大文字:南北の沢散策-2020-06-29

2020.06.29(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 39
休憩時間
53
距離
11.9 km
のぼり / くだり
738 / 821 m
33
42
9
2
50
1 10
28

活動詳細

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梅雨時期に大文字の南北の沢に確認のために行ってきた。南の沢は毘沙門堂の右(東側)の沢で、北の沢は水槽沢である。 この南の沢入り口は毘沙門堂の橋の所からでいいものと思っていたが、来てみると進入禁止であった。橋の下の川へ降りればそのまま行けるが、進入禁止脇からではNGと考えて少し戻った辻から東に行くと細い道が南北に通じていた。そういえばかなり昔この沢に来た時に随分手前からこの道に入ったことを思い出した。 そんなことで、今回は初めから出直しというチョンボだ。暗い細い鬱蒼とした小道を進むと毘沙門脇の沢沿いの道になった。ヒルでもいそうな雰囲気のする気分の優れない景色が続いている。沢との段差がなくなりかけたところが中尾根の取り付きのようだ。ここでGPSの現在地点はあるが軌跡がないことに気がついて、再度軌跡の記録をONにしたが、NGであった。どうも無料では10回までのようである。そこでヤマップに切替えて軌跡の記録は中尾根取付からである。 中尾根は送電線の巡視路のようでプラ階段の歩きにくい登路が続いている。しんどいなと感じたら鉄塔があって一服すると山科の街が木々の間から見えた。諸刃神社からの尾根もよく見えるようになった。さらに少し上がると2本目の鉄塔が現れて、これで今日の巡視路は終わりである。あとは381mピークまで傾斜も緩やかになって景色は見えないものの、何となく歩いた記憶が残る山道を淡々と歩くことに専念した。381mピークは中尾根、雨社、諸刃神社、毘沙門駐車場との十字路である。 小さなアップダウンを繰り返していると、如意ヶ嶽からの道を合わせて雨社大神に到着した。雨神社はいつの間にか綺麗に再建されると共に整理も行き届いて、小気持ちいい場所になった。そこから大文字はぶらぶらとすぐであるが、倒木の多さは半端でなく、何時になっても災害時のままで手つかずといった状態だが、通過だけは問題なく行けるのでマーいいか!。大文字山頂は月曜日の昼前だというのに15,6名の人がお話に夢中のようで、時間つぶしの散歩がてらなのだと感じた。 山頂から直接北斜面を降りて、熊山への尾根に通じる下降路を進み横断道を経て熊山のピークに立った。今日は熊山尾根を末端まで下降して、水槽沢からこの熊山の東に伸びる尾根に上がってこようという予定である。熊山尾根は次のピークは孫熊山であるが、登山路からは少しだけ離れているのでコースから直接孫熊に踏み跡を辿った。孫から子熊は明瞭な踏み跡である。子熊からは直ぐのピークが曾孫(ひまご)熊で、その先数十mで玄孫(やしゃご)熊である。 昨年秋ここ玄孫に末端から登ってきたのであるが、今日はここなら末端まで楽に下れるものと考えて、踏み跡がかなり明確な所を下降したら、ここは前回登ったコースを降りているのであった。新たなコースを発見したと思ったのは間違いであった。 下降した地点は水槽沢の二股で、左俣が本谷なのでそのまま遡行を開始した。倒木が少しあるが、沢床を左右に行き来をして登る。次の二股が見えてきたときに、左岸側にテープがあるのに気づいたのでGPSを確認するとこの斜面は孫熊山あたりに登る尾根と判断した。今日は熊山に直接登るので、左の中州状の場所から行くはずと考えて台地状に登ると、テープと薄い踏み跡が認められた。そこを登ると20分くらいで簡単に熊山に至った。午前中に来た熊山だ。これで本日の課題は完了した。唯一熊山尾根末端の最後の斜面が急傾斜で誰もがという点ではやや不安が残る状況だ。 後は、暫く行っていない出会坂、幻の滝、中尾滝、中尾城址を廻って、銀閣寺参道や哲学の道、南禅寺はコロナの影響か人はまばらで寂しげであった。 ”単” 

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