梅雨の合間の鳥海山(新山)

気象庁登山天気予報の微かな晴れマークに期待を寄せて山麓の街まで来てみたけど、当日の天気予報は、曇雨やや強風、まさかのD判定に変わってしまった。 山頂まで行けないかも、と半ば諦めながらとりあえず歩き出す。 しばらく登ると、とても綺麗なお花畑が出現。ここに来れただけでも良かったな、と思う。さすがは花の百名山。 想像したより天気が悪くなく、雨に降られないまま歩くことが出来たのでそのまま登っていく。 トレランシューズで軽アイゼンもなく不安（準備不足、リサーチ不足を反省）だったが、山頂に行くまでに現れる三つの雪渓はどれもアイゼンなしでも問題なくそのまま歩くことが出来た。 山頂直下の岩場はイメージしていたよりずっと手強くて、小雨に濡れた岩はちょっと滑りそうで緊張して歩いた。 登りは必死だったからまだ良かったけど、下りの岩場は這うようにして降りて来た。 なかなか長丁場なコースでちょっとタフさが必要だけど、いろいろと変化があって楽しい山だった。 ただ、下りはちょっと長く感じたかな。 天気が良い時に、山頂からの景色を楽しみに、もう一度登りたい山。