鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜至仏山〜鳩待峠-2020-07-17〜18

念願の尾瀬。本当は白い虹を見たかったのですが、梅雨の時期ですし、雨が降らなかっただけでも良しとします。それにしても、福島にいる頃には行きたいと思わなかった尾瀬ですが、良いところですね。なんで、こんな良いところに来なかったのだろう⁉️少し遠くなっちゃったけど、また来たいと強く思います。白い虹は絶対見たいし‼️ 《1日目》 仕事終わり、新幹線で宇都宮まで向かい友人と合流。前泊で戸倉駐車場に車を止めて、乗合タクシーで鳩待峠まで。今日は尾瀬の散策を少しでも出来たら良いやと遅めの出発。小雨も降っていたので、出足が鈍かったです。 鳩待峠に着くといよいよ尾瀬へ足を踏み入れます。石畳の道、木道、雨上がりの緑が綺麗だこと。幸い雨も上がって景色を見ながら、しかし足元は滑るので慎重に山の鼻まで下って行きます。途中、また雨が降り出したので、ザックにレインカバーをかけたり、所々にベンチもあり、休憩も出来ます。休憩のため立ち止まっていると、後ろでかなり派手に木道で滑って転ぶ人が、、、。大丈夫かと心配そうに見ていたら、道を塞いでいる私たちが悪いみたいな言い方で転んだ同行者に攻め気味に言われ、つい勢いでごめんなさいとは言ったものの、道を塞いでいたわけでもなく、少しはみ出していたかもしれないけど、十分通れるスペースはあったので、私たちが悪いわけでも無いじゃ無い⁉️と思うと無性に腹だたしくなって来ました。まぁ、こんな事で尾瀬を台無しにしたくは無いので、気持ちを切り替えます。 雨に濡れた緑と川のせせらぎなどを楽しみながら下る事約１時間。今日の宿である至仏山荘に到着。少し早いので、そのまま通過して尾瀬ヶ原を行けるところまで散策することに。どこまでも続く木道をお花や池塘を見ながら、牛首分岐まで行って遅めのお昼。バーナーは使っても良いみたいでしたが、少し躊躇われたので、ポットに入れたお湯でカレー飯を作り、コンビニのデザートと昨日のおつまみの残りでとても雄大な湿原の景色を堪能しながらのランチは最高‼️ずっとここにいたい、、、。 途中、テレビで見た逆さ燧ヶ岳が見られるスポットでは、生憎燧ヶ岳は雲に隠れ、出て来てくれず、水面も少し揺れているので、綺麗には見えませんでしたが、明日や朝はチャンスがあるかも⁉️と期待して山荘に戻りました。 チェックインを終え、部屋に行き荷物を整理。お風呂に入れるとのことでしたので、ささっと汗を流すためお風呂に入りました。山小屋でお風呂に入れると言うのは素敵なことですね。かく言う私は、山小屋デビュー。他の山小屋は知らないのですが、これからどんどん山小屋に泊まったり、テント泊したりしたいなぁ〜と思っています。 そして、17時と早い夕飯。有り難くいただいた後は、少しお散歩。熊に注意の看板を見ると、夕暮れ時の静かな湿原は少し薄気味悪くもあり、森の中からひょっこり熊さんが現れてもおかしくない気もします😅熊鈴は鳴らしながら、お喋りもしながらですが、早々に撤退（笑）部屋でゆっくりする事にします。21時消灯なのですが、程よく疲れてもいたので、早めに布団に入って、明日は晴れると良いなぁと考えながら眠りにつきました。1時くらいにふと目が覚め、外を見ると星が見える‼️明日は少しでも景色が見えると良いなぁ。 《2日目》 尾瀬2日目。朝、逆さ燧ヶ岳まで朝ごはん前にお散歩に行きました。残念ながら、燧ヶ岳はまたもや雲隠れ。また、来いってことなんですね。朝の清々しい空気も吸えたので、山荘まで戻って朝ごはん。朝食の後は身支度を整えて、いざ至仏山‼️ 山頂は雲に隠れて見えません。急登である事は覚悟しながら、一歩ずつ登って行かねば、この山を制覇する事はできません。梅雨の時期だからなのか、雨が降ったのか、足元は濡れているし、石は滑りそうだし、気をつけながら登ります。幸いなことに、気温はちょうどいい感じ。少し霧雨になって来たので、途中でザックカバーをつけましたが、レインウェアは着ませんでした。暑くなるのは間違い無いので、暑がりの私は霧雨がむしろ気持ちいい😅どんどん登っていくと森林限界地点に。だいぶあたりは開けて、天気が良ければ尾瀬ヶ原や周りの山々が見えるはずなのですが、真っ白で何も見えません（笑）まぁ、これも次こそは‼️と思わせる、至仏山の作戦なのよね。きっと。 少し岩がゴツゴツし出して、半ば岩登りになって来て、少し楽しくなって来ました。私は岩登りとか好きかも⁉️少しペースが速くなり、どこに足を置くか、一歩一歩見極めながら登るのは楽しい♪岩登りを超えると木道が出て来たので、いよいよ山頂も間近かなと思いますが、これまた山頂も雲で見えない（笑）とにかく足を進めてここを越えれば、あの先が、、、と思いながら登ること約5時間、やっと山頂につきました🤗山頂には沢山の人がいて、賑わっていました。場所を確保して、早速ヤマメシを作ります。山で食べるご飯は何を食べても美味しいけど、山頂で作るヤマメシは本当に格別‼️食べてる間に少し晴れ間も見えて来て、なんとも嬉しいご褒美でした。 山頂での休憩も終わり、いよいよ小至仏山から鳩待峠まで下山する事に。名残惜しいですが、登ったら下りないとね😅天気も少し晴れ間が見えるようになって、今まで見えなかった雄大な景色が少しだけちらほら見えて来ました。景色を堪能しながら、岩場と格闘しつつ、ゆっくりマイペースで下山。鳩待峠で花豆ソフトを食べるのを楽しみに下山しました。途中、雲に隠れた燧ヶ岳と尾瀬ヶ原が見渡せるスポットで、今度は晴れた日に来たいなぁと密かに後ろ髪ひかれながら、ようやっと鳩待峠に戻って来ました。いやぁー長かった😣でも、とても楽しく嬉しい山行でした。今度は尾瀬ヶ原のもう少し奥や尾瀬沼まで足を伸ばしたいです。