活動データ
タイム
18:52
距離
32.3km
のぼり
1244m
くだり
2335m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る昨年の秋、磐梯山からみた吾妻山の姿が忘れられず、☔の中、吾妻連峰を縦走しました。 初日は西吾妻山山頂を登り、谷地平避難小屋を目指します。ロープウェイを降りると猛烈な睡魔に襲われ、ペースが上がらない。かといって昼寝をするスペースも見当たらず西吾妻山まで根性で登ります。あまり記憶はありません...針葉樹のダイナミックな展望は絶景だったはずです... 西吾妻から東大巓までの道はなだらかな木道で歩きやすいです。しかし、こちらも眠くて眠くて...あまり記憶はありません...最終的に東大巓手前の木道で倒れこむように10分くらい寝ました… 雨の降り始めとともに目を覚ました。パワーナップのおかげで頭はすっきり。スピードを上げて谷地平避難小屋に向かいます。ところが尾根を外れると、とんでもない藪漕ぎが待っていました。藪漕ぎ+濡れ笹+急坂+泥沼+浮石+徒渉と登山のあらゆる苦しみを集約したような道でした。少なくとも梅雨の時期の東大巓→谷地平は必ず後悔します。 ただ手も足もドロドロになると、気持ちが楽になって、川の徒渉はジャボンと川に浸かりながら堂々と渡れるようになりました。 谷地平避難小屋は噂の通り、頑丈・広い・清潔と避難小屋としては最高クラスです。大きな川が横に流れているので、髪と身体を洗うこともできました。翌朝、小屋を出発すると5mほどの至近距離でクマと遭遇しました。シャキールオニールの大きさでヒヤリとしましたが、向こうから逃げてくれました。 谷地平避難小屋から姥ヶ原までは引き続き獣道です。降雨後はドロドロになります。厄介な倒木もあります。その覚悟で臨んでください。 姥ヶ原まで出れば一般登山道です。ここから一切経山、五色沼を経由して高湯温泉まで下りました。この間も雨が降り続けて、吾妻連峰の厳しさ、そして自分の心の弱さを改めて感じました。
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