活動データ
タイム
15:50
距離
22.8km
のぼり
2461m
くだり
2446m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るさて‼️ そろそろ‼️ アルプスの雄大な景色を見ながら存分に歩きたい衝動に駆られてきました。 キツいシフトの期間を脱し、ようやく2連休。 まだ梅雨は明けない😞 しかし、梅雨明け間近の天気はきっと快方へ向かうはず‼️ と、根拠のない自信を携えて、行ってまいりました北アルプス。 素敵な夜明けが見られたらいいな〜 と泊まりで。 コロナの流行も気になるこの頃。 テントにしようかと迷ったりもしたのですが、 ここのところ重いものを担いで標高差が大きい山行をしておりません。 同じような考えで出かけて疲労で行動できなくなり、救助された事例もあります。 この夏、山小屋泊まりを考えている方も多いかと思いますが、今、コロナ対策をしながら営業している山小屋ってどうなの?的な調査?視察?wを兼ねて、自分自身の感染対策をしっかりと確立した上で小屋泊まりで行ってまいりました。 感じたことはまた別に下に書いておきますので、興味のある方はお読みくださいませ♫ さて、小屋泊まりとはいえ、軽食対応なく、悪天続きで荷揚げも不十分。売店の品揃えもかなり品薄だそうです。そのため行動食や1日目、2日目の昼食として菓子パンを持ちます。 山行の直前で天気が今ひとつになってしまったので、バーナーを使っての調理等は難しいと考えてバーナー一式はザックから下ろして行きました。 それでもまあまあ重い😅 柏原新道登山口に5時半過ぎに着いた時には登山口真ん前の路肩スペースと、沢の近くの広い駐車場はすでに満車。 この季節は登山指導所があり、登山届の提出を求められます。コンパスで提出済みであれば通してもらえます。 雨が上がらないかと粘りましたが、雨足は強くないにせよ、レイン装着は免れられません。 ムシムシとした状態で柏原新道をスタート。 はじめの400メートル程度の登りは良かったのですが、なんだか息が切れてきてすぐに止まってしまいます。おかしいな?柏原新道はとても歩きやすくていつも足がよく前に出るのにな、と思いつつ何度か撤退という文字が頭をよぎります。 滅多にしない休憩を何度も取り、体に鞭打って稜線へ。前の晩ちゃんと食事もしたし水分もとった。 山行当日も水分、食事、しっかりとった。 レインはベンチレーションを開けていても内側がビッショリ。どうやら脱水です。 水分を取り、種池山荘前でしっかり休憩してから爺ヶ岳へ。 ガスっているけれどお花畑や子連れの雷鳥に癒され進む。途中クマ出没🐻の知らせを下山者から聞きドキドキしながら進む。 なんとか遭わずにクリア。爺ヶ岳は翌日寄ることにしてスーパー巻道を突き進む。アリガタヤ〜😂 小屋にチェックインし、1時間仮眠。 ガスガスの景色を眺めながら幸いネットが繋がったので翌日の天気をチェック。 ん〜、微妙☔️w ひとまず早朝はダメだから4時前にゆっくり起きて、お弁当食べながら考えよう、ということで夕食後に就寝💤 翌朝3:45起床 天気:雨☔️😩 お弁当を受け取り、飲食できる場所で考える。 するとテレビの天気予報は、昨日とちょっと変わり回復傾向🙌 雨は6時くらいには止みそうなので、支度しながらその時を待つ。 予報通り6時に雨が止んだ。 出発。いらないものはデポしていく。 下界は雲海の下。そして頭上にも厚い雲。 ちょうどその間を歩く。 朝一番なのでゆっくり進む。 景色がなんとなく見えるので嬉しい。 しかし標高を上げると雲の中へ。 そして爆風🌀😱🌀 雨飾山で味わった風よりも少し弱いくらいか。 しかし油断すると振られる。 転んだらそのまま何百メートルも落ちてしまうところもある。気を引き締める。 無心でひたすら歩き鹿島槍ヶ岳南峰へ登頂。 北峰はとても行けたものではない😨 ガスガスの山頂標を撮ると一瞬青空。 風に煽られながら水滴の着いたレンズで必死こいて撮影した。 同時に登頂した方と話す。 飛沫も一瞬であさっての方向へ飛ばされるので構わず話す。風の音が大きすぎて大声で話すw その後そそくさと下山。 下山途中で素敵なガス切れに何度も遭遇し嬉しい気持ちになる。 山荘でデポ品を引き取り爺ヶ岳の登り返しに向かう。以前日帰りで来た時には足が出なくて帰れないかと思ったw しかし今回は少しばかり余裕があり気がつくと爺ヶ岳の中峰の取り付きに着いていた。 ガス切れを期待して登ってみるが、真っ白な山頂再びw 粘っていても仕方ないし歩きながら景色は見えるので下山。 予想通り下山中に天候はどんどん回復に向かっていく。梅雨空dramaticもこれで最終章だ。 種池山荘に着いて少しすると梅雨空ではなくすっかり夏らしくなった眩しい青空の下に北アルプスの名峰たちが並んでいた。 お花たちも太陽に乾かされピンとして愛らしい姿を取り戻している。 人間である私も青空と太陽の光に浄化されるように、活力が漲る気がした。 あぁ、改めて、私やっぱり山が大好きだぁ〜💕 名残惜しくなかなか下山できずにいると、お花畑の真ん中に雷鳥親子。前日会った家族と同じなのかな。ここがいつまでも彼らの楽園であって欲しいと願う。 下山は太陽に照らされてこの上なく暑い柏原新道を2時間で一気下りする。 ようやくアルプスの歩き方を少し取り戻したようなそんな気持ちになった。 さあ、いよいよ夏が来る‼️ 【山小屋について:冷池山荘】 ・完全予約制。当日予約不可。下界の受付電話番号にかけます。予約番号を知らされます ・宿泊者名簿をダウンロードして予約番号含めて記入して入山します ・マスク、消毒薬、体温計、寝具に直接触れないようにするためのインナーシーツ等を必ず持参 ・煮沸したお水を1Lいただけます ・下駄箱は番号で決められたところへ。その番号の棚にスリッパと外履きもあり、番号がついていますので滞在中は自分専用です。 ・食事は平常時6人ほどで使うと思われるテーブルにソロは1人で。ペアの方は2人で同じ方向を向いて座ります。予備校みたいな雰囲気ですw私の時は食堂内に10人くらいでした。食器は使い捨て。おかわりはスタッフさんに依頼してよそってもらいます。 ・室内は内部でロフトのような中二階がありましたが使用はなく、通常4〜5人程度寝るのかな?という スペースに布団3組。ビニールカーテンの仕切りが設置されてました。 ・寝具には枕と布団の襟元?にディスポーザブルの紙カバーが付いていました。チェックアウト時に輪ゴム(配られます)で小さくまとめて所定のところに捨てます。 ・玄関、食堂、トイレには消毒薬設置あり ・トイレの手洗い場には石鹸設置あり ・乾燥室はレインウェアのみ乾燥可。ザックカバー、スパッツ、その他の衣類は不可 ・基本ゴミは持ち帰り推奨 ・お弁当は当日朝4時からの配布なので、それより早発ちする時には夕食のみの宿泊にしなければならない。 ・素泊まりは自炊室の密を避けるために今期は受け付けていない 【気づいたこと】 ・消毒薬は薄めているのかアルコールだというならばかなり薄い。食堂でも霧吹きでワンプッシュしか噴霧してくれない。消毒効果は薄い。持参して自分でしっかり行うのが良い。 ・団体は各部屋でマスクしてたのかしてないのかわからないが大きな声で喋りまくっていた。あれでは山小屋クラスターもそのうち出そう。 ・私のような医療者や過度にコロナを恐れている人は、マスクをしっかりしている傾向にあるようだが、たまにマスクしないで館内をウロウロしてしまっている人を見かけた。また、多くの人の手指消毒の方法は充分でない。適切な濃度のアルコールを15秒以上かけて手洗いするようにしっかりと両手に擦り込み乾燥させる。これを皆がやらない限りは感染伝播の可能性は拭えない。 【登山道の状況】 目立って荒れたところはないが、長雨の影響で路肩が脆いところがあるため注意。木段も滑りやすい。 雪渓は柏原新道の通称「ガラ場」のみ。 滑り止め装備不要。
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