活動データ
タイム
09:00
距離
8.5km
のぼり
663m
くだり
662m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る細見谷橋(立野野営場)からオオリュウズまでの細見谷下流エリアを沢登りしました。 細見谷の下流エリア(立野~オオリュウズ)は深いゴルジュ帯の中の遡行になります。細見谷橋からオオリュウズまでの遡行距離は約3km。泳ぎが必要になる箇所が5~6箇所はあります。泳ぐ際は15mくらいのフローティングロープがあると便利です。 行程の終盤で距離200mくらいの範囲内に筏滝、Ⅴ字滝、オオリュウズという見応えのある滝が3つ連続します。核心部は筏滝(いかだたき)。泳いで左岸の細溝に取り付き、約4m直登してから約10mトラバースします。残置ハーケンがいくつかありますがプロテクションとしての信頼度は低いです。 クライミング終了点ではBDのキャメロットC4の♯3以下の番手を3つ使ってプロテクションを構築しました。 巻くのであれば、クロダキ谷出合(筏滝より200mほど下流)からクロダキ谷を距離にして200mほど登ったところにホトケ谷へ延びる小径があるので、テープに従って右岸側の斜面を登り、トラバースし、最後はジグザグに下降して筏滝の上流のホトケ谷出合に降りることができます(踏み跡は不明瞭)。 私達も経験があるのですが、筏滝は中途半端に高巻しようとするかえって危ないので、巻くのであれば面倒でもクロダキ谷出合まで戻って大きく高巻くのが良いと思います。 筏滝の落ち口付近はこれまで余裕で通過していたので全くノーマークだったのですが、今回のような増水時は水流が強く危険です。ロープを出していても流されてしまえば水流が強くて引き上げることができません。 Ⅴ字滝は水量が少なければ左岸側から簡単に通過できます。オオリュウズはいまだ直登したことはないのですが水量が少ない時であれば滝の左側の溝のラインから登れると思います。 復路はホトケ谷左岸の斜面についているテープを辿ってジグザグ登り&トラバース&クロダキ谷右岸の斜面を下降してクロダキ谷を渡渉、クロダキ谷左岸の斜面を登って林道へ合流し立野の野営場へ帰着しました。 反省点や課題がいろいろあった沢登りでしたが、たくさん泳げたのでとても楽しかった。 ※細見谷下流エリアは沢登り中級者向きの沢とされています。
動画
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