活動データ
タイム
04:28
距離
12.9km
のぼり
416m
くだり
465m
活動詳細
すべて見る梅雨の合間を狙って、一昨年にオープンした九州オルレ 筑豊・香春コースへ。 福岡・新宮コースを歩いた後、すぐ行くつもりだったが、北九州市でコロナ感染者が増えてきたので、しばらく控えていた。 小説・五木寛之『青春の門』の舞台を🚶歩く! コースは、JR日田彦山線 採銅所駅をスタートし、フィニッシュは香春駅まで。 ※日田彦山線は、小倉南区の城野駅から大分県日田市の夜明駅に至る。添田~夜明間は、2017年の九州北部豪雨による被災のため、添田~日田間はバス代行輸送中。 【採銅所駅には、苦い思い出がある】 6年前の5月、夏山のトレーニングとして、北九州の山友と八幡駅から採銅所駅まで、福智山山系を大縦走したことがある。その間は、皿倉平~尺岳~福智山~牛斬山分岐などを通過。 通称30km、実際のGPS測定値は28.5km、歩行数は5.2万歩だった。 福智山からの下りから異変発生、両足に力が入らず、さらに牛斬山分岐の下りから、左足に重心をかけると脛部に痛みが走り、筋が切れたような状態になった。休みながらスローペースで歩き、ようやく採銅所駅にたどり着いた!歩行時間は12時間かかった。 〈香春岳と青春の門〉 「香春岳は異様な山である。決して高い山ではないが、その印象が異様なのだ。」これは、小説の冒頭を飾る言葉である! 筑豊のシンボル・香春岳(カワラダケ)は、一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と三連の峰があるが、石灰石採掘のため、一ノ岳は高さが元の半分程度に低くなって、山頂は平らになっている。 一ノ岳、二ノ岳は登山禁止。 スタートしてから、いきなり矢山の丘へ、標高差200m以上の登りだ。暑いのと、久しぶりの登りだったので、少しきつかった。 福岡市に長年住んでいるが、筑豊地区は石炭のイメージが強い。 銅、金の採掘がされていたこと、また現在も石灰石の採掘が、行われているとは知らなかった。 2つのバワースポットに元気をもらった! ひとつは、山崩れの際、その巨木で多くの人の命を救った、元光願寺の大クス! もうひとつは、香春岳山頂から落下したにもかかわらず、社殿を傷つけることなく、境内に鎮座した香春神社の巨岩 山王石! 春が香ると書いて「香春町(かわらまち)」。何ともうららかな名前だ。県外者は、きっと読めないだろうなあと思った・・・ コースのバンフの地図に、香春岳の記載が無かったので、恥ずかしいが歩いていても、どの山が香春岳が分からなかった。 香春駅にある観光協会へ尋ねると「駅の目の前の山が、香春岳一ノ岳です」と初めて知った。 写真に香春岳と記載しているのは、日記作成時に分かった。 コロナの関係で、車での遠出は長い間控えていた。今回は帰途に遠回りだが、九州自動車道を利用した。 何と高速道路を利用するのは、半年ぶりである。
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