ブナ山を歩くシリーズ 指谷山

今回のブナ山は広島県備北エリアの指谷山(ゆびたにやま)。 広島県高野町と島根県飯南町の境に位置する標高967mのこの山は、島根県側が島根県民の森として整備され、どちらかというと島根県のお山のイメージです。 指谷山の島根県側は明治10年に県有林となって以来、スギやヒノキの人工林も整備されましたが、標高上部のブナの群生林はそのまま残されています。 指谷山のブナ林は木肌の白いブナが多いのが特徴で、山頂まで続く県境尾根沿いのブナ林は目にも清々しく爽やかな感じ。 科学的、医学的に検証された森林浴効果を「森林セラピー」といいますが、この指谷山のブナ林を歩く道は、まさにセラピーロード！ 勾配があるので実際には「森林セラピーロード」としての認定は難しいかもしれませんが、私の中ではもちろん認定です！ リラックスとデトックス。 ブナセラピーを体感できた梅雨中の山歩きでした。