小荒島岳・荒島岳(中出)

初めての百名山。 6時前に駐車場に着くと、先行の方1名、そこでテント泊していた4人パーティが1組。 最初はオフロード車なら登っていけそうな林道が続いて、途中から山道に入って、もうそこからは、ひたすら登る登る。 途中で「登山道まで2.5km、山頂まで3.3km」の標識を見つけて、最初の心折れそうポイント。 小荒島岳手前の登りがきつくて、思わず、ブナの木に抱き着いたら、冷たくて気持ち良かった。 (地球よ！オラに元気をくれ！(笑) 小荒島岳はガスで真っ白で何も景色が見えず、ミヤマクワガタがお出迎えしてくれた。 小荒島岳を過ぎてから、緩やかなハイキングコースになって、楽ちん楽ちん。 山頂っぽいのが見えたので、荒島岳、ちょろいなって思ったら、しゃくなげ平だった (^^;) しゃくなげ平からはちょっと下って、そして、名物？のもちがかべ。 岩だらけの急斜面を手をつきながら登るんだけど、終わったかと思うと、また新しい壁が・・・心折れそうになる もちがかべを超えるとクマザサの尾根道が続いて、そして、また登り。 所々開けてる所を山頂かと思って、何回も心折れそうになる 祠が見えてきたら、ようやく山頂・・・ 全体的にガスがかかってて、周りの山は見えなかったけど、降りる直前になって、少しだけ見えた。 降りるのも大変で、クマザサに宙返り状態で突入したり、両足が同時につって、スライディングを決めたり。 初めての荒島岳、本当に大変だった。 でも、降りる途中の中荒島岳付近で、一瞬、雲がはれて、遠くの高い山々が見渡せた。 おいで、おいでって、手を振ってたよ。