活動データ
タイム
02:13
距離
14.7km
のぼり
578m
くだり
580m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2020年7月25日土曜日 4連休も3日目、私の夏の南紀旅も3日目。 さぁ気になるお天気は??? ↓ ↓ 降水確率100% ガーン、なんでやね〜ん! 関西弁丸出しで、すみません(笑) でも、そう言いたくなるほど、週間天気予報の時点から雨マークのオンパレード。この4連休、雨予報で計画を断念された方も多かったのではないでしょうか?! そんな中、私がやりたかったこと。 それは、日本唯一の筏下り!!! 日本に川下りは数あれど、丸太を組んだ筏に乗って、人力だけで川下りを体験できるのは、ここ日本唯一飛地の村の北山村だけ。 こんな日本唯一の体験ができる場所。 もともと濡れるものだから、よほどの豪雨じゃない限り中止にはならないけど、せっかくなら、お天気の日にやりたかったなぁ。もし奇跡的に雨がおさまっても、それまでの積算で雨量が想定を超えると、ダム放流により川の水かさが増すので、筏下りは中止になるかもしれない。いろんな思いが錯綜するなか、眠りについた。 そして迎えた当日。 ↓ ↓ じゃーーーん、なんと現地に着くと雨は止んだ!!! 降水確率100%なのに、さすが、晴れ女の私、自分で自分を褒めたくなった(笑) 何年も前に来たことはあって、もう一回やってみたいとずっと思っていたけど、条件が重ならず、やっとこの機会に実行できた!!!コロナ禍で、以前とは全然違う筏下りだったけど、やっぱりカヤックやカヌーとは違うスリル。途中で晴れ間も出るほどのお天気で、来てよかったと感慨深くなる。 いろんな歴史のお話も筏師さんに聞かせてもらった。筏下りしながら伺った筏師さんのお話、一部ご紹介。私が聞き間違えていたりして、事実と誤りがあったらごめんなさい。 ◇オトノリの地名 →今回の筏下りのスタート直後にある地名。 この北山村から新宮に、川を利用して木材を運搬中、難所で組んであった筏が崩れ、木材の下敷きになり、水面に出て来れなくて水死となる事故が多発。そのため、家を継ぐ長男をこの危険が伴う筏には乗せず、弟を乗せるということで、弟が乗る⇒オトノリとなったらしい。 うーん、人の命はみんな同じはず。弟さんが犠牲になっていいわけじゃないと個人的には思うんだけどなぁ。 ◇飛地の由来 →北山村は上記のように木材を新宮に運んだ関係でつながりが深いことから、廃藩置県の際に、新宮のある和歌山県になったとのこと。歴史は深い。 ◇北山村の人口 →400人程度。筏師さんのなかに、奥様と子供さん3人の5人家族という30代の方がいて、我が家だけで北山村の人口の1%をしめてるんですよ!と、笑いながらおっしゃった。筏下りの季節以外は、若い男性は働き手として担われ、いろんなお仕事を掛け持ちされてるとのこと。大変ですよーって話す横顔は、言葉とは逆に、キラキラした笑顔でした。 ◇カモシカ →筏下り中、ある岩場で、カモシカが目撃されたことがあると紹介された。フォローさせていただいてる方の日記でカモシカさんは拝見させてもらえてるけど、私自身カモシカさんを見たことがないので、じぃーっと見てたのだけど、筏師さんですら出会えないほどレアらしい。残念。その昔、カモシカは警戒心が弱い動物のため、簡単に捕獲しやすく乱獲されたという話を聞かされた。なんだか悲しくなった。 さぁ、そうこうしているうちに、楽しかった筏下りも終わり。本来なら筏降りたら、兵庫に帰るために北上するのだけど、今回はさらに南下し、太地町へ。 というのは、太地町にある森浦湾で、イルカに触れ合える桟橋ができたとのこと。ここを見てみたかった!それに今のところは無料だし(笑)サクッと見れて、私たちにはちょうどよかった!!! いよいよ夏の南紀旅の〆は、やっぱり本州最南端の「潮岬灯台」。ここにはご縁のある方がいて、久々の再会を果たせた。お話を伺うと、登れる灯台は密になりやすいので、いろいろとこのコロナ禍で対策をうたれてるとのこと。そんな状況下でも、お花を綺麗に植えられて、皆様をお待ちしてますっておっしゃる笑顔に、心温まった。 さっ、名残惜しいけど、そろそろ兵庫に戻らねば。 私の夏の南紀旅は、大満足の3日間でした!!! 〜2020/8/15 公開〜
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