活動データ
タイム
07:11
距離
10.1km
のぼり
1415m
くだり
1423m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2020年8月1日(土)晴れ/曇り 当初、福島県の西吾妻山を登ろうと計画していましたが、天気が悪そうなので、天気の良さそうな北アルプス、初めての燕岳を中房温泉登山口から登ろうと木曜日に計画しました。 目的は登頂の他に、燕山荘のTシャツとコマクサとニホンライチョウです。 車で中房温泉へ向かっていると、有明山神社手前でガードマンに止められ、窓を開けると中房温泉の登山者駐車場は満車と言われ、中房温泉へ行くにはバスかタクシーを乗り継がなくてはならないとのことでした。 神社の駐車場に車を置き、バスに乗り中房温泉へ向かいました。 片道1300円です。 バスに乗って正解でした。 なぜかというと、有明山神社~中房温泉までの道幅は狭く、バスが何台も次から次へとすれ違うので乗っていてめちゃくちゃ怖かったです。 帰り、BMWの車とバスが危うく正面衝突事故になりそうでした。 中房温泉から燕岳を登るには、北アルプス三大急登の合戦尾根を経由しなければなりません。 北アルプスの尾根は、八方尾根と遠見尾根を歩きました。その時の教訓として、まずは他の人のペースに流されないことだと自分に言い聞かせ、黙々と歩いて行きました。 木製の階段や岩場などきっちり整備されています。とても歩き易かったです。 こまめに水分と行動食を摂り、合戦尾根、合戦山を越え、燕山荘のテント場が見えて来ました。 テント場、燕山荘は完全予約制です。 1日は多くの山人が泊まられた様です。 合戦尾根。多くの山人達はしんどそうで、バテバテでした。 地元・栃木の名峰、男体山を登れなければこの燕岳の登頂は無理だと思います。 歩きごたえのある合戦尾根、燕岳。 テント場が見え、尻に鞭が入りました。 晴れの予報でしたが、ここまでは辺り一面真っ白。 眺望はどうだろう?と思っていましたが、稜線に出ると壮大な風景が僕を待っていました。 テント場から少し上がるとそれまでガスで何も見えませんでしたが、真正面に大きな山域が半分見え、左を向けば燕山荘、右を向けば燕岳が見えました。 やっとここまで来て、急登を登りきった達成感と壮大な山々を見て声が出ました。 時間を見ると計画時間より早くてビックリ。 先に燕山荘に向かい念願のTシャツをGETしました。 燕山荘のホームページにグッズが沢山紹介されているのを見て、予め買う物を決めていたのです。 山バッジ、バンダナ、燕岳のクリアケースも購入しました。 ざっと1万円です。奮発しました。 燕山荘は内装・外装、凄くお洒落な山荘です。 凄く人気あり、燕山荘に泊まる山人多し。 アルプスの山小屋と山荘を一昨年から見て回って来ましたが、えらい所に建ってますよ。 建てるのにも相当な苦労があったんじゃないかな。 お目当ての物をGETし、目指すは燕岳山頂。 もうここからは、急な登りもないので風景を見ながら歩けました。 コマクサは終盤。 花の状態が良い物を一眼レフカメラで撮影しました。 北アルプスの女王の燕岳、高山植物の女王のコマクサ。 ガスが消え、燕岳の全貌が見えると、これぞ北アルプスの女王という風格がありました。 地図によると360度のパノラマが見えるそうです。 残念というしかありませんが、登頂出来ただけでも良しとします。 今回は下見。来年、ここから常念岳を縦走しようと考えています。 8月のお盆過ぎに、一ノ沢から常念小屋を経由して、大天井岳と常念岳を登り、9月に三股から蝶ヶ岳と常念岳を縦走しようと考えています。 どうやら表銀座という山域に興味がある様です。 乗鞍岳も立山も鹿島槍ヶ岳も気になります。 登りたい山が沢山あって困ったもんだ。 モンタベアも登頂しました。 山頂には花崗岩が沢山あり、緑の山というより白い山という感じです。 甲斐駒ヶ岳もそうでした。 ここまで来たらやっぱりカップラーメンでしょ。 148円のカップラーメンが最高級のラーメンに変わりました。 うまい!おにぎりに合う! 合戦尾根を登っている時、ヤクルトスワローズのユニフォームを上だけ着ていた人に遭遇しました。 ガチなスワローズファンですね。 思わず声をかけてしまいました。 験担ぎ。優勝は高望みですがAクラスには入ってほしいです。 それと怪我人が出ない様に… 13時前に下山を始め、15時に中房温泉へ戻りました。 16時の最終バスに余裕を持って乗る事が出来、安堵しました。 昨秋の木曽駒ヶ岳の様に、下山客で座席は一杯になるんじゃないか?と思いましたが、増便の甲斐あり、分散されて密にならずに済みました。 下山中にゴミを拾いました。 今回の登山でライチョウを見ることは出来ませんでした。 ですが、鳴き声を聞きました。 近くにいるんだ。と実感出来ただけでも良しとしましょう。 遭遇率の高い天候でしたけどね。 代わりに、有明山神社から中房温泉へバスで向かう際、ニホンカモシカを見ました。 クラクション鳴らしても動じず、のんびり道を歩いていました。 下山後のお楽しみといえば温泉です。 安曇野市のしゃくなげの湯におじゃましました。 有明山神社で会った登山者達とすれ違い、登山者達によく利用されている温泉なんだろう。と思いました。 当りの温泉。浴槽は広く、露天風呂にあり、脱衣所も広いです。 700円でした。 温泉に浸かり汗を流したら次はお腹を満たします。 とりあえず、お肉を食べたい気分でしたので、わりと近くのすき家にしました。 さっぱりとおろし牛丼としじみ汁セットで。 大盛りにクラスチェンジ。充実した1日でした。 またお盆休みに安曇野に来ます。 ここで燕岳を登った際にGETした山グッズを紹介します。 山バッジはミヤマキンポウゲと燕岳が描かれたものと、ライチョウが描かれたものを燕山荘で、スイカが名物の合戦小屋の山バッジを合戦小屋でそれぞれ購入しました。 沢山あったので悩みました。 山バッジを集めている山人は多く、コレクターもいるほどです。 僕も登る際には必ず買って帰りますが、山小屋、山荘によっては限定品があるので気が抜けないです。 いつでも来れるわけではないので、購入は慎重になります。 続いてはバンダナです。 このバンダナ、色んな情報が書いてあって凄く面白い。 紹介されている高山植物を全て見かけました。 やはり絵付きだと分かりやすいですね。 このバンダナを見た瞬間、買いだと思いました。 手ぬぐいも欲しかったのですが、また来年に持ち越しです。 全国の山小屋や山荘には味わい深いものばかりです。 最後にTシャツとクリアケースの紹介です。 燕山荘では、沢山のTシャツが売られていて、中でも背面に「燕」と書いてあるTシャツが人気なんだそうです。 そのTシャツは来年買うとして、この2枚のTシャツに惚れました。 デザインが凄く良く、色も僕好みでした。 水色のTシャツは、燕山荘、アルプホルン、ライチョウ、コマクサが描かれていて燕岳を象徴しています。 紺色Tシャツは、山岳風景画家の巨匠、畦地梅太郎さんの山男とライチョウが描かれています。 畦地さんの絵が好きです。 モンベルの書籍、岳人で畦地さんの絵を知りました。 これを着て常念岳を登ります。 ちなみに166cm、56kgの自分にはSサイズでちょうど良かったです。
動画
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