申し訳なく思ってました。 山頂に到着しても、時々ちらりと青空が見えてもすぐに真っ白。そして風も強い。 とりあえず、一時休憩しおやつを食べる。 ここからどうするか相談していた時、近くにいたオジサン達が話しかけてきました。 「ここまで来たら、阿寒富士登らないともったいない!」というオジサンの一言で、阿寒富士も登ることに決定! 真っ白な山頂から阿寒富士を目指しました。 雌阿寒岳を降りて8合目まで来ると、雲から抜けました。目指す阿寒富士の山頂は雲の中。 急な山にジグザグについている登山道をみてビビる女の子たち。なんとか登っていきました。 阿寒富士の登山道はザレザレなので、1歩踏み出しても半分くらい戻ってしまう感じで、なかなか進みません。 登っている途中、雌阿寒岳を振り返ると雲が薄くなって山頂付近が見えてきます。 「これは期待できるか?」と思って登り続け、阿寒富士山頂に到着! 見事に真っ白!(爆) しかも風が強くて寒い! この状況で昼食は食べたくないと、意見が一致し早々に下山。 阿寒富士の下山は、足を埋めながら滑る感じで降りていけばスムーズに降りられます。 「これは楽ちんだ」と調子こいていたら3回ほどコケました(笑) 阿寒富士を下山した場所から、少し離れたところにある広場で昼食。 今日は同行者みんなでカップラーメン。私が持ってきたお湯をみんなで分けました。 いつかは、コンロを用意してラーメンを作ってみたいものです。 ここで、オンネトーへ降りるか、雌阿寒岳を登り返すか迷います。 私は最初から登り返すつもりだったのですが、阿寒富士山頂で話をした他の登山者たちが「オンネトーの方が楽だよ」と言っていたので、女の子達が「オンネトーの方には行かないの?」と言いました。 私は「オンネトー方面は2~3km長く歩くから、雌阿寒岳登り返した方がいいよ」と説得し、登り返すことに決定。これが吉と出ました。 キツイ雌阿寒岳への登り返しをゼーゼー言いながら登って行くと、青空が見えだし、噴煙も見えてきます。 「もしかして青沼が見えるかも!」と気力が湧いてきます。 雌阿寒岳の噴火口の縁にたどり着くと、青沼が見えました! そして、阿寒富士も雲をややまといながらも見えました。 やがて山頂付近の雲が流れていき、回りの景色も見えてきました。 女の子達も「スゴ~イ!」と言いながら写真を撮ったりしてました。 これで、連れてきた甲斐があったな~と一安心。 山頂で写真を撮り、雌阿寒温泉方面へ下山開始。 赤沼とその近くの噴火口を眺めます。今日も雌阿寒岳は元気でした(^^;; 森に入る手前まで、景色がものすごくクリアでした。少し前までガスがかかり小雨が降っていたため、空気中の細かいちりが無くなった様で、遠くまですっきり綺麗に見渡せました。くっきりしすぎて怖いくらいでした。 5合目あたりで、外国人の家族が休憩していました。 「Where are you from?」 と適当に聞いたら 「French」 と答えれくれました。 割と通じるもんだな~と感心していたところ、小石に足をのせてしまい、盛大にすっころんでしまいました(^^;; 外国人家族のお父さんが「Are you OK?」と心配そうに声をかけてくれました。(恥) その後は特にトラブルなく下山しました。 雌阿寒温泉方面に下山して思ったのは、この道もキツイ!です。 距離は短いけれど、落差は大きいのでやはり疲れます。 落差に関してはオンネトー方面の方が楽かもしれないです。 ただ、晴れていれば雌阿寒温泉方面の方が見晴らしはいいです。 落差が少ない方を考えてオンネトー方面に行くか、長距離を嫌って雌阿寒温泉へ行くか。 悩ましいですね。
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