高見山地・東稜線縦走路の続き・・ 中1日挟んで“Go to 縦走路” 後半2日目!雨の中、突入です💨 三峰山登山口(御杖村)〜《不動滝コース》〜三峰山〜八丁平〜三畝峠〜新道峠(水場)〜赤岩山〜白髪峠〜P 871〜白岩山〜水無野山〜大滝山〜奥船山〜請取峠〜請取山〜奥ノ山(P794)〜檜谷峠〜トクマ山(西峰・東峰)〜桃俣分岐〜高見山〜小峠〜高見登山口(杉谷) 書き出してみると・・名のつく小ピークが意外と有りますね、峠も4ヶ所。 ただ、しんどさで言えば、前半『局ヶ岳〜三峰山』の方がハードでした。 コチラの区間、最初に三峰山へ登ってからは、白髪峠まで延々と下り基調。その後、請取峠までは傾斜があっても斜面の距離が短いので、一息つかずに登り下り出来てしまうところが多かった。 山名表示のある山も、ピーク感が少なめで、楽させてもらえます・・・ 唯一、請取峠から先トクマ山への急斜面が、割と距離のある急登が何度か続き、登りごたえのある区間、この辺りが正念場でしょうか?谷底から聞こえる沢の音、心地よかったです。 トクマ山から先は、 桃俣分岐までの間に少し岩尾根があったりしますが特に危険な場所はなく縦走路を楽しみながらゴール・・・のはずでしたがっ、 トクマ山で天候悪化。土砂降りの雨と、雷音に怯えながら逃げるように高見山へ! まさかこんな日に、同じ山域に来てる変態おれへんやろ〜って思いながら杉谷登山口へ下山したのですが・・・若干1名の変態さん、おられたようです(笑) 高見峠から台高縦走路を南下、この雨の中ツェルト設営してウィンナーを喰らう男が・・・詳細はコチラ↓↓↓ 雨の雲ヶ瀬山遊び https://yamap.com/activities/7044223 Niziさんとのニアミスは、コレで2回目もう少し、寄り道せずにサッサと歩いてゴールしてれば会えたかも・・なかなか会えないもんです😅 連休最終日、この天気で山に入ってる人・・・高見山域だと我々だけのような気がしますけど(笑) 最後は、私が敬愛するNiziplusさんのレポの一節、コチラのフレーズで締めさせて頂きます 『誰も居てない、誰も来ない、 日曜雨の高見峠・・・』
たかすみ温泉Pに車を一台デポする予定でしたが、ロープ張ってあり入れず・・いきなりのアクシデント発生 結局、平野登山口への下山は諦め、杉谷でデポ。下山ルート変更します。 吉野室生寺針線を抜けてR369号へ! 曽爾・御杖村方面へ向かいます
am4:45 御杖村、青少年旅行村の登山口からスタートします。
登尾ルートを予定してましたが、まだまだ薄暗く、早々に登尾ルートへ入るとヘッデン要るし・・小雨降る中ザック下ろすの面倒なんで、アスファルト林道が暫く続く不動滝ルートまで来てしまった。
am5:16 不動滝
am5:30頃には森の中も、明るくなりました。 小雨は降り続いてますが、レインコート羽織らず。理由は後ほど・・
中盤の急斜面、いきなり心拍あげすぎないように・・ボチボチと登ります⤴︎
am5:52 避難小屋、登尾ルートとの合流点・・雨が少し激しくなってきました。 小屋に避難したくなる〜(笑)
ようやく植林帯から出る頃・・
あと600m・・案内板に励まされ
am6:25 山頂へ・・ 御嶽山ビューポイント通り過ぎてしまったようです。 あそこの登りコーナ一、好きな所やったのに!
八丁平にも、いちおう寄っときます
大日如来碑、冬は帽子被ってたり、 今日はバンダナ、 石だけに・・Rockだぜー(笑) rock 'n' rollって事でしょうか?
am6:36 再び三畝峠・・新道峠を目指します。 ほぼほぼ下りの、楽ちんコース。 ただ雪解けの時とか、雨の後って凄く泥濘んでるので、滑って転けないように!
新道峠まで、あと1km・・
am7:00 新道峠に到着、ここで少し寄り道を・・恒例の水場確認👀
新道ルートを下山方向へ少しだけ降りて行くと・・
沢へ出て・・
すぐに水場・・・
YAMAP地図だと、けっこう下りていく感じですが、 この辺り、下りて直ぐの所に有りました。
再び新道峠、水場往復6分でした。 高見山〜局ヶ岳を一気駆け予定の方は、ここが唯一の水場になると思います! では、いざ高見山へ💨
先ずは、白髪峠を目指します!
このタイプの案内板は、半年前、既に設置済みでした。 あの頃から、少しずつ準備されてたんですね〜。
出ました!シーボルトとか言うミミズ 40cm超え、マジ苦手です💦 こういうの普通に触れる人って、 昆虫博士とか、爬虫類ショップの店員さんとか・・ 凄く特殊な職域の人だと思ってしまう・・偏見かな〜?
am7:29 赤岩山・・岩ではなくて木の幹が赤いの😅
凛としたこの感じ、整然と並ぶ植林帯、なだらかに下っていくと・・今回最も楽しみにしている所
白髪峠、am7:41到着 私のお気に入り、安らぎスポットです ブナの大木の傍に・・お目当の、
石仏。あの時と同様、半身埋もれたままでした。 当時は気の毒に思い、いっそのこと埋もれた土を払い除けて差し上げようかと思いましたが・・ 改めてお会いし、この埋もれた姿、神々しくさえ思えてきます。 時を経て、全て埋もれようとも、 ここ白髪峠に『在る』というだけでいいのかも・・そう感じました。 被った土も、また良し。 払い除ける必要などないのでしょう!
それにしても、なんともシンボリックなブナの大木。そして大きな猿の腰掛、立派です!今回で3度目ですが、 『ご縁あって寄せてもらう・・』そういう場所ですね。
少し登ると・・白髪山 am7:50
この新しいタイプの道標は、 “Mitsue Outdoor Club ”さんのもの 縦走路のメンテナンス、有難うございます、M.O.C.さん!
am 8:02 白岩山 そう言えば、さっき赤岩山ってのが有りましたね。 白い岩と赤い岩、では次は・・・?
水無野山でした(笑) たしか、別名タコラ山だったと思う。 am 8:25着
更に続くは『大滝山』 時刻は・・am8:43 です!
次のピーク奥船山への登りの少し手前で後ろを振り返ると・・あれっ! 三峰山ではないですか〜ようやく晴れ間も・・・
am9:04 奥船山です!
ピークで進路変更するポイントには、必ずこんな感じで案内板に角度つけていくべき方向へ導いてくれてました。 助かりますM.O.C.さん
南方向のコチラの尾根筋へ行かないようにって事です!
am9:21本日3つ目の峠、請取峠へ! しかしコチラ地図上でのポイント。 現場には・・
この案内「地形図での請取峠」 実際ただの稜線上で、峠のような地形ではありません!この先300m程西に峠があります。
この先が請取峠なんですが、実はかなりの急斜面💦 こちらへは登れても峠には下れない感じ・・
そこで、前回の下見でちゃんと巻道見つけてあるのです! コチラ、右斜めへ下るのが巻道です。山腹をトラバースして下りていきます
しかし、ピンクのコーステープは真っ直ぐ行けと! もしやロープでも垂らして、下りやすくしてくれてるのかも・・
ちょっと期待して、指示通りに直進してみると・・・
この傾斜面💦 真下に見えるのが請取峠です。
期待したロープなど無く・・激下り (下りたとこから見上げた写真です) ココを迷わず下りなさい!って事でした(笑)
am9:31 無事、請取峠に到着。
こんな感じの峠です。先程言った巻道で来ると、ちょうどこの写真奥、北の方からこちらへ合流してきます。
それと、コチラ!高見山から来ると、間違いなくこのトレースラインに引き込まれると思います。 これは林道請取峠線・多良木方面へ下山できるエスケープルートなのですが・・・
最初は登山道のようですが、すぐに崩落しかけの所や、割と危ない斜面も通らされるので危険です。 下見の時に、地形図上の請取峠へ通ずる破線が気になり、行ってみたので、 詳しく知りたい方は、過去レポご覧下さい↓↓↓コチラ 白髪峠⇄請取峠⇄トクマ山-2020-01-12 https://yamap.com/activities/5416195 #ヤマップ
ではでは、ここから残り半分・・ トクマ山目指します👆 あかん、請取峠の話になると、ついつい話が長くなる😅
コチラの分岐、左側がトラバース道、あるくさんが、歩かれてる方! 右側は、P774のピーク目がけて一気に駆け上がるルート。私は下見でピストンした時にどちらも利用しました。 コーステープが、右側の稜線への直登ルートを指しているので従うことに・・
稜線へ合流、せっかくなのでP774へ寄り道・・・
P774は、「請取山」との事でした。前回、見落としてたようです。 このルートがメジャーになれば、この請取山もピーク登録されてたりして・・それは無いか!
トラバース道との合流点、この季節だとブッシュ濃そう! 山腹のトラバースで、少し危なっかしいところがあったような記憶もあるので、尾根直登ルートが正解かも・・
ヤバそうなキノコ🍄 かじった跡がありますけど・・絶対毒キノコやと思う。 一昨日、栗ノ木岳の登り斜面でパン落とした人、お腹すいてコレかじってたりして? だったら今頃は・・・怖っ!
ここまで奥の山(P794)を越えていくらか標高上げてきたのに、また下ろされて檜谷峠へ・・・
檜谷峠の後、この辺りからが正念場💪
晴れてれば、左手上方にトクマ山(P1052)が見えるのですが・・今日は真っ白
急登斜面に息も乱れますが、心地よい沢の音が、谷底から聞こえてきます。 耳で楽しむ山歩き、これ好きなパターン。無心で登れます・・
とは言え、なかなかの急登⤴︎
あと少し・・・
見えてきました分岐点、縦走路は右折れして真っ直ぐ高見山へ・・なんですが、少し寄り道いたします🎵 🎵
左折れして、トクマ山西峰&東峰へ向かいます。時刻はam11:00、思ってたより早く着きそう・・
先ずはトクマ山、「西峰」って書いてあると、「東峰」あるのかなぁ?って思いますよね。
それでついつい行ってしまう・・・ P1052トクマ山・東峰へ
トクマ山・1052m到着 特に「東峰」とは表示されてないんだけど・・どうなんだろう〜?
再び分岐点へ、 桃俣分岐を目指します トクマ山へは、往復15分もあればゆっくり行って帰ってこれるので、余裕のある方は行ってみて下さい!
トクマ山往復してる間に天候急変・・土砂降りの雨☔️
大木の下に隠れても・・
容赦ない雨水、滴り落ちてきます💦 おまけに雷のゴロゴロ音⚡️ 頭上ではなく、横からサラウンド気味に響き渡る・・怖っ‼︎
あともう少しなんだけどなぁ〜
降水量20〜30mm/hはいってそう、雨雲レーダーだと真っ赤なエリアに突入してると思いますよ💦
12:06 桃俣分岐・・・
桃俣方面、いつか行ってみたい・・
崩落現場・・・この雨風だと、通過する時ちょっとドキドキしました
この辺りで、高見山がドーンと見えてくるはずなんやけど・・
最後の岩場を慎重に登り・・
振り返って・・・ 自分の脚で歩いた稜線、 眺める事は出来ません。悲しいぜー
高見山へ⤴︎ 絶対だれもおれへんぞ〜
はい、三峰山から着きましました・・
12:37 いつもは沢山人がいる山頂も、 今日は、独り占めです!
ようやく屋根のある避難小屋へ・・なんか、温っかいもの食いて〜
全部冷たい! っていうか、まだ凍ってるし・・
実は今回、レインコート無しで結構頑張りました。レポ観てると、脚の強い人達って雨でもレインウェア着ないんです。 大峰のizuさんなんて、雨天の山行でもレインウェアを家に置いてきてるし、健脚のしんさんも、雨具を車に忘れたけどシェルで代用・・とか言ってたけど、多分確信犯(笑) 鉄人tetsuyamさんも、本気モードだと着てないと思う、想像ですけど😅 おそらく彼ら自身の体から湧き出る発熱量が、降り注ぐ雨を気化させてるのではないでしょうか?もしくは肌自体がGORE-TEX化してるとか・・ 真似してみました。 でもトクマ山でグスグスしてる間に全身ずぶ濡れ、慌ててカッパ着ましたが、濡れた体に上からラップされた状態、なんかボイルされてる感じで、皮膚がふやけてきました(笑) 私ごときの発熱量では、全然足りないようで、もう真似するのはやめておきます。サッサとカッパ着るべし!
しばらくすると、雨も小降りに・・下山開始⤵︎
下山路途中の分岐点・・
朝一のアクシデントで、車は杉谷にデポ。今回初めて杉谷ルートの旧伊勢南街道で下山してみます・・左を選択
この雨風だと、熊も出ません!
何やら鳥居が・・小峠?
13:33 小峠着
この先の高見峠に、Niziさんおられたようでが、まさかこんな日に来てるとは・・・
コチラのルート、やや荒れ気味というか、通る人少ない感じでしょうか?
近畿自然歩道のようです!
しかし雨の日は、水路状態。 逃げ場のない細い山道なのでお勧め致しません!
しかも石畳なんで・・よけい滑ります💦
ウッドデッキ風の橋、最後にここで、思いっきり転けました。 摩擦抵抗ゼロって感じ、100%滑ります。手摺り付いてる意味が、転けてからわかりました。
14:21 杉谷登山口、無事下山。 今回もまた、あるくさんの軌跡を参考にさせて頂きました。アプローチした登山道と、高見山からの下山路は異なりますが、車一台で完結させる計画的な周回技はさすがです! レポはコチラ↓↓↓ 三峰山から高見山 / 日帰り縦走 https://yamap.com/activities/5697741 今回もお世話になりました。毎度、有難うございます🙇♂️