数年前の空沼から恵庭に至る広範な地域の沢の崩落で今回の漁沢も崩壊していたので、しばらくぶりの漁沢遡行です。相当に変わっているのかなと思いましたがそのとおり。ひどい荒れ様です。沢登の意味合いはなく、漁岳の夏道の意味合いしかなくなりました。残念です。
入渓口から少し入ったあたり。
やっと沢登らしい様子になってきました。
赤茶けた滑が出てきました。
下二股ですが、左股がこんなに急になっていたかしら。
F1です。もっと落差があって滝つぼも広かったのですが。
右岸に滝巻きのルートがあってロープが垂れ下がっています。
今回は左岸から直登しました。滝壺が小さくなっていたので挑戦しましたが、腰下まで浸かってしまいました。
上二俣に出てきたようですが、水量少なくはっきりとしません。荒れています。
二股です。荒れていて左股が二つに分岐しています。右股だと思って真ん中を行ったら合流していました。仕方なく少し下がって流量の少ない左股に入りました。ここから少し上部に行くと林道へのエスケープルートに出るはずなのですが?
本来ここらがエスケープルートなのですが見当たりません。右岸の崩落で亡くなったようです。ともあれここから上は荒れていなくても面白みはないのでここから戻ります。ちょっと下に左岸から小沢が入っています。ここから林道に行けそうです。入口の枝にピンクテープをぶら下げてきました。
林道に出ました。
以前はここまで車でこれたのですが倒木でゲート上部には入れません。
林道上部です。
入渓口に戻ってきました。
漁沢入口の四阿です。今回はたいして面白い山行ではありませんでしたが取り合えずお疲れ山。