活動データ
タイム
04:31
距離
5.0km
上り
562m
下り
562m
活動詳細
もっと見る《アプローチ》 車=4時間50分(金沢-大沼・おのこ駐車場) 《登山コース》 13:14おのこ駐車場-14:20/14:28駒ヶ岳-15:26/15:38黒檜山-17:02/17:14黒檜山登山口-17:22/17:37赤城神社-17:45おのこ駐車場 本当なら今日から五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳と3泊4日で縦走する計画だった。ところが、北アルプスでは悪天候が続くとの予報に、今年のハイライトになるはずだった山行を泣く泣く取りやめた。途中の五竜山荘から冷池山荘までエスケープルートがない上に、雨天で牛首や八峰キレットを歩くのは危険と判断したのだ。 その代わり、他のグループが計画していた1泊2日の赤城山・谷川岳登山に参加させてもらうことになった。どちらも日本百名山。金沢から遠いので、こうしたご縁でもないと登るチャンスはなかなかめぐってこない。 初日は赤城山を目指す。群馬県のほぼ中央に位置する1,200〜1,800mの複成火山。午前6時5分に山側環状の観法寺PAを出発。北陸自動車道の名立谷浜SAと関越自動車道の谷川岳PAで休憩し、11時に沼田IC近くの「そばグルメ花咲」で昼食を取る。やはり赤城山は遠い。腰痛を治しておいてよかった。 午後1時14分、小雨の中を大沼のおのこ駐車場をスタート。車道を南へ少し歩き、駒ヶ岳登山口から入山する。時折り雨足が激しくなるが、階段が多い登山道はしっかり整備されていて歩きやすい。1時間余りで駒ヶ岳山頂(標高1,685m)に到達。数分だけ休憩し、霧に烟る赤城山の主峰・黒檜山に向かう。 山頂直下の急登をメンバーたちは涼しい顔をしてこともなげに上がっていく。一方、僕は息も絶え絶え。コロナウィルス禍と腰痛でしばらく運動できなかったツケが回ってきたのだ。花見ヶ原キャンプ場への分岐に立つ標識に「絶景スポット60歩」とあったが、残念ながらスポットからの眺望はゼロ。心眼で筑波山と関東平野の景色を頭の中に描く。 黒檜山大神の鳥居に参拝し、3時26分、黒檜山山頂(同1,828m)に到達。いつの間にか雨は上がっている。周囲は深い霧に包まれ、静謐で幽玄な雰囲気を漂わせている。眺望はきかないが、これはこれで悪くない。 黒檜山登山口方面への急斜面は雨で濡れて滑りやすい。転ばないよう気をつけながら、高度を下げていく(転んだけど💦)。そのうち大沼が見えてきた。その向こうに聳えるはずの富士山は当然雲の中。うっすらと霧に沈む木々の間を通り、黒檜山登山口に到達。赤城神社に参拝し、5時45分、おのこ駐車場に帰還する。 富士見温泉見晴らしの湯で入浴したら、すっかり遅くなってしまった。関越自動車道を水上ICまで戻り、湯原温泉の「一力寿し」に飛び込む。今日の山行を振り返りながら、よせ鍋、天ぷら、寿しで空腹を満たす。お酒はまだ飲めない。10時過ぎ、宿泊先の「民宿まにわ」に到着。ようやく缶ビールにありつくと、極上の泡を胃袋に流し込んだのである。
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