舟山十字路~(南稜)~阿弥陀岳~(御小屋尾根)周回

2017.02.25(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 46
休憩時間
2 時間 25
距離
11.0 km
のぼり / くだり
1278 / 1286 m
1 57
3 19
1 26
59

活動詳細

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今回は南稜からの阿弥陀岳! バリエーションルートとして初級クラスで、所謂、登竜門?として人気の阿弥陀南稜と聞いていたが…! この週は降雪があったのか、立場岳手前からトレースがなく膝下程、青ナギでは膝上程のラッセルを強いられました。 南稜登攀のメイン!P3のルンゼもカチカチに凍り付いており、かなりの緊張で、雪や氷の状態によって変わるものだとは思いますが、これで初級か!と驚きでした。 先月8日(土)に舟山十字路まで来たときは、駐車スペースがない程だったため、避けてしまったが、 今回、6:00時点で5台!初めて歩くルートなので、誰もいないと不安だが、混雑もさけたいと思っていたので、 丁度良いと、準備を始め6:20に歩き始める。 林道途中で、自分が準備中に出立した4人組に追い着き、挨拶をして前に出る。 林道を右折し、堰堤を渡ると尾根筋に出るまでの急登のため、アイゼンを装着! 急坂を登り終え、旭小屋方面と合流する尾根を左折し、歩いていると今度は2人ペアの方に出会い、これまた挨拶をして、前に出る。 自分のペースが速いのかもしれないが、何人かで登ると、何か確認したり、写真を取り合ったりと立ち止まることがソロよりも多いのだろう! そんな訳で先へ先へと行ってしまったが、立場岳へ向かう途中で、踏み跡がなくなってしまったことに気付く。 バリエーションルートとはいえ、案内版やリボンが多く、尾根筋なのでルートは大丈夫だが、次第に雪が深くなっていく。 トレースがあった辺りは雨で、途中から雪に変わってトレースを埋め尽くしてしまったのだろう。 踏み跡のない場所を自分で切り開いていくのも悪くはないが、樹林帯をちょっとだけ抜ける青ナギでは、雪を押し潰しながらのラッセルに疲れ果て、休み休み進んでいると、2人組の方が追いついてきてくれ、先頭を変わっていただきました。 しばらくすると4人のパーティーの方々もやってきて、無名峰を越え、樹林帯を抜けるまで今度は4人組の方が先頭でラッセルをしていただきました。 樹林帯を抜けたP1手前のコルで小休止! ここから先は岩稜帯になるので、先に行くのは不安だったが、ロープの準備などで一向に進む気配がないので、 取り敢えず先に進んだが、すんなりとP3を左に巻いた核心部のルンゼ下部に出た。 大部分が硬い氷に覆われていたが、ピッケルが刺さりやすい雪付きの部分もあり、これなら大丈夫だろうと何歩か登ってしまったが、そこからは全面氷壁のようでアイゼンが決まり難く、ピッケルを駆使し、手に汗握り、写真を撮る余裕も全くなく、なんとか登り終えることだけを考えて進みました。 P3を登り終えれば、後は問題ないんだろうと思っていましたが、P4上から頂上直下の斜面が思ったより急で、ほかの道があるのかとウロウロしちゃいました。 するとすぐ隣、中岳から登ってくる人の話し声と姿に気づき、もう頂上なんだと覚悟を決めて登れば、阿弥陀岳の頂上でした。 頂上にはすでに10名くらいの猛者たちが居り、南稜、北稜、北西稜、中央稜と多くのバリエーションルートを持つ阿弥陀岳の人気が伺えます。 さらに風も穏やかで、晴れ渡る空!自分もそうですが、こんな日にはみんな集まってくるんですね♪ 下山は中央稜でとも考えていましたが、この日はトレースもなく、ラッセルでの疲れもあり、御小屋尾根での降りを選びました。 最後にこの日3つ目のポイントとして、舟山十字路~別荘地間のダート道がかなりツルツルで危険でした。 朝は登りだったので、まだコントロールが付きましたが、帰りの下りはP3ルンゼ並みです!

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