十方山山歩き(瀬戸谷登山口~十方山山頂~ウラオレ谷三ツ滝~那須登山口)

2020.07.26(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 38
休憩時間
26
距離
24.3 km
のぼり / くだり
1523 / 1521 m
1 55
1 51
12
7
45
1 18
2 51

活動詳細

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当初予定していた二ノ原谷の沢登りは増水が危険なレベルに達していると判断して中止。 このような状況を想定して登山靴は持参していたので、登山道からの十方山登山に変更しました。 瀬戸谷登山口を出発し、十方山山頂、奥三ツ倉、前三ツ倉を経て那須登山口へ。途中、新しく整備された登山道を歩いてウラオレ谷の三ツ滝へ寄り道しました。 三ツ滝は数年前に沢登りで登ったことがあるのですが、三つの滝をそれぞれ間近から楽しめるように登山道が整備されているのには驚きました。急勾配の箇所には木の階段が、濡れそうな箇所には丸太の橋が設置されており、誰でも登山装備やトレラン装備で訪れることができるようになっています。 三ツ滝周辺だけでなく、そこに至る登山道も見事に整備されていました。 那須からは那須→坂根→押ヶ峠断層帯→押ヶ峠の区間の小径を辿りたいと思っていたのですが、鳥越谷から鳥越のキビレへの小径を見つけることができず断念。 結局、本降りの雨の中、県道を10kmあまり歩いて出発地点の瀬戸谷登山口へ帰着。車道歩きは本当につまらなくてあくびが出そうでした。 帰路はクヴェーレ吉和で入浴。GO TOキャンペーンがスタートしたからか受付で検温がありました。

十方山 県道296号線(戸河内~吉和)の二ノ原(ニノワラ)橋。十方山瀬戸谷登山口から約1.4km。
県道296号線(戸河内~吉和)の二ノ原(ニノワラ)橋。十方山瀬戸谷登山口から約1.4km。
十方山 二ノ原橋。
二ノ原橋。
十方山 二ノ原橋から見た二ノ原谷。立岩貯水池へのインレットは茶色く濁っている。平常時より少なくとも1m以上は増水しているようだ。
二ノ原橋から見た二ノ原谷。立岩貯水池へのインレットは茶色く濁っている。平常時より少なくとも1m以上は増水しているようだ。
十方山 二ノ原谷。ニノワラのリュウズ。二ノ原谷に入るとすぐにこのニノワラノリュウズです。二ノ原橋からもこの滝は一部見えています。
ものすごい勢いで水が流れ落ちてきている。
二ノ原谷。ニノワラのリュウズ。二ノ原谷に入るとすぐにこのニノワラノリュウズです。二ノ原橋からもこの滝は一部見えています。 ものすごい勢いで水が流れ落ちてきている。
十方山 沢登りで最強のグローブと言われる軍手。綿100%のものが良いそうです。
沢登りで最強のグローブと言われる軍手。綿100%のものが良いそうです。
十方山 ニノワラノリュウズ上段。上下2段になっているニノワラのリュウズ。上段も水量はすごい。
ニノワラノリュウズ上段。上下2段になっているニノワラのリュウズ。上段も水量はすごい。
十方山 ニノワラのリュウズ。この写真からも水の勢いが分かる。クライムさんがリード、私がビレイで1段目を登ったのですが水量が多くて危険ということでニノワラのリュウズの登攀も今日の沢登り自体も中止することにしました。写真は懸垂下降しながらヌンチャクを回収しているクライムさん。
下から2つめの残置ハーケンはぐらぐら動くようで全く信頼できないとのこと。
ニノワラのリュウズ。この写真からも水の勢いが分かる。クライムさんがリード、私がビレイで1段目を登ったのですが水量が多くて危険ということでニノワラのリュウズの登攀も今日の沢登り自体も中止することにしました。写真は懸垂下降しながらヌンチャクを回収しているクライムさん。 下から2つめの残置ハーケンはぐらぐら動くようで全く信頼できないとのこと。
十方山 二ノ原橋へ戻ってきた。一応こういう事態になることも想定して登山靴も持ってきておいたので、瀬戸谷登山口に戻って登山靴に履き替えてから十方山へ登山することにしました。まぁ仕方ないですね。
二ノ原橋へ戻ってきた。一応こういう事態になることも想定して登山靴も持ってきておいたので、瀬戸谷登山口に戻って登山靴に履き替えてから十方山へ登山することにしました。まぁ仕方ないですね。
十方山 十方山瀬戸谷登山口。ウェアを沢登り用から登山用に着替え、シューズを履き替え、不要なギアを車に置いてから登山開始。
十方山瀬戸谷登山口。ウェアを沢登り用から登山用に着替え、シューズを履き替え、不要なギアを車に置いてから登山開始。
十方山 十方山登山道。カラ谷沿いの登山道。普段はほとんど水が流れていないカラ谷も今日は結構水が多かった。
十方山登山道。カラ谷沿いの登山道。普段はほとんど水が流れていないカラ谷も今日は結構水が多かった。
十方山 カラ谷沿いの登山道。
カラ谷沿いの登山道。
十方山 カラ谷沿いのブナ。カラ谷沿いの樹林帯は大きな木が林立する自然林で歩いていて気持ち良いです。
カラ谷沿いのブナ。カラ谷沿いの樹林帯は大きな木が林立する自然林で歩いていて気持ち良いです。
十方山 カラ谷沿いの登山道を登る。この辺りは平年並みに積雪する年は雪が吹き溜まって積雪量が3~4mくらいになる。2012年の3月、雪山初心者の頃、ワカんもスノーシューも持たずに十方山に入り、この写真の場所あたりで腰まで埋まるような大ラッセルになり撤退したことがあった。思い出深い場所。
カラ谷沿いの登山道を登る。この辺りは平年並みに積雪する年は雪が吹き溜まって積雪量が3~4mくらいになる。2012年の3月、雪山初心者の頃、ワカんもスノーシューも持たずに十方山に入り、この写真の場所あたりで腰まで埋まるような大ラッセルになり撤退したことがあった。思い出深い場所。
十方山 登山道沿いのブナ。
登山道沿いのブナ。
十方山 5合目に到着。
5合目に到着。
十方山 登山道沿いの樹林帯。ガスに包まれて幻想的な雰囲気。
登山道沿いの樹林帯。ガスに包まれて幻想的な雰囲気。
十方山 5合目を通過するとガスで周囲は真っ白になってきた。まだ雨は降っていないが、ガスのおかげで涼しくて気持ち良い。
5合目を通過するとガスで周囲は真っ白になってきた。まだ雨は降っていないが、ガスのおかげで涼しくて気持ち良い。
十方山 17枚目と同じ場所の積雪期の状況。写真は2013年の12月23日(上皇様の御生誕日、当時は天皇誕生日)。
この日は登山口からラッセルで山頂まで7時間近くかかった。スノーシューを履いていなければ膝上あたりまで埋まる状況でした。
17枚目と同じ場所の積雪期の状況。写真は2013年の12月23日(上皇様の御生誕日、当時は天皇誕生日)。 この日は登山口からラッセルで山頂まで7時間近くかかった。スノーシューを履いていなければ膝上あたりまで埋まる状況でした。
十方山 最後は笹原の緩やかな尾根を歩いて山頂へ。
最後は笹原の緩やかな尾根を歩いて山頂へ。
十方山 19枚目とほぼ同じ場所の積雪期。2013年12月23日。ここ数年の十方山はこんなに積雪していません。そろそろこういう冬景色を見たいです。
19枚目とほぼ同じ場所の積雪期。2013年12月23日。ここ数年の十方山はこんなに積雪していません。そろそろこういう冬景色を見たいです。
十方山 山頂付近の遭難碑。昭和59年に吹雪で道に迷い亡くなった登山者のための碑。
山頂付近の遭難碑。昭和59年に吹雪で道に迷い亡くなった登山者のための碑。
十方山 十方山山頂。ガスで展望はまったくありませんでしたが、クーラーの効いた室内にいるようで心地よかった。ここで小休憩。
十方山山頂。ガスで展望はまったくありませんでしたが、クーラーの効いた室内にいるようで心地よかった。ここで小休憩。
十方山 山頂を出発。次の目的地は那須。まずは奥三ツ倉を目指します。
山頂を出発。次の目的地は那須。まずは奥三ツ倉を目指します。
十方山 論所の掘割。
論所の掘割。
十方山 十方山山頂から奥三ツ倉の間は大きなブナの木が多くて大好きな区間です。
十方山山頂から奥三ツ倉の間は大きなブナの木が多くて大好きな区間です。
十方山 奥三ツ倉。
奥三ツ倉。
十方山 登山道両サイドの笹は最近刈られたようです。
登山道両サイドの笹は最近刈られたようです。
十方山 前三ツ倉を通過、那須へ向かう。
前三ツ倉を通過、那須へ向かう。
十方山 藤十郎。
藤十郎。
十方山 ウラオレ谷三ツ滝経由で那須へ向かう登山道の道標。最近整備されたこの登山道でウラオレ谷の三ツ滝へ寄り道してみることにしました。
ウラオレ谷三ツ滝経由で那須へ向かう登山道の道標。最近整備されたこの登山道でウラオレ谷の三ツ滝へ寄り道してみることにしました。
十方山 ウラオレ谷三ツ滝への登山道。小さな沢を渡渉する。
ウラオレ谷三ツ滝への登山道。小さな沢を渡渉する。
十方山 この辺りの踏み跡はもともと林業関係者の杣道として歩かれていたものではないかと思います。歩きやすい登山道です。
この辺りの踏み跡はもともと林業関係者の杣道として歩かれていたものではないかと思います。歩きやすい登山道です。
十方山 ウラオレ谷三ツ滝の上部。藤十郎付近の分かれからここまで快適に歩くことができました。
ウラオレ谷三ツ滝の上部。藤十郎付近の分かれからここまで快適に歩くことができました。
十方山 ウラオレ谷三ツ滝の上部から。
ウラオレ谷三ツ滝の上部から。
十方山 急斜面には木の階段が設置されていて歩きやすい。
急斜面には木の階段が設置されていて歩きやすい。
十方山 滑りやすい箇所には丸太で組んだ橋。ここまで整備されているとは思わなかったのでびっくり。
滑りやすい箇所には丸太で組んだ橋。ここまで整備されているとは思わなかったのでびっくり。
十方山 軍手を使った滑り止めテクニック。軍手を靴の上から履くことで登山靴やトレランシューズでかなり強い滑り止めになります。
軍手を使った滑り止めテクニック。軍手を靴の上から履くことで登山靴やトレランシューズでかなり強い滑り止めになります。
十方山 三つ滝上段の滝。今日は水量が多いけれど、普段の水量なら滝の右端のラインか左端のラインを比較的簡単に登ることができます。フリーでも登れるけどやはりロープを出してプロテクションをとって登るほうが良いと思います。
三つ滝上段の滝。今日は水量が多いけれど、普段の水量なら滝の右端のラインか左端のラインを比較的簡単に登ることができます。フリーでも登れるけどやはりロープを出してプロテクションをとって登るほうが良いと思います。
十方山 三ツ滝上段の滝の釜。ここにも丸太で組んだ橋が設置してある。
三ツ滝上段の滝の釜。ここにも丸太で組んだ橋が設置してある。
十方山 三ツ滝中段の滝。
三ツ滝中段の滝。
十方山 三ツ滝中段の滝。ここも丸太の橋があります。ここも以前は右岸側の岩壁を登ったんだと思うが、水量が少なければ流心を登ってみたい。
三ツ滝中段の滝。ここも丸太の橋があります。ここも以前は右岸側の岩壁を登ったんだと思うが、水量が少なければ流心を登ってみたい。
十方山 三ツ滝下段の滝。見ていると登りたくなってきます。この下段も右岸側の岩壁を登って簡単に突破できますが、今度来る際は流心をシャワークライミングして突破したい。
三ツ滝下段の滝。見ていると登りたくなってきます。この下段も右岸側の岩壁を登って簡単に突破できますが、今度来る際は流心をシャワークライミングして突破したい。
十方山 滝から下る登山道もしっかりと整備されている。ここまで整備されているのには本当に驚きました。
滝から下る登山道もしっかりと整備されている。ここまで整備されているのには本当に驚きました。
十方山 ここで以前からある登山道に合流。
ここで以前からある登山道に合流。
十方山 那須登山口。登山コースの地図が掲示してあります。
那須登山口。登山コースの地図が掲示してあります。
十方山 アドベンチャーコース入り口。沢登りのコースです。
スキー場のBCエリアの入口みたいな感じになっている。
アドベンチャーコース入り口。沢登りのコースです。 スキー場のBCエリアの入口みたいな感じになっている。
十方山 ( ´_ゝ`) 不良の事故・・・・・。
( ´_ゝ`) 不良の事故・・・・・。
十方山 ウラオレ橋。この地点がウラオレ谷とイタホシ谷の出合になります。
ウラオレ橋。この地点がウラオレ谷とイタホシ谷の出合になります。
十方山 ( ´_ゝ`) 高低差128m・・・・・。

どこからどこまでを「四段滝」として計算しているのか分からないけれど、「三つ滝」だけなら高低差は50mもないでしょう。
( ´_ゝ`) 高低差128m・・・・・。 どこからどこまでを「四段滝」として計算しているのか分からないけれど、「三つ滝」だけなら高低差は50mもないでしょう。
十方山 那須に到着。
那須に到着。
十方山 お茶が飲める店が出来てる。これは今度行ってみよう。
お茶が飲める店が出来てる。これは今度行ってみよう。
十方山 那須から鳥越キビレを経て坂根に至る小径を探して藪に分け入る。
那須から鳥越キビレを経て坂根に至る小径を探して藪に分け入る。
十方山 鳥越谷の左岸の斜面をあれやこれや探したのですが目当ての小径は見つからず。結局小径探しは断念。
鳥越谷の左岸の斜面をあれやこれや探したのですが目当ての小径は見つからず。結局小径探しは断念。
十方山 車道に戻ってきた。
車道に戻ってきた。
十方山 車道を歩いて県道296号線との合流地点へ。那須から県道296号線まで2kmちょっと。
車道を歩いて県道296号線との合流地点へ。那須から県道296号線まで2kmちょっと。
十方山 県道296号線に合流。
県道296号線に合流。
十方山 内梨の民家。こういう民家でしばらく生活してみたい。
内梨の民家。こういう民家でしばらく生活してみたい。
十方山 土砂降りに近い雨になった。ほかの2人はちゃんとカッパ着てました。
土砂降りに近い雨になった。ほかの2人はちゃんとカッパ着てました。
十方山 押ヶ峠の民家。玄関に灯がついているのが見えた。
押ヶ峠の民家。玄関に灯がついているのが見えた。
十方山 押ヶ峠の断層帯についての案内板。これを見に行きたいのですが、このためだけに1日使うというのもなぁ。
押ヶ峠の断層帯についての案内板。これを見に行きたいのですが、このためだけに1日使うというのもなぁ。
十方山 立岩貯水池。かなり増水してます。
立岩貯水池。かなり増水してます。
十方山 立岩貯水池。
立岩貯水池。
十方山 立岩貯水池。
立岩貯水池。
十方山 瀬戸谷登山口に帰着。
瀬戸谷登山口に帰着。

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