鋸岳 釜無川ルート

2020.07.12(日) 日帰り

活動データ

タイム

11:43

距離

27.1km

のぼり

2299m

くだり

2299m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 43
休憩時間
46
距離
27.1 km
のぼり / くだり
2299 / 2299 m
4 10
1 51
7
4
1 6
3 2

活動詳細

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釜無川ルートからの鋸岳登山。このルートは年々難易度が増していくと思われる。林道や登山道の崩壊が進んでおり、僅か1~2年で様相が変わっている。今回は、健脚BMさんをお誘いして行ってきた。やはり経験豊富な方と行くのは心強い。 事前の調べでは、林道崩壊地の迂回で渡河を強いられるところがあるようで、川の水量が一番気になった。現に、1週間前は登山口まで行ったが、直前まで雨が降っており、川の水量などを見て山行き中止の判断をした。 降雨量や渡河するタイミングにもよると思うが、今回、沢靴まで用意して臨んだが、不要に終わり通過できた。まあ、準備は保守的にということで。 これで核心部は終了と思っていたが、旧造林小屋の上流の沢伝いの登山道(標高1550m~1800m付近)も崩壊が激しく、マーキングを参考にしながら通過した。この間のマーキングは、おおよそ登山道上にあるものの、途中崩壊で無くなっていたり、流されていたり、あっても足元は崩壊した斜面の浮石で埋まっていたりするので、その都度次のマーキングを探したり、巻いたりしながら進んだ。そう意味においては、一般登山道ではないと思ってたほうが良いと思うし、この情報は2020.7時点なので、以降、最新情報(当日の天候・水量も含む)をインプットして、熟達登山者として臨むことをお勧めする。 今年の鋸岳登山は、他に戸台側、甲斐駒側からのアプローチがあるが、メインの戸台側はコロナ自粛に加えてそもそも道路崩壊で通行不可となっている。 (ルート) 林道は崩壊ヶ所多数。慎重に通過を要す。 登山道(小屋~標高1800m付近)の崩壊多数。浮石、土砂などに留意してルートファインディング。

甲斐駒ヶ岳・日向山 気象予想が好転。
気象予想が好転。
甲斐駒ヶ岳・日向山 鋸岳へ釜無川側からアプローチ。ゲート通過。まずは、ここから9キロの林道。
鋸岳へ釜無川側からアプローチ。ゲート通過。まずは、ここから9キロの林道。
甲斐駒ヶ岳・日向山 白み始めた。天気は期待できる。
白み始めた。天気は期待できる。
甲斐駒ヶ岳・日向山 釜無川の水位、付近の近々降水量を念入りに調べた。実は一週間前に登山口まで来たが増水で渡河ができない可能性もあるとして断念。今回の水量は見た目1週間前より少ない。
釜無川の水位、付近の近々降水量を念入りに調べた。実は一週間前に登山口まで来たが増水で渡河ができない可能性もあるとして断念。今回の水量は見た目1週間前より少ない。
甲斐駒ヶ岳・日向山 中川出合(林道のほぼ中間地点)を越したあたりから、車両が通行できない崩壊地が次々と現れる。ここを歩けるのは時間の問題か。
中川出合(林道のほぼ中間地点)を越したあたりから、車両が通行できない崩壊地が次々と現れる。ここを歩けるのは時間の問題か。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ここも崩壊地。中央奥の橋の前後の道が崩壊している。見にくいが、写真中央部に数頭鹿が居るのがわかるだろうか。
ここも崩壊地。中央奥の橋の前後の道が崩壊している。見にくいが、写真中央部に数頭鹿が居るのがわかるだろうか。
甲斐駒ヶ岳・日向山 その崩壊地を上から見たところ。ここは、橋の下の沢を渡渉。
その崩壊地を上から見たところ。ここは、橋の下の沢を渡渉。
甲斐駒ヶ岳・日向山 林道7キロほど通過したところに、林道最難の崩壊地。
ここの通過のためにネットなど調べまくった。
林道7キロほど通過したところに、林道最難の崩壊地。 ここの通過のためにネットなど調べまくった。
甲斐駒ヶ岳・日向山 渡渉は、下の河川敷まで降りなければ無理。
渡渉は、下の河川敷まで降りなければ無理。
甲斐駒ヶ岳・日向山 そのため、一旦、川岸まで降る。
そのため、一旦、川岸まで降る。
甲斐駒ヶ岳・日向山 川沿いを遡上。
川沿いを遡上。
甲斐駒ヶ岳・日向山 増水が心配だったので、沢靴を持参したが、問題なく通過できた。
増水が心配だったので、沢靴を持参したが、問題なく通過できた。
甲斐駒ヶ岳・日向山 河原から林道へ復帰するマーキング。ありがたい。急なので要注意。
河原から林道へ復帰するマーキング。ありがたい。急なので要注意。
甲斐駒ヶ岳・日向山 逆側から通過した崩壊地を見る。
逆側から通過した崩壊地を見る。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ここも崩壊地。
ここも崩壊地。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ここも河川敷におりて通過。
ここも河川敷におりて通過。
甲斐駒ヶ岳・日向山 通過後振り返って。
通過後振り返って。
甲斐駒ヶ岳・日向山 崩壊していないところは、立派な道路と砂防施設。
崩壊していないところは、立派な道路と砂防施設。
甲斐駒ヶ岳・日向山 この崩壊地は、上を巻いた。
踏み後(人+動物)はあるが、薄く急なので慎重に。
この崩壊地は、上を巻いた。 踏み後(人+動物)はあるが、薄く急なので慎重に。
甲斐駒ヶ岳・日向山 蟹スタイルで通過( ´ ▽ ` )
蟹スタイルで通過( ´ ▽ ` )
甲斐駒ヶ岳・日向山 林道がようやく終わる。
林道がようやく終わる。
甲斐駒ヶ岳・日向山 林道終点に旧造林小屋。
林道終点に旧造林小屋。
甲斐駒ヶ岳・日向山 軒下で休憩できるしテントも張れる。
軒下で休憩できるしテントも張れる。
甲斐駒ヶ岳・日向山 川沿いに登山道を辿ろうとするが、最近も含むこの1~2年の積み重なる土砂崩れなどで道が不鮮明。テーピングを頼りにしつつも、都度ルートファインディング。
川沿いに登山道を辿ろうとするが、最近も含むこの1~2年の積み重なる土砂崩れなどで道が不鮮明。テーピングを頼りにしつつも、都度ルートファインディング。
甲斐駒ヶ岳・日向山 少し前までは、歩きやすい登山道があった筈だけど。標高1550~1800mくらいが今回の山行の核心。
少し前までは、歩きやすい登山道があった筈だけど。標高1550~1800mくらいが今回の山行の核心。
甲斐駒ヶ岳・日向山 マーキングはところどころにあるから方向は合っているのだろう。
マーキングはところどころにあるから方向は合っているのだろう。
甲斐駒ヶ岳・日向山 横岳峠。稜線にでた。
峠の手前標高差150m程は快適な登山道だった。
横岳峠。稜線にでた。 峠の手前標高差150m程は快適な登山道だった。
甲斐駒ヶ岳・日向山 踏み跡はあるが、あまり歩かれていない登山道のようだ。
踏み跡はあるが、あまり歩かれていない登山道のようだ。
甲斐駒ヶ岳・日向山 仙丈方面。山頂部は曇ってる。今年はコロナの関係で見えている中腹の林道をバスは走らない。
仙丈方面。山頂部は曇ってる。今年はコロナの関係で見えている中腹の林道をバスは走らない。
甲斐駒ヶ岳・日向山 イワカガミ。
イワカガミ。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
甲斐駒ヶ岳・日向山 鋸岳が視界に入る。
鋸岳が視界に入る。
甲斐駒ヶ岳・日向山 2607ピーク付近からは、アップダウンあり。
2607ピーク付近からは、アップダウンあり。
甲斐駒ヶ岳・日向山 ここは残置ロープもあった。
ここは残置ロープもあった。
甲斐駒ヶ岳・日向山 最後の急登。
最後の急登。
甲斐駒ヶ岳・日向山 その前に角兵衛沢のコルに下る
その前に角兵衛沢のコルに下る
甲斐駒ヶ岳・日向山 ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
甲斐駒ヶ岳・日向山 登頂。
登頂。
甲斐駒ヶ岳・日向山 八丁尾根。この日、高度2500m以下はクリアに見えたが、八ヶ岳、甲斐駒、仙丈などの山頂部には雲がかかっていた。
八丁尾根。この日、高度2500m以下はクリアに見えたが、八ヶ岳、甲斐駒、仙丈などの山頂部には雲がかかっていた。
甲斐駒ヶ岳・日向山 この標識(鋸岳、釜無川、編笠山)を見た時はルートミス。もう20m上部に正解の踏み跡有り。
この標識(鋸岳、釜無川、編笠山)を見た時はルートミス。もう20m上部に正解の踏み跡有り。
甲斐駒ヶ岳・日向山 イワベンケイ
イワベンケイ
甲斐駒ヶ岳・日向山 高度感あり。踏み跡はある。神経質になる必要はないと思うが慎重に。
高度感あり。踏み跡はある。神経質になる必要はないと思うが慎重に。
甲斐駒ヶ岳・日向山 横岳峠に再び戻ってきた。この手前で唯一他の登山者さんと出会う。今日は誰とも会わないと思っていたけど、会話できると新鮮で良い。
横岳峠に再び戻ってきた。この手前で唯一他の登山者さんと出会う。今日は誰とも会わないと思っていたけど、会話できると新鮮で良い。
甲斐駒ヶ岳・日向山 登山道崩壊部分は、尾根や沢の地形を見て迂回。
登山道崩壊部分は、尾根や沢の地形を見て迂回。
甲斐駒ヶ岳・日向山 少なくとも1~2年前は左側の崩壊地のところに登山道はあったであろう。
少なくとも1~2年前は左側の崩壊地のところに登山道はあったであろう。
甲斐駒ヶ岳・日向山 もしかしたら冨士川の水源は崩壊した岩場の下かもしれない。ちなみに最後尾の写真は他の方が撮影したのを転載(2年前)。
もしかしたら冨士川の水源は崩壊した岩場の下かもしれない。ちなみに最後尾の写真は他の方が撮影したのを転載(2年前)。
甲斐駒ヶ岳・日向山 長い長い林道を帰ろう。
長い長い林道を帰ろう。
甲斐駒ヶ岳・日向山 お疲れ様でした♪( ´▽`)
お疲れ様でした♪( ´▽`)
甲斐駒ヶ岳・日向山 2年前の写真を転載。斜面の様相が違う。
2年前の写真を転載。斜面の様相が違う。

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