2020_コビキ沢遡行→神威岳

2020.07.19(日) 日帰り
TOM
TOM

活動データ

行動時間

06:58

距離

9.5km

上り

1043m

下り

1043m

活動詳細

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今年初の沢登りに行く。 しばらく山から遠ざかっていたKGさんが復活だ。 今回はいつもの沢メンバーに加え沢初参加となるSGMさんが参加で9名という久々の大人数の山行。 さっぽろ湖第一展望台の駐車場に駐車して準備をする。 はじめての沢の時は準備に手間取ったが、人並みに準備できるようになってきた。 7:40ビュンビュン飛ばす車に注意しながら道道を横断し木挽沢林道に入る。 林道は使われていないので草ぼうぼうだが沢屋か釣り人は入っているようで歩くのには支障は無い。 林道を歩いているとジワジワ暑さを感じ早く沢に下りたくなる。 この辺から下りようかとなった場所に誰かが付けたピンクテープがあった。 C450mから入渓する。 やはり沢に下ると涼しい。 C510mまで緩やかに遡行、小滝が徐々に現れるが、難なく進む。 沢を進み出して直ぐにKGさんの沢靴の靴底が剥がれる。 テープで補強し朔行再開。 C530mあたりで、やや深めの釜が現れた。 足がかりもあり、掴む草や手がかりもある比較的容易な場所だが気を抜くとドボンになるので慎重にへつろうと淵に手を掛けたところで前の方からドボン!!という音が聞こえた。 沢初めてのSGMさんが釜に落ちた。 それを見た周りのギャラリーから「おっ!いいぞいいぞ!!」の歓声が上がる。 沢を始めたら誰もが通る洗礼儀式ドボン、みんなに拍手で迎えられるSGMさん。 ここから小滝が連続し、またへつり場が出てくる。 少し難易度は上がったが各々左右からへつって越えていく。 新人のSGMさんにCLとSL二人で足場の取り方などコーチングしている。 先に滝口に着いたので、その様子を見守る。 イイ感じでへつっている「その調子ガンバレ」と眺めていたら、ドボン!! 惜しくも落ちてしまった。 全身水に浸かると吹っ切れる、その後は順調にクリア。 C540mでゴルジュっぽい場所に出る。 コビキ沢ではお決まりの場所のようで、水深は浅いので沢を歩いて行ける場所なのだが、いかにもゴルジュを突っ張ってスパイダーウォークしてます写真を撮ってもらう。 このゴルジュを過ぎた辺りから沢を囲む両側の斜面は緩くなり日差しが眩しいぐらい差し込むようになる。 C660m辺りからは水も涸れ、いよいよ藪に突入する。 水は枯れているが地面はドロドロの粘土質でグチャグチャで歩きにくい。 ここまで何度か補修し騙しながら履いてきたKGさんの沢靴もテーピングはズレ、かなり歩き辛そうだ。 KGさんだから冗談を言いながら平気な顔をして歩いているが、自分だったら音を上げている歩き辛さだと思う。 二股に到着、リーダーの判断で山頂直登の左股ではなく最短距離で夏道に向かう右股に進路を取る。 藪はそれほど濃くないが背丈近くはあり、顔の前に被る笹を払いながら進む。 藪漕ぎ中に地蜂の巣を踏んだらしく何名かが蜂に刺されるハプニング発生。 自分は後方を進んでいたお陰か被害には合わなかった。 GPSで進路を確認しながら進んで行く。 距離は短いが藪が邪魔をしてなかなか捗らない。 やっとC850mのコルに出ると特徴ある神威岳の岩頭が見えた。 無事夏道に合流し一服する。 おそらく藪漕ぎも初めてと思われるSGMさん、藪漕ぎも弱音を吐かず黙々と進む。 おとなしそうに見えるが、ガッツの人のようだ。 折角の夏道だが、去年の笹刈りの甲斐なく笹が被って藪のような状態になっていた。 だが、これまで本格的な藪を漕いできたので、この程度の藪なら屁でもなく、むしろ快適な感覚で進む。 靴を補修し直すというKGさんを残して先を進む。 コル周辺の藪道を抜けると道は歩きやすくなったが、勾配が急になり沢靴だと滑る。 蜂に刺されたSNさんが少し具合が悪いというので休憩をとりながらゆっくり登る。 去年は見当たらなかった倒木が2箇所ほど登山道を横断していた。 すっかり夏モードに変わった山道脇のクルマユリやツルリンドウなどの花を愛でながら登る。 12:35山頂到着。 靴崩壊で、山頂には登らずにコルで待機していると思われたKGさんが登って来たのに驚いた。 みんなに心配を掛けたくないという思いで登って来たのだろうが、辛さも見せずにまた冗談を飛ばしている。 本当に人間的にも尊敬すべき岳人である。 歓談しながら昼食を取り休憩する。 集合写真を撮って下山に入る。 無理せずと言うリーダーの判断から懸垂下降訓練も取り止めにして同じルートで下山する。 不安視していた地蜂の遭遇は無くスルー出来た。 帰路はC660m辺りから林道を利用して下る。 KGさんの足を見ると靴のつま先が花が咲いたように開き、足の指が花弁のように見える状態になっていた。 それを見たSLのNHさんが「爪がおかしくなってなければいいけど、、」と心配していたが、当の本人は「大丈夫だよ」と明るい表情を見せる、いやはやタフだ。 16:10全員とりあえず無事に駐車場到着。 沢登りとしては大滝も無く、大好きな滑も無く少し残念だったが、それでも大勢でワイワイガヤガヤ登るのは楽しいもんだ。 今回の山行は色々ハプニングはあって考えさせせられた。 リペア道具は、夏山だと飲料水が多くなるので荷物を少しでも軽くしようと敬遠してたが、特に沢朔行や藪漕ぎをするような山行の場合は必携だ。 それと、しばらく使ってなかった道具のチェック、特に靴のチェックは入念にやった方が良いなど、学びの多い山行となった。

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