道北遠征 武利岳 97/118

前武華から武利岳の稜線までの道のりはおおむね🦌道程度ありましたがところどころ薮に隠れている部分があります。 しかし、最深部の数十メートルは完全に深い薮に覆われていてピンテが見えなくて感覚だけで進まなければならない状態です。 途中にはビバークしたと思われる焚き火のあともありこの藪のなかで一夜を過ごすのは怖かっただろうなと感じました。 また、薮の中では朝露で上下びしょ濡れとなる可能性が高く着替えや雨具の準備等が必要だと思いました。 稜線に上がってからは、これまでの薮こぎ地獄から一転して天国の回廊のような高山植物が咲き乱れる別世界でした。 ニセピークを2つ越えて本当のピークにたどり着くころにはヘトヘトでした。