仁頃山 東尾根道~西尾根道 ガスの中の修行道

2020.07.26(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 41
休憩時間
1 時間 46
距離
10.3 km
のぼり / くだり
935 / 604 m
12
3 16
2 13

活動詳細

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今回はYamapperのりんさんと一緒に仁頃山に登ってきました! そして、今回はストックデビューでした! 雄阿寒岳の下りで、右ひざに違和感を覚え、斜里岳三井コースの下りで弱い痛みと「カクッ」と力が抜けるようになり、右ひざを養生するためにストックを急遽用意。また、三井コースで膝頭を岩に何度かぶつけて痛かったので、膝を保護するプロテクターも用意しました。 だんだん、重装備になっていきます(汗) 朝7:00に仁頃山の管理道路登山口の駐車場でりんさんと待ち合わせ。 実は、この時点で仁頃山周辺はガスの中。登山口周辺はクリアだけど、少し登ったらガスガス。 でも、りんさんは登る気満々でした(笑) 7:08登山スタート!まずは東尾根登山口に向かい、東尾根道に入ります。 東尾根道入り口から頂上までは5.18km。 実は今年の5月、初めて仁頃山を登った時の下山に東尾根コースを選び、キツくて心底嫌になりました。 その時の記憶がまだ新しかったので、登りで東尾根道に入った時、少しビビってました。 しかし、いざ東尾根道に入り登ってみると、意外に登れる…新規投入のストックの効果もあり、割と楽に登れてしまいます。 思っていたよりは楽に登れたので気が緩んだのでしょうか?ここで私はやらかしてしまいます(><) 8:08。 東尾根コースの一つ目の峰を超えると、小さな沢がありそこに丸太3本の橋が架かっています。そこを渡るとき、何気なく丸太橋の右端の丸太に右足を置き体重を乗せた途端「ツルっ!」と滑りました。ガスガスの状態で丸太の表面が湿っていたのです。体のバランスを崩し、そのまま右へ。しかもその時、右手に一眼レフ、左手にストック2本を持っている状態。 「あ、これはもう抵抗できない…」と、とっさにあきらめそのまま右から沢に「ドサっ!」と落ちました。 丸太の橋と沢の底の高さの差は50cmくらいだったと思います。 幸い、リュックがクッションになってくれたのと落ち所が良かったのか、どこも痛いところは無くすぐに立ち上がることができました。一眼レフもレンズフードの先が割れて欠けたくらいで、泥・水にも浸からず、壊れた様子はありませんでした。ふと、沢を見ると、自分の頭があった辺りのすぐ横に大きな石がありました。それに頭が当たっていたらと思うとゾッとしました。 また、その日初めて使った膝プロテクターの膝頭のプラスチック部分にも少しえぐれたような傷がついてました。これを着けていなければ膝にもダメージがあったと思います。 本当に運が良かった。 横で見ていたりんさんは、しばらく硬直した後、「大丈夫?!大丈夫?!」とすごく心配してくれました。 本当にご心配をおかけしました(大汗) その後は、東尾根コースの急登をえっちらおっちら登っていきます。 二つ目の峰を超え、清流沢(小池橋)に出ます。ここから山頂まで3.5km。 8:35。 ここでも橋を渡ります。この橋は気作られたフラットな橋です。ここは慎重にストックを突きながら渡りました。”熱きに凝りてなますを吹く”状態ですね(笑) この橋を渡ると、本格的な登りが始まります。急角度な山道が延々続きます。 しばらく急登と格闘すると、ややフラットな尾根の道に出ます。ここが「東ガンバ街道」。山頂まで2.1km。 9:35。 半分超えました!仁頃山はあちこちに綺麗な看板が出ているので安心できます。 また、登山道のあちこちに木の板が刺さっていて、そこに手書きで登山道入り口からの距離が書いてあるので、どどれくらい歩けばいいか分かりやすいのもいいですね。 東ガンバ街道を過ぎるとまた急登になります。そこからはところどころロープ場があります。 急登を乗り越えると、フラットな開けた場に出ます。「オホーツク展望台」です。 10:27。 ここは東側の見晴らしが良く、天気が良ければ知床半島、斜里岳、藻琴山、西別岳、雄阿寒岳、雌阿寒岳、が見えます。今日はガスガスのため、真っ白でした。 ここからは割とフラットな尾根を登っていきます。 そこから5分ほど歩くと、管理道路の9合目を過ぎたところに出ます。 そこから山頂までは残り僅か! りんさんが、「え!ここに出るの?もうすぐなの?!」と、驚いていたのが印象的でした。 10:43。山頂に到着! 上はやっぱりガスガスで何にも見えませんでした。 でも、山頂は雲が薄くなっていたためか、日差しが少し強く気温も22度くらいでした。 仁頃山山頂には温度計があるので、分かりやすいです。 山頂で早めのお昼。体力を使ったのでエネルギー補給です。今日も当然山頂カップラーメン。ですが、りんさんとおしゃべりしすぎてカップラーメンの写真を撮り忘れました(汗) 11:34。1時間ほどのんびりしてから下山開始! まずは奥新道を歩きます。10分しないうちに西尾根道との分岐点に到着。そこから西尾根登山口まで5.38km。 登りの時もそうでしたが、登山道の脇に色々な花が咲いていて、花の写真を撮りながら進みます。 下山のはずなのですが、なぜか登りが多い。西尾根道はアップダウンが多いとは聞いていたので心づもりはできていましたが、本当に下山?と頭の中ではクエスチョンが出ていました(汗) 11:51。「竜頭岩」と書かれた看板がありました。「どこに岩が?」と探したら、看板のすぐ横に木の枝に隠されかけた大きな岩が。ここから登山口まで5km。 12:11。「西ガンバ街道」の看板。はい!頑張ります!。登山口まで4.3km。 12:48。「仁頃高原」の看板。ちょっと開けたところ。登山口まで3.1km。 ずーっとアップ、ダウンの繰り返しの登山道。途中ロープ場もあります。下山なのに登り?って思い込むと辛い道かもしれません。いくつもの峰を超えていく感じです。 13:27。「錦ヶ原」の看板。ここに大きなベンチが置いてあります。ここでしばし休憩。登山口まで2.1km。 13:45。「西尾根道」の看板。ここら辺りから本当の下りが始まります。一気に下る感じで角度も急です。 ストックを使いながら慎重に降りて行きます。 14:28。急な坂を下り続けて45分くらい。やっと西尾根道登山口に到着!後は、管理道路登山口の駐車場まで戻るのみです。 登山口から少し進んだところに、小川を渡る橋があります。分かれ道になっていて、橋を渡らず車道を通る道、橋を渡って奥新道へ行く道があります。はじめて来た場所だったので、ちょっと不安でしたが、橋を渡って奥新道に出られると思い、奥に進みます。 14:49。小川沿いを歩く奥新道を進むと奥新道と中央道の分岐点に出ます。 そして、そのすぐそばに東屋と奥新道・中央道登山口に出る「ふれあい橋」があります。 そのふれあい橋を通り、登山口へ。そこからトコトコ車道を歩き、無事車を停めてある管理道路登山口に到着! 15:10。でした。 お疲れ山でした! 結構長い登山でしたが、りんさんとおしゃべりしながら歩いたので、あっという間に着いたような気がしました。 でも、おしゃべりした内容はあまり覚えてません(笑) 駐車場でりんさんと別れた後、汗でびっしょりだったのでその場で着替えましたが、それがまずかった(><) 靴とズボンと靴下を脱いだ後、替えのズボンを用意していたら足首にチクっとした痛みが…。 足を見てみたら、足の甲から足首まで虫がビッシリ!。慌ててはらって、ズボンを履き、虫よけスプレーをかけましたが…時すでに遅し、しっかり食われてました。おかげで今、足首周辺が虫刺されだらけでかゆい! 森の中で着替える時は、気を付けないといけませんね。 ※Yamapの記録は、スマホが途中でGPSを見失ったので手前で切れてしまいました。私が使っているZenfone4はGPSが弱いみたいですね。買い替えを考えた方がいいかなぁ。 ※花の写真は、別に「仁頃山 お花編」としてアップします。

仁頃山 今回の登山でデビューしたグッズ。
ストックと膝プロテクター。
プロテクターはバイク用らしい。
今回の登山でデビューしたグッズ。 ストックと膝プロテクター。 プロテクターはバイク用らしい。
仁頃山 東尾根道入口。右側奥に進みます。
東尾根登山口から少し進んだところ。左に行くと東新道。
東尾根道入口。右側奥に進みます。 東尾根登山口から少し進んだところ。左に行くと東新道。
仁頃山 ガスガスで少し神秘的な雰囲気。
ガスガスで少し神秘的な雰囲気。
仁頃山 柔らかな光に透ける緑葉がきれい!
柔らかな光に透ける緑葉がきれい!
仁頃山 カエルさんもいました。
カエルさんもいました。
仁頃山 右側に見える丸太橋がやらかした場所です(><)
右側に見える丸太橋がやらかした場所です(><)
仁頃山 この丸太で足が滑りました。皆さん注意してください!
この丸太で足が滑りました。皆さん注意してください!
仁頃山 緑の絨毯。ふかふかでした。
緑の絨毯。ふかふかでした。
仁頃山 あちらこちらに看板がたくさんあるので、迷うことなく歩けます。
あちらこちらに看板がたくさんあるので、迷うことなく歩けます。
仁頃山 清流沢(小池橋)です。
二つ目の峰を超えたところ。
小池橋を渡ると、東尾根道の登り本番です。
清流沢(小池橋)です。 二つ目の峰を超えたところ。 小池橋を渡ると、東尾根道の登り本番です。
仁頃山 急な登りの場所にはロープが張ってあります。
急な登りの場所にはロープが張ってあります。
仁頃山 こんな感じの道が続いています。
こんな感じの道が続いています。
仁頃山 ややフラットな尾根。東ガンバ街道ってことは、西もあるのかな?
ここまで来れば半分超えてます。
ややフラットな尾根。東ガンバ街道ってことは、西もあるのかな? ここまで来れば半分超えてます。
仁頃山 モヤモヤの中、進んでいきます。
モヤモヤの中、進んでいきます。
仁頃山 急な登り。りんさん頑張れ!
急な登り。りんさん頑張れ!
仁頃山 モヤモヤ~。
モヤモヤ~。
仁頃山 モンシロチョウをたくさん見かけました。
モンシロチョウをたくさん見かけました。
仁頃山 この坂を登り切ると…
この坂を登り切ると…
仁頃山 オホーツク展望です!
晴れたら、オホーツク方面、阿寒方面が見渡せます。
が、今日はガスガス。
オホーツク展望です! 晴れたら、オホーツク方面、阿寒方面が見渡せます。 が、今日はガスガス。
仁頃山 オホーツク展望は草が刈られていてちょっと開けてます。
オホーツク展望は草が刈られていてちょっと開けてます。
仁頃山 オホーツク展望から少し歩くと、東尾根道の終点。管理車道と合流です。
オホーツク展望から少し歩くと、東尾根道の終点。管理車道と合流です。
仁頃山 山頂の電波塔もモヤモヤ。
山頂の電波塔もモヤモヤ。
仁頃山 山頂の階段が見えました!
りんさんを出し抜こうと走るも、階段の上から2段目で躓きコケて、抜かれてしまいました(汗)
山頂の階段が見えました! りんさんを出し抜こうと走るも、階段の上から2段目で躓きコケて、抜かれてしまいました(汗)
仁頃山 三角点!
三角点!
仁頃山 山頂到着!
見事なガスガスです。
気温は21度でした。
山頂到着! 見事なガスガスです。 気温は21度でした。
仁頃山 りんさんに撮ってもらいました。
りんさんに撮ってもらいました。
仁頃山 下山スタート!奥新道を降ります。
下山スタート!奥新道を降ります。
仁頃山 奥新道と西尾根道の分岐点。奥に進むと西尾根道。
登山口まで5.38km。
奥新道と西尾根道の分岐点。奥に進むと西尾根道。 登山口まで5.38km。
仁頃山 竜頭岩。大きな岩がひっそりと佇んでいました。
竜頭岩。大きな岩がひっそりと佇んでいました。
仁頃山 少しガスが晴れてきたようです。行き先がクリアに見えてきました。
少しガスが晴れてきたようです。行き先がクリアに見えてきました。
仁頃山 西ガンバ街道!東と対ですね。
西ガンバ街道!東と対ですね。
仁頃山 西ガンバ街道を頑張って歩く。
西ガンバ街道を頑張って歩く。
仁頃山 仁頃高原。少し開けてます。
仁頃高原。少し開けてます。
仁頃山 西尾根道での一番の坂。だったと思います。。
西尾根道での一番の坂。だったと思います。。
仁頃山 途中、三角点ゲット。Yamapの地図の三角点とは全然違う場所。
途中、三角点ゲット。Yamapの地図の三角点とは全然違う場所。
仁頃山 錦ヶ原。大きなベンチがあり、休憩できます。
錦ヶ原。大きなベンチがあり、休憩できます。
仁頃山 この看板あたりから、本当の下りが始まります。
この看板あたりから、本当の下りが始まります。
仁頃山 木の葉がピンクに変わってます。なんという木だろう?
木の葉がピンクに変わってます。なんという木だろう?
仁頃山 急な坂を、ストックを使って慎重に降りていきます。草が濡れているので滑りやすかった。
急な坂を、ストックを使って慎重に降りていきます。草が濡れているので滑りやすかった。
仁頃山 下山途中、山頂が晴れました!
なんか悔しい(汗)
下山途中、山頂が晴れました! なんか悔しい(汗)
仁頃山 どんどん下っていきます。
どんどん下っていきます。
仁頃山 西尾根登山口に到着!
西尾根登山口に到着!
仁頃山 分かれ道の橋。
橋を渡って、左奥の奥新道を通りました。
分かれ道の橋。 橋を渡って、左奥の奥新道を通りました。
仁頃山 小川の横に登山道があります。
小川の横に登山道があります。
仁頃山 奥新道を進んでいくと…
奥新道を進んでいくと…
仁頃山 奥新道と中央道との分岐点。
奥新道と中央道との分岐点。
仁頃山 奥新道・中央道登山口近くの東屋。奥に進める道がありました。どこへつながっているのか。
奥新道・中央道登山口近くの東屋。奥に進める道がありました。どこへつながっているのか。
仁頃山 ふれあい橋。登山口はもうすぐ!
ふれあい橋。登山口はもうすぐ!
仁頃山 奥新道・中央道登山口到着!
後は、管理道路登山口まで車道を歩きます。
奥新道・中央道登山口到着! 後は、管理道路登山口まで車道を歩きます。
仁頃山 管理道路登山口の駐車場でモンシロチョウが地面に群がってました。何が彼らを引き付けていたのかな?
管理道路登山口の駐車場でモンシロチョウが地面に群がってました。何が彼らを引き付けていたのかな?

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