熊が! テント泊装備で高尾山~陣馬山縦走訓練 今年2回目

2020.08.02(日) 日帰り

YAMAPの記録が途絶えたり終了を押さなかったりで、軌跡の編集を後回しにして一カ月経ちました。 辛かったですね。いつも辛いんですが。 しかし、誰を誘っても登山している人が周りにはいなく。今回もソロです。 今回は、テント泊装備で高尾山~陣馬山縦走訓練です。 前回の縦走では、タイムリミットで景信山から小仏バス停にエスケープしました。 今回は、気持ち早目の出発と、高尾山ピークまでのルートを最短(なるべく階段を使わない)にし、休憩を抑えました。 しかし、城山手前の分岐でガス欠。あと30秒で城山です。 それに気づかず休むことにしました。 高尾山に向かうハイカーに「えっ?」みたいにみられ、行動を再開すると直ぐに城山。 「え?」の意味が分かりました。 せっかくなので、マンゴーかき氷を食し景信山へ。 前回、エスケープしているのでこのミッションはこなさなければなりません。 景信山は景色も観ずに通過します。 景信山からの下りで、足に血液が一気に全部下がった感覚がありました。 水分取り過ぎたのかなと思いました。 ここからは穏やかな道のりで助かりました。 そして明王峠で小休止。 ポカリをつくっている間に、いつものように蜂が出現。 いつもなので蜂には慣れてます。 蜂はペットボトルの口にちょこんと止まり、ボトルの口ついたポカリの粉を確認し、チラッとこちらを見て去って行きました。 睨むと後退するんです。蜂は戦闘系の虫なので律儀なんです。 勝手な解釈ですが。 そして、いよいよ陣馬山のピークの最後の階段! あの白い馬を階段越しにみました。 「あ、はじめてみた、これだ。ピークだ。」 こんな感じです。 残りあと3段。 しかし、景信山の下りからおかしくなっている足。 足を上げようものなら、右は太もも、左はふくらはぎがつってしまいます。 まさに、足が棒。 仕方なく、足を休ませるため、階段に腰を下ろしました。 まさか、ピーク直前で。。。(えっまた!) これは、ネタになるとふと思いました。顔はニタニタしていたと思います。 そしてなんとか陣馬山ピークに。 足が限界でした。 しかし、下りでは問題なく足が動きます。 とりあえずホッとして、茶屋の方に下山道を確認すると、 「はじめてなら山道を行くと細い道もあって暗くなったら直ぐ迷うから、 ここから降りて道案内の表札の右には行かずに直進して公道にでた方がいい。 バスの出発までに時間あるから大丈夫でしょう。」 とのことでした。 親身に対応してくれてありがとうございます。 ということで、直進します。 途中、普段着で登ってくるカップルとすれ違い、 その後、”熊注意”の看板が。 そして、熊が! 熊をみました。 熊は近づいてくる様でしたが、 顔があい、直ぐ方向転換しています。 熊鈴を鳴らしましたが、相手は既にこちらの存在に気がついています。 なので声を出して歩くことにしました。 しかし、話すことなど何もありません。 単語を並べて訳のわからないことを言いながら下山しました。 今度は言った単語を復唱して笑う 女の子の声が! 聞かれてしまいました。 後ろをみても誰もいません。他の登山道にいるのかなとか思いながら、熊より探しました。 他の登山者が近くを歩いている程、心強いことはありません。 そんなことがありながら 薄暗くなり、ヘッドライトを取り出します。 「熊がいる夕暮れの山はこわいな」 こんな感じです。 そして間もなく車の音が聞こえてきました。 「助かった」 心の声でした。 そしてようやく公道へ。 登山口にあった看板をみると、 『陣馬山まで20分』 「えっ、20分!苦労したのにこんな近くまで車でこれるの。」 こんな感じです。 このオチが面白くて笑いました。 あのカップルの謎も解けました。 デートスポットなんですね。 登山口では椅子もテーブルもあり、 カップルばかりです。 さてさて、ここからが足裏に響くアスファルトです。 ここから陣馬高原下バス停までが意外と辛い道のりでした。 今度は、登山道で下山したいものです。 おしまい。

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