12時間羅臼岳~愛はしがらみを救う~

2020.07.05(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 25
休憩時間
3 時間 16
距離
12.7 km
のぼり / くだり
1590 / 1410 m

活動詳細

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オホーツクの海が朝陽に照らされる頃、野鳥のさえずりとともに森は静かに目を覚ます。かつてアイヌの人々が ”地の果て” と呼んだシリエトク。 ここは知床岩尾別。今日も知床の朝は早い。。。   ほとんどがソロ山行のしがらみさん、知床は熊がおっかなくてなかなか挑戦できずにいましたが、今年こそはと覚悟を決め、ウィリーウィリアムスと武井壮の動画で熊対策をイメトレ。更にウェイトを3kg増やし、撃退スプレーを入手、そして登山者が大勢来るであろう山開きの日に決行という無敵状態。時刻は午前5時、朝もはよから羅臼岳へと出発です。  しかして真の強敵はヒグマではなく、高低差約1500mという羅臼岳そのものでした・・・道中のほとんどが急登、そして本日は快晴微風気温上昇。 いやぁ~ キツイ!!キツイったらありゃしない。  シャリバテヘロヘロで到着した羅臼平から見る本峰ドーン!!山だけにアッちゅう間にマウントとられ、ボキボキっと心折られる。まぁヒグマにマウントとられるよりはマシか。。。 休憩のタイミングで時折りご一緒になった愉快な叶姉妹に励まされ、カレーヌードゥと塩大福で気合をいれてラストガレ急登に向かいます。  あと少しというところでピークを見上げると、何やらわたしに手を振る若者たちが?! アレ??なんとsumo204さんとめぐみちゃん、山岳会のりょーたろーくんではないか!!なんたる偶然。同じ山に来ていたのね。よぉーし 頑張んべ!!  フラフラの老体で岩場をよじ登るわたしに、彼らは、ZARDの ”負けないで” の大合唱、応援のFAXがあちこちに貼られ、絶景の待つピークは 愛は地球を救う 状態でした。  活動タイム約12時間、羅臼岳は自身の限界指標となる山でした。 一番警戒し期待したヒグマにも出会えず。。。今後は身の丈に合った山行に切り替えよう。。。

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