活動データ
タイム
15:08
距離
13.8km
のぼり
2087m
くだり
1933m
活動詳細
すべて見る一応、移動自粛も解除され、山小屋も制限付きながら営業を再開するところが増えてきたので、去年、途中撤退した鳳凰山へ行ってきました。 鳳凰山、稜線の美しさや地蔵岳のオベリスク、晴れていれば北岳や間ノ岳、富士山も見えるなど、様々な表情を見せてくれる山です。 その反面、そこへ至るまでの登山道、コースによっては、難易度が高く、危険と思われる箇所もあります。 (夜叉神からのコースはわかりませんが💦) 今回は御座石鉱泉から登り、鳳凰小屋で一泊し、翌日の鳳凰三山を巡ることにしました。 先に私が感じた点を書いておきます。 ・御座石からの登りは急登ではないものの、急坂が3カ所程度あるので、オーバーペースにならないように ・途中にトイレも水場もありませんので、トイレは登山口で済ませ、水も補給しておきましょう。 ・燕頭山から先の登りは、トラロープと鎖が張ってある区間は特に慎重に歩きましょう。足を滑らせてしまうとトラロープにぶら下がる形になり、リカバリーが困難です。ここが引き返すかどうかを判断するポイントだと思います。 ・鳳凰小屋、私が行った日、テント泊は予約もできません。人数制限ありの小屋泊のみです。小屋ではマスク着用、消毒スプレーと寝袋は持参でした。最新の情報は小屋に問い合わせてください。 鳳凰小屋から先のルート ・鳳凰小屋から地蔵岳の直登ルートは、ザレ場の急登です。体力温存を考えるなら、使わない方がいいです。 (鳳凰小屋から岩稜へ向かうルートで登ったほうがいいのかもしれません。) ・地蔵岳→観音岳→薬師岳のルートは、岩場の登り下りがあります。後ろ向きで降りた方が安全と思える場所もあるので、出来ない人はどこかの低山で練習しましょう。また、稜線歩きも注意しましょう。意外と何でもないところで事故が発生することがあると言われていますので💦 下山について ・御座石ルートはトラロープと鎖のある区間の下りやはいやだなあと思ったので、小屋の人に教えてもらった中道ルートで降りました。 ・薬師岳から中道登山道通って青木鉱泉へ下るのですが、車は御座石に停めたので、破線ルートを使う必要があります。 ・御座石も中道も途中にトイレもなければ、水場もありません。可能であれば、薬師岳直下の小屋で補給しておいた方がいいです。私は鳳凰小屋出発時に1.5Lをハイドレーションに入れたのですが、あともう少しで青木鉱泉というところで、尽きてしまいました。 ・標高差がかなりあり、足への負担が大きいです。破線ルートもだいぶ整備されたとはいえ、やっぱり破線ルートです。特に、御座石鉱泉へ下る最後の区間は幅が狭く、切れ落ちています。あと少しと油断して先を急ぐと滑落しかねません。 いろいろと思いつくままに書いてしまいましたが、北岳と間ノ岳の縦走はまだ無理だけど、稜線歩きは楽しみたいなぁと思ってる方には向いている山だと思います。 ※、ログが途中でおかしくなっているのは、土曜日の朝、小屋を出発時点からTorqueG04のGPS捕捉がおかしくなり、途中でiphoneに切替たからです💦
活動の装備
- モンベル(mont-bell)トレッキングパック 55
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