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熊野古道(小辺路)高野山 〜未完〜の写真

2020.07.23(木) 09:41

旧道に出てカーブミラーあるあるやっとく。

この写真を含む活動日記

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51.0 km

3276 m

熊野古道(小辺路)高野山 〜未完〜

熊野古道 小辺路 (奈良, 和歌山)

2020.07.23(木) 2 DAYS

雨でもひっそり出来るものは…ロングトレイル!ということで、高野山から熊野本宮大社までの2泊3日(+観光用の1泊)を計画。 《計画》 DAY① 高野山金剛峯寺〜伯母子岳避難小屋 DAY②伯母子岳避難小屋〜十津川温泉 民宿やまとや DAY③やまとや〜熊野本宮大社、川湯温泉。 DAY④川湯温泉〜高野山(バス) 新型コロナの流行がまたぶり返してきてるのが少し気になるが、バス(はそうでもなかったけど)宿の予約も争奪戦を切り抜けて、こりゃあ行くしかないなと。天気は全行程雨を想定。 結果的には初日、二日目のラスト2時間以外はレインウェアを着ることなく進めた。三日目の夜中から朝まで十津川村に大雨が降り、協議の結果そこで小辺路歩きを“中断”することにして、バスで熊野本宮大社へ。なので果無峠超えは出来ておらず、次回に持ち越し。 小辺路の様子としては崩落箇所や崩落予備軍が数箇所あり、所々迂回路を通過した。特に20日に十津川村役場が確認、迂回路設定してくれた伯母子岳山頂からの迂回路は有難かった。(民宿やまとやさん、十津川村役場観光課さんありがとう!) ロードがとにかく長いので、トレッキングポールを上手く扱わないと脚への負担が半端ないと思う。 熊野本宮大社、大斎原、川湯温泉どれも素晴らしい場所。そして高野山へ戻る途中の聖地巡礼バスでは、中辺路歩きをする為に降りる人が去ってからは貸し切りで土砂降り高野山入り。その道中高野山スカイラインを通過する際に、小辺路歩きの追体験をする事ができた。 詳しい旅の様子は写真にてご紹介。 ところで、以前の我々だったら大雨でも果無峠を通過したと思う。台風が来ようが恵那山に特攻していた過去もある(笑)しかし最近の大雨で地盤が緩み、いとも簡単に崩れてしまうのをこの目で見てからは、結果的に通過できたとしてもそれはラッキーなだけで危険を伴う行為をしているのには変わりないな、と思うようになった。 また晴れた日に果無集落を訪れよう。ついでに果無山脈も縦走してしまおう。大峯奥駈道も行ってみたいなあ。次は足袋で歩き通してやろう。その次はワラーチならぬわらじやな。雨具は蓑。水筒は竹。 ああ昔々にタイムスリップしたい。当時の人々がここを歩いたんだと思うと、何も無いように見える檜林もとても興奮する。 そう、どんな山にも言えることだけれど、“何もない”所ほど想像力が働きまるで初めて観る映画のような気持ちにさせてくれる。 皆地笠(貴賤笠)の存在も知って、スペイン(フランス)の巡礼路の事も知って、少しだけ勉強して挑んだ小辺路歩きは終わってみればとんでもないスケールに膨らんでしまったようだ。