石狩岳-シュナイダーコース

石狩岳に行ってきました。登ったルートはシュナイダーコース。石狩岳山頂への最短コースですが標高差850ｍをわずか2㎞で登る急峻な尾根です。 登山口まで車で行き、そこから歩き出しました。しばらく平坦な沢沿いの道を歩いたあとこの沢を渡渉。丸太が渡してありましたが、沢水が超えていてていて沢をじゃぶじゃぶと歩いて行ったり、流木の上を歩いて渡ったりと皆思い思いの方法で沢を渡りました。 渡渉点から少し歩いて行くといよいよシュナイダー尾根への取付き。急峻な登山路という触れ込みでしたが、最初のうちは勾配もそれほどきつくなく拍子抜けでした。しかしその先しばらく行くといよいよ急登の連続で、途中から岩場やハイマツの幹が行く手を阻み手足を動員しての登りとなり、山歩きを満喫しました。 縦走路に出ると森林限界を超え、眼前に石狩岳の山頂を眺めながらの快適な登りが始まりました。途中コマクサ、キンポウゲ、チングルマ、エゾノツガザクラなどを眺めながら山頂に導かれました。 山頂では360度の雄大な大展望が待っていました。目の前には大雪山からトムラウシ山、十勝岳へと続く北海道の屋根ともいえる山々が続き、左手にはピラミダルなニペソツ山、反対側に目を向けると登ってきた道の向こうに音更山など360度の大展望を満喫しました。 この日はトムラウシ温泉まで行かないといけないので後ろ髪を引かれる思いで山頂を去り、来た道を戻りました。